屋内にある換気扇周りの掃除に関してはウェブ上にものすごい量がアップされていますが、屋外となると一気に情報が無くなります。
そこで、今回は屋外にある換気扇レンジフードの掃除のやり方に焦点を当てて、屋外の汚れの原因や汚れを放置するとどうなるのかをチェックして参りたいと思います。
浸け置きで屋内の換気扇掃除をしている人は、屋外にある掃除の仕方もマスターしましょう。
屋外にある換気扇レンジフードの掃除のやり方やポイント!
屋内の換気扇の掃除のやり方はyoutubeといった動画投稿サイトにも大量に紹介されているので、そちらからお好みのモノを見つけることができるでしょう。
しかし、これが屋内にある換気扇の掃除となると一気に検索結果が減ってほとんどヒットしなくなります。
ここでは色んな人達のブログなどのやり方を踏まえた上で、具体的にどうすればいいのかを紹介して参ります。
用意するもの
・重曹やセスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤
・ドライバー(パーツを外して掃除する場合)
・スプレーボトル(スプレーを使って掃除する場合)
・スプーン(重曹ペーストなどを用意した場合)
・ゴム手袋
・スポンジ
・いらなくなった新聞紙や紙(養生で使えるならなんでもok)
・歯ブラシ
・キッチンペーパー(使い捨てタイプ)
・脚立or乗るための椅子
・汚れても良い腹
作業手順
①外の換気扇フード周り、特に下の部分を古い新聞紙などを使って養生する
②重曹やセスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤を用意して40℃から50℃程度のお湯に溶かす
③屋外のレンジフード内を②で用意したお掃除用の溶液に浸した雑巾や「バスボン」で拭く
④かなり汚れている場合は何度もセスキ炭酸ソーダ水や重曹水をつけて吹き直す
⑤仕上げに水拭きする
※外部の換気扇自体丸ごと外せる場合は外して外側をセスキ炭酸ソーダ水や重曹水に浸け置きすること
注意点
・ある程度の汚れならばセスキ炭酸ソーダ水や重曹水をスプレーボトルに入れて吹きかけて雑巾で拭くという作業でなんとかなりますが、外側の換気扇フードは汚れがガッツリとついている場合が多くこれだけでは落ちないケースが多い
・上を向いての作業になるので液だれが多発するので必ず外部換気扇周りは養生すること、地面に付着すると材質次第で変色する恐れがあるので地面も養生すると良い(特にアパートやマンションといった集合住宅では必須)
・重曹やセスキ炭酸ソーダは一度開封すると固まる可能性があるのでしっかりと密閉すること
・アルミ・木材・畳・大理石・漆など使えない素材があるので素材をチェックすること、特にアルミでできている換気扇もあるので要注意
・掃除頻度がほとんど無い外部換気扇の汚れは本当にひどいので、雑巾やバスボンはびっくりするぐらい汚れる。そのため、新品ではなく捨てる予定のモノを使った方が良い
・外部換気扇は取り外せるタイプもあるがねじがつぶれているケースも多いので、外せる形状でも最初にねじチェックは必須
屋外の換気扇レンジフードの汚れの原因は?
屋外の換気扇レンジフードの汚れの原因はキッチンで使って吸引された油と埃、そして煙草を吸う
人は煙草のヤニも追加されます。
さらに外部の換気扇となると雨によって濡れる可能性もありますので黒いシミのようなカビが発生するケースもあるでしょう。
要するにカビ・ヤニ・油・埃・コケなどが原因と言うことです。
これらが溜まってしまうことで金属製の素材の場合はサビに繋がってしまいますし、さらに放置してしまうことで穴が空いてボロボロになってしまう可能性があります。
屋内の換気扇汚れの原因よりも屋外の方が多くなってしまいますので要注意となります。
掃除頻度も屋内と比べると屋外は少なくなりがちですので、一度は意識してもらいたいと思います。
汚れを放置しているとどうなる?
内部の換気扇汚れを放置した場合は、嫌な臭いが残ってしまったり油汚れが蓄積されてしまうことで引火しやすい状況になってしまったりするのです。
これが外部になった場合はどうなるのでしょう。
仮に内部の換気扇はガッツリと掃除しているけど外部の掃除はほとんどしていないという人は、まず油がぎっしりと付いてしまいますので網やフィルターの通気性が格段に落ちます。
そのため、外に排気する能力そのものが低下してしまうでしょう。
油汚れに湿気が加わってしまうと今度はサビが発生してしまうようになるので、外部の換気扇フードそのものがサビだらけになって穴が空いてしまう恐れがあります。
サビが大量発生すると外壁にもサビが移ってしまう恐れがあるので要注意です。
サビだらけになると外観もかなり悪くなりイメージの低下に繋がってしまいますし、外壁にもサビが発生することで塗料の持つ機能が低下してしまい腐食に繋がって、最悪の場合雨漏りの発生に至ってしまう恐れがあります。
屋外の換気扇レンジフードの掃除に便利なグッズ!
屋外の換気扇レンジフードの掃除に役立つ便利な掃除グッズは以下のとおりです。
・ホース
・バケツ・
・ゴム手袋
・スポンジ
・高所用ブラシ(今回紹介した「バスボン」など)
・エプロン
後は養生するための段ボールや新聞紙などが必要になります。
一応重曹も紹介しておりますが、外壁の換気扇レンジフード周りは屋内の換気扇よりも放置され気味で、汚れがガッツリと付いていることが多いので重曹では対処できないケースも多いです。
個人的にはセスキ炭酸ソーダや酸素系漂白剤を使って汚れを落としたほうが良いと考えています。
また、屋外の換気扇レンジフードは高い位置に設置されているため掃除しにくいというケースも多く、上を見ながらの作業となるでしょう。
そうなると顔や目にセスキ炭酸ソーダ水などが付着してしまう恐れがあるのでできれば、マスクや眼鏡を用意した方がいいかもしれません。
液だれも多発する可能性が高いのでエプロンをして作業することも大切です。
プロの掃除業者の料金相場や選び方
換気扇掃除の相場はだいたい1万円から2万円になります。
選び方のポイントは以下のとおりでしょう。
・キッチン周りの掃除に関する専門家かどうか
・料金が極端に安いとか高いのはNG
・損害賠償保険に加入しているかどうか
・実績はどうなっているのか
他にはひとり暮らしの女性が依頼をする場合、女性の担当者が選べるとかなり気持ちが楽にありますので、これも意識した方がいいかもしれません。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は外部にある換気扇掃除についての情報をまとめて参りました。
外部の換気扇掃除は内部とはやり方がだいぶ異なっていることが多いので、まずはどのような形状になっているのかを確認してください。
手の届く場所ならまだいいのですが、届かない場所ならば脚立や椅子を使う必要が出てきますし、外せるタイプなら取り外ししての掃除も考慮しないといけません。
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