青い宝石といえばサファイアが定番ですが、このサファイアは9月の誕生石でもあるのです。
今回はこのサファイアの色や効果について詳しく解説し、お手入れの方法やサファイア以外の9月の誕生石についてもチェックしてまいります。
サファイアは知名度の高い宝石なので名前と宝石の形や色をすぐに連想できる人も多いでしょう。
宝石言葉も石によってさまざまなので、その辺りについても後半で詳しくお伝えしていきます。
それらの簡易的な情報を含めて気になる部分を抑えていきましょう。
サファイア以外の9月の誕生石一覧!
9月の誕生石として有名なサファイアですが、9月のその他の誕生石にはアイオライト・ペリドット・ラピスラズリが該当するようです。
これら3つの誕生石についても詳しくみていきましょう。
アイオライト
別名ウォーターサファイアとも言われているのがアイオライトという石です。
和名は菫青石(きんせいせき)といい、宝石言葉は「初めての愛・徳望・誠実・心の安定・癒し・不安の解消」などが挙げられます。
アイオライトは結婚へ導く石、人生の羅針盤、第三の目の効果があるとされており、迷った時には正しい道へと導いてくれると言われているのです。
さらに魔除けの効果や良い結婚相手を見つけてくれるとも言われているので、このような悩みをお持ちの方はアイオライトを持っておくといいでしょう。
ペリドット
別名ハワイアン・ダイヤモンドとも呼ばれているペリドット。
和名は橄欖石(かんらんせき)といい、宝石言葉は「夫婦の幸福・夫婦愛・幸福・平和・希望・優しさ」などが挙げられます。
ペリドットは太陽の石とも呼ばれていて、太陽のような明るい光で目標を照らし出し、困難を乗り越え夢を実現できるようにする石です。
結婚記念石であるペリドットを贈ると結婚生活が充実して幸せな生活を送ることができます。
ラピスラズリ
ラピスラズリは邪気を退けると言われおり、不幸や悪縁などを退けて良い方向に導いてくれると言われている石です。
和名は瑠璃(るり)で、宝石言葉は「崇高・尊厳・健康・幸運・愛・永遠の誓い」などが挙げられます。
古代エジプトでは聖なる石ともいわれる宝石で、純金と同じくらい高価だったそうです。
ラピスラズリは恋人たちの愛と夢をやさしく守ってくれる石とも言われています。
9月の誕生石サファイアの意味や由来
9月の誕生石であるサファイアは日本では蒼玉や青玉という名前がついている宝石で、酸化アルミニウムの変種に該当します。
サファイアはラテン語の青色が語源であり、その名前の通り「青」という意味がある宝石となっております。
硬度はなんとダイヤモンドに次ぐ硬さで、傷つきにくい宝石でもあるのです。
また、青というイメージが圧倒的に強いサファイアですが実は赤でないものがサファイアなだけで、不純物によって赤色になったものはルビーとなります。
主にタイやミャンマーやスリランカで採掘できるサファイアは今から1900年前のローマ皇帝であるトラヤヌス帝の頃にはインドとの懸け橋によってヨーロッパに伝わったという情報もあり、ヨーロッパからアジア圏まで含めて人気のある宝石となっています。
キリスト教においても司教の叙任のしるしとしてこのサファイアが使われていたといわれていますので、世界レベルで昔から有名な宝石だったのです、
特にキリスト教においては聖職者にこそふさわしい石ということで、枢機卿や司教が愛用した宝石であり、最終的には「聖母マリアを象徴する石」や「信者の病をいやす宝石」という扱いをされるようになりました。
古代ギリシャや中世ヨーロッパでは毒薬に対する解毒剤としても使われていたといわれておりますので、病をいやす宝石と呼ばれていたのでしょう。
また、歴史の偉人もこのサファイアの輝きを好む傾向にあり、東方見聞録で有名なマルコポーロもフビライ・ハンへの献上物としてサファイアを用いたという情報もあるのです。
このように昔から各所で好まれている宝石ですが、日本でも知名度の高い部類に入る宝石なので好んでつける人も多いでしょう。
サファイアの宝石言葉は?
サファイアの宝石言葉は「慈愛」や「誠実」や「徳望」です。
病を治療する効果がある宝石や、キリスト教において重宝される宝石なので神の恩恵にまつわる言葉や賢人にふさわしい言葉が並んでおります。
基本的に宝石言葉はこの宝石がどのように扱われているのか、歴史と結び付いていることが多いので、「慈愛」や「誠実」や「徳望」や「一途な思い」という言葉も納得でしょう。
また、宝石言葉ではありませんがサファイアは「サムシングブルー」という別名を持っており、花嫁が身につけると幸せになる宝石ともいわれているのです。
青は誠実さを表す色という認識の国も多く、結婚式においても重宝される宝石となっております。
「誠実」という宝石言葉や「一途な思い」という宝石言葉が婚約指輪にふさわしいという考え方もわかりやすいのではないでしょうか。
サファイアの色や効果は?
サファイアは画像にあるように青が基本となっております。
もともとラテン語の「青」である「サフェイロス」が名前の由来となっているので、多くの方々がサファイアは青い宝石であるという認識でしょう。
実はサファイアは鉱物的にはコランダムというものに属していて、赤色がルビーでそれ以外は全部サファイアなのです。
つまり、黄色もピンクも濃い青も緑も紫のサファイアも存在しているということです。
中には3本の線が交差している特殊なサファイアの「スターサファイア」と呼ばれるのも存在しているので、かなり特徴がありバリエーションもある宝石といえるでしょう。
また、サファイアには濃い青から生み出される沈静効果が注目されているのですが、色によってはその効果は発揮されるのか微妙な気がします。
ただし、それ以外にもカリスマ性を発揮するとか勝利を呼び込む効果があるとか、組織の基盤を固める効果があるとか、経営を安定させる効果があるという噂もある宝石です。
どうやら、サファイアはかなり硬度が高いので「丈夫な地盤を持つ力がある」という逸話があり、それにまつわる効果が期待されるので小。
サファイアのお手入れ方法は?
サファイアは太陽光を用いて羅針盤代わりに使われていたという逸話があるように、太陽の光には強いです。
水も問題ありませんので、超音波洗浄でも水やぬるま湯の洗浄でもいいでしょう。
落としにくい汚れがついている場合はぬるま湯に中性洗剤を溶いて5分ほど浸し、柔らかいブラシなどを使って汚れを落とすといいでしょう。
ただし、グレードの低いサファイアだと宝石の中にちょっとしたひびが入っている可能性がありますので、超音波洗浄を使うと割れてしまう恐れがあります。
基本的に安い宝石を購入した場合は超音波洗浄を用いないほうが安全です。
YouTubeでも宝石のお手入れ動画がありましたので、いくつか紹介させていただきます。
サファイアを使ったアクセサリーの人気商品を紹介!
タイタニックモデル大粒サファイアペンダントネックレス合成サファイア
最高級のカシミール産を使った合成サファイアのネックレスです。
ハートの形にカットされたサファイアは人を引き付ける輝きを放ち約1万円で購入できるとは思えない完成度となっております。
購入者も非常に満足している一品で、レビューの中には「大きすぎてびっくりした」とか「合成石とは思えない輝き」という言葉が並んでおり、満足していることが良くわかる商品です。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は9月の誕生石であるサファイアを紹介しました。
青い宝石であるサファイアはやっぱり独特な色なので、かなり興味がある人も多いでしょう。
合成石でもかなりのレベルのサファイアが用意できる時代になっているので、青い宝石が気になるという方は今回紹介した楽天の商品を確認してみてください。
9月以外の誕生石一覧!
誕生石は9月以外にもそれぞれの月にあって、宝石言葉も異なります。
そこで、ここでは9月以外の誕生石についてもまとめていますので、気になるところをぜひチェックしてみてください。
それぞれの宝石の意味を知るのも面白いですよ。
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