タンザナイトの色や効果はなに?お手入れ方法を教えて!
クリスマスや年末で忙しい12月の誕生石はタンザナイトです。
ダイヤモンドやエメラルドと比較すると知名度では劣りがちなタンザナイトですが、今回はこのタンザナイトに注目してどのような意味を持たせられている宝石なのか、逸話はあるのかを調べて参ります。
12月のタンザナイト以外の誕生石があるのかもチェックして参りましょう。
「タンザナイト」の意味や由来
タンザナイトは灰簾石(ゾイサイト)に属する青から青紫色の宝石です。
このタンザナイトが発見されて命名されたのは1960年代と非常に最近で歴史的な積み重ねはダイヤモンドやエメラルドなどと比較するとどうしても薄くなってしまいます。
タンザナイトという名前は「タンザニアの石」という意味を持っており、東アフリカのタンザニアでルビーを探していたマニュエル・ト・スーザーが採掘したのが始まりとなっております。
本格的に宝石としてこのタンザニアが騒がれるようになったのは1980年代のことでアメリカ合衆国の宝石商であるティファニーが宝石としての価値を見出して売り出すようになってからです。
そこから爆発的に人気のある宝石となって「20世紀最大の発見」という称号すらいただき、ダイヤモンドよりも価値のある宝石だと認知されるようになりました。
人によってはダイヤモンドの1000倍はタンザナイトの方が価値があると豪語するほどです。
このタンザナイトは位置関係によって見え方が変わってくる「多色性」という性質を持ち、そしてある程度の硬さはありますが特定の方向に対する刺激に弱く割れやすいという「劈開性」という性質を持っております。
特に後者が厄介で、複雑な宝石加工を行うときの壁となってしまいタンザナイトはある程度決まった加工糸かできない代物となってしまっているのです。
この「劈開性」というのは購入者も意識しないといけない性質で、衝撃の与え方次第で一定方以降に割れてしまいます。
「劈開性」はその宝石の保管やケアにも直結する話題であり、汚れを取るときも意識する必要がある部分です。
ちなみに、発見されてからまだ短い宝石であるタンザナイトはその価値の付け方も変動しており、最初のうちはブルーサファイアのような多色性が抑えられていて青味が強いものが効果という認識だったのですが、考え方が次第に変わって多色性の強いものほど美しくタンザナイトとしての価値も高いという状況になっています。
10年後や20年後ではまた考え方が変わっているかもしれない宝石ですので、なかなか勝ちが計り知れない宝石になっていると言えるでしょう。
宝石言葉はなに?
タンザナイトの宝石言葉は高貴・空想・冷静・知性・希望・神秘・問題の解決などが該当します。
タンザナイトは青や紫色が基本となっている宝石なので、冷静とか高貴とか神秘という言葉がくっついてくるのでしょう。
想像力を刺激することで素晴らしい発想力を与えてくれる宝石というのはやはり青色に多くなっています。
ただし、このタンザナイトは多色性という性質を持っている特殊な宝石であり、見る角度や方向によって美しいグラデーションを見せてくれるので、ただの青色とは毛色が違うと言えるでしょう。
タンザナイトの色や効果は?
タンザナイトの色は先ほど記載したように青から青紫色ですが、見る角度や方向によって輝きや色が大きく異なる多色性の宝石なので、一つの色では表現できないでしょう。
ただし、タンザナイトにも多色性の度合いが異なりますので、宝石事に輝きや色の違いが目立つでしょう。
このタンザナイトのパワーストーンとしての力は、ひらめきが多くなるとか自己啓発を促すとか、前向きな気持ちにしてくれるといったその人に力を与えるモノが多くなっています。
いわゆる周りに影響を与えて対人関係をよくするというよりも、その人本人に力が宿る宝石という事です。
大きな転換期や重要な局面に立っている人の後押しもできる宝石と言われております。
その他の12月の誕生石はある?
12月の誕生石として扱われているタンザナイトですが、他にもターコイズやブルージルコンやラピスラズリも誕生石として扱われているようです。
まずターコイズですが別名トルコ石とも呼ばれている宝石で、青色といよりは水色の宝石というイメージが強いです。
化学的には水酸化銅アルミニウム燐酸塩に属する不透明な鉱物で、かなり歴史がある宝石となっております。
ちなみに、トルコ石という名前ですが特にトルコで採掘できるものではなくアトラス山脈周辺の砂漠で採掘されたモノがトルコ経由でヨーロッパに広まったからそのような名前になっているようです。
ジルコンは別名風信子(ヒヤシンス)石と呼ばれる宝石で、こちらも古くから装飾用宝石として扱われています。
ラピスラズリは非常に歴史がある宝石で、人類が歯靴して利用した最古の宝石の一つと言われております。
古代エジプトやシュメール人や古代バビロニアという遙か古代の時代に用いられた宝石であり、旧約聖書にも登場していると言われております。
お手入れ方法について
タンザナイトは簡単に割れてしまう宝石なので、手入れは慎重に行いましょう。
ダイヤモンドなどの洗浄によく用いられる超音波洗浄機との相性もかなり悪い宝石となっていますので、汚れが発生した場合は手洗いをしてください。
温かい石鹸水に5分程度浸してから、柔らかい歯ブラシなどを用いて汚れを落としましょう。
通常の熱や光や化学薬品にはある程度の耐性がありますので、石鹸水などは使えるのです。
ただし、高熱や急激な温度変化には耐えきれずに割れてしまうという報告もありますので、手入れをする場合は慎重に作業してください。
タンザナイトを使ったアクセサリーを紹介!
K18天然タンザナイトピアス 3mm タンザナイト ピアス
天然タンザナイトのピアスです。
大手ネット通販サイト楽天で4000円以下で購入できる天然のタンザナイトであり、非常に顧客満足度の高い商品となっております。
そこまで自己主張が激しくないので、普段使いにもできますし会社に向かうときにも用いることが可能な宝石となっております。
レビュー数も100件を突破しており、評価も5眼科医で4.77と非常に高くなっているので、安心して購入できる宝石の一つと言えるでしょう。
約3000円でこのレベルの宝石が買えるのはすごいことだと思います。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は12月の誕生石についての情報をまとめて参りました。
12月の誕生石はなんと4種類も用意されているので、なかなか珍しい月と言えるでしょう。
個人的にびっくりしたのはこのタンザナイトがかなり新しい宝石だということです。
新しい宝石なのに一気に商品価値が高まって宝石好きにはたまらないダイヤモンドを超えた一品という扱いを受けている部分も見逃せません。
実際に高いモノはびっくりするぐらいの値段になっているので、ちょっと覗いてみるといいでしょう。
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