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寿老人様の意味や由来や読み方は?見た目の特徴や見分け方を教えて!

寿老人様にはどんなご利益がある?ご真言や祀っている寺院は?

毘沙門天弁財天恵比寿様と比べるとマイナーになってしまう寿老人様は知識としてどのような存在なのかをしっかりと認識している人も少ない七福神となっております。

そこで、今回はこの寿老人とはどのような存在なのか、読み方はどうなっているのか、由来やご真言は何か、祀っている寺院はどこなのかを記載して参ります。

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寿老人様の意味や由来は?

寿老人は道教の神仙で道教における南極老人星の化身です。

お酒を好む頭の長い神様として描かれることが多く、長寿の福をもたらす神様でもあります。

ただし、実際にいた人物でもあるとされ中国の宋時代における「元祐年中の人」と表現されることもあるようです。

また、団扇を持って鹿をつれていたという逸話があるので、この2つが特徴として描かれることが基本となっています。

他にも寿老人は老子の化身であるという説もあり、道教では大切な存在として扱われてきたことがわかります。

ただし、この道教は中国の文化大革命で壊滅的な打撃を受けてしまったので信者もかなり少なくなってしまい、世界レベルで馴染みが薄い宗教になりつつあります。

同じ七福神である福禄寿も南極星の化身であるとしてあがめられることもあり、同じ神様で違う名前が付けられている「同体異名」として扱われることもあるのです。

そのため、時代によってはこの寿老人が七福神から除外されて別の神様が船に乗ることすらあります。

寿老人様の読み方

寿老人の読み方は「じゅろうじん」です。

読み方は特に難しい部分はありませんので、そのまま呼んでください。

読み方で間違えることはほとんどありませんが、同じ七福神である福禄寿との見分け方で判断できないというケースは多々あります。

本番はこの福禄寿との見分け方です。

見た目の特徴や見分け方は?

福禄寿がいなければ見分けるのも簡単なのですが、福禄寿がいると一気に難易度が上がります。

長い頭、長いあごひげ、大きな耳たぶという特徴がありますがこれは福禄寿とも一緒です。

持ち物は巻物を括り付けた杖があるのですが、これは福禄寿も持っていること多いのでカウントできないでしょう。

違いは福禄寿の場合は宝珠を持っていることが多いということ、寿老人は桃と団扇を持っている可能性が高いことです。

寿老人は逸話の一つにこの団扇を使って難を打ち払うというものがあるので、そこから用意するのが当たり前となって福禄寿との違いを明確にするアイテムにもなってくれました。

瓢箪を持っているという逸話もあるのですが、寿老人も福禄寿も持っているケースがあるのでこれも比較のためのアイテムにはなりません。

ちなみに、この寿老人が持っている桃は長寿を意味する果物です。

中国では仙人がためる果物として桃が描かれることがありますので、そこからきているのかもしれません。

ちなみに、寿老人は長寿を意味する鹿をつれているとされていますが、同じような存在である福禄寿は鹿ではなく亀や鶴をつれているので引き連れている動物がなんなのかで比較ができるという意見もあるのです。

ただし、七福神として表現する時はこの動物は記載されないことがほとんどなので、使役している動物がわかっても見分けがつかなくなるケースが多々あります。

なので、何を持っているのかで判断するしかないでしょう。

一部の人達は「同一視もされていた神様なので見分ける必要も無いし一緒にしてしまうのが正解」と見分けがつかなくても問題が無いとしていますが、今の日本で七福神を改めることは起こりにくいと思いますので、豆知識の一つとして見分けられるようにしておくのが正解だと思います。

どんなご利益がある?

寿老人は名前に寿命の「寿」が入っている神様なので、その単語通り寿命にまつわる神様として信仰されました。

寿老人の逸話でも「1000年に1度訪れる澄み渡った黄河を何度も体験した」というものもあるので、そこから長生きしている特別な存在して扱われてきたことがわかります。

他にも学業成就・厄払い・家庭円満・金運アップ・健康などの加護を授かることができると言われております。

寿老人の長い頭は知恵者であることの証であり広い見識と礼儀を兼ね備えていたとされております。

それ故に「福徳」の神様でもあるのでしょう。

また、その知恵から質素倹約によって財産を守るという認識もあるので、金運アップのご利益もあると考えられています。

寿老人様のご真言

寿老人のご真言は「オン バザラユセイ ソワカ」で、菩薩の一尊である普賢菩薩と同じ真言なのです。

法華経に登場する菩薩で女性人気の高い菩薩でもあります。

祀っている寺院はどこ?

寿老人を祀っているお寺は七福神巡りをすると必ず見つかります。

その中でも有名なのは徳川家康が寿老人仏を納めたという逸話がある東京都の長安寺と、京都の七福神巡りで伺うことになる行願寺です。

また、鹿が寿老人の使いではありますがこの鹿が奈良県の春日大社茨城県の鹿島神宮において神様の神使とされていることから、そこに繋がりがあるケースもあります。

一説には春日大社を信仰している人達が鹿を使いとしている寿老人を福の神として扱って広めたとされているのです。

寿老人と福禄寿が同じなら七福神は実は違う?

寿老人と福禄寿は同じ神様であるという見解は過去から何度も行われており、七福神のメンバーは固定されておらずかなり迷っていたことがわかっております。

まずは、七福神がどのように誕生したのかを調べて見ましょう。

七福神の中でも非常に有名な大黒天や毘沙門天や恵比寿は三神として信仰されることが多かったので永安時代以降ひとくくりとして扱われるようになり、これが七福神の始まりと考えられているのです。

平安末期になると弁財天信仰も深まるようになり、さらに室町時代になると仏教の布袋様と道教の福禄寿と寿老人が信仰されるようになるのです。

つまり、七福神が揃ったのは室町時代なのです。

ただし、この七福神はメンバーが決まっていないので今のような形にはなっていませんでした。

そこで冒頭の話に出てきた「寿老人と福禄寿は同じ神様であるという見解」に繋がり、寿老人の代わりにおたふくや猩猩や吉祥天やダルマや不動明王や愛染明王や稲荷神などが入っていたとされているのです。

ただし、外されたのが寿老人ではなく弁財天や福禄寿だったケースもあるようで、入れ替わり立ち替わりしていたのでしょう。

このようにメンバーが決まっていなかったという経緯があるので、ちょっと違う歴史があればメンバーが異なっていた可能性は大いにあります。

また、七福神に他の神様をくわえて八福神として扱っている所もあるという情報もあるので、七福神という存在は結構あやふやであることがわかってきます。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は寿老人についての情報をまとめました。

七福神の中では最も情報を集めるのに苦戦した神様であり、あまり知られていないのも納得してしまう神様でした。

とくに由来を調べれば調べるほど福禄寿と同じ存在にしか見えなくなってしまったので、なぜ習合して別の神様を七福神に入れたほうが広まらなかったのか、そちらの方が大きな謎となっています。

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