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仏滅に新しいものをおろすのはNG?縁起が悪い理由は?

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六曜の中で最も縁起の悪い仏滅ですが、今回はその中でも新しいものをおろすという行為全般との相性について触れていきます。

主題は新しいものをおろすという行為全般ですが、それ以外にも仏滅がそもそも縁起が悪いとされている理由は何なのか、仏滅にやってはいけないことは何か、やっても大丈夫なことはあるのか、吉日と貸さなかったときの考え方はどうなっているのかも調べてまとめて行きましょう。

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仏滅に新しいものをおろすのはNG?

仏滅は『勝負なしの日』や『仏も滅びる日』という意味があり、基本的に万事に凶かつ1日中凶という六曜の中では最悪の日に該当します。

そのため、あらゆる事柄と相性が悪いと考えられているので、新しいものをおろすのも基本的にはNGとなるでしょう。

ただし、一部の人達には『仏滅は全部滅ぶのだから逆に新しい事柄とは相性が良い』という考え方があるため、プラスに捉えられているようです。

また、その考えによるとどうも午後から運気が上昇すると捉えられているので、午後ならば新しい何かを始めてもプラスになると言えるのではないでしょうか。

この考え方は一般的なものではないので、ご注意ください。

新しいものをおろすのにオススメの日は?

新しいものをおろすのに最適な日について検討しましょう。

具体的にわかりやすいのが『靴』なので、靴を下ろすのに最適な日を考えると以下のような吉日が当てはまります。

大安:大安吉日、とにかく1日吉なので迷ったらこれ
友引:大安に次ぐ吉日なので安パイ
先勝:午前中が吉の六曜、新しい靴とはそういう意味で相性が良い
天赦日:日本の暦の上で最高の吉日で、1年に5回か6回程度しか発生しない。何をやってもプラスの日なので、金運を含めた総合的な運気がアップ
一粒万倍日:『一粒の籾(もみ)が万倍にも実り、立派な稲穂になる』という意味があり、新しいことやプラスになることが倍になって帰ってくると言われている吉日。ただし、借金も倍になるので注意が必要
寅の日:寅は『千里行って千里戻ることができる』という故事やその柄から金運アップの象徴とされている。そのため、お金を使っても戻ってくるとか旅をしても安全に戻ってこられると考えられている
巳の日:いわゆる蛇の日、蛇は財運の神である弁財天の使いなので、その力にあやかって金運が上がる日とされている
己巳の日:巳の日の力がよりパワーアップした吉日
天一天上:天一神という方角を司る神様が天へ帰っているため運気が上昇している日、目的に向かって真っすぐ進んでいく運が上昇すると言われている
大明日:暦には『大みやう』と書かれる吉日、全ての吉事・善事に用いて大吉だが特に建築・移転・旅行に相性が良い
天恩日:暦には『天おん』と書かれる暦注下段。天の恩恵を受ける日という意味があり、吉事全般と好相性
復日・重日:吉日と重なることで吉日の効果が増し、凶日と重なることで凶日の効果が増す日。一粒万倍日と似ている

仏滅が縁起悪いと言われる理由は?

これは仏滅の意味や由来を知ると縁起が悪いとされている理由が見えてきます。

仏滅の意味

仏滅は『勝負なしの日』や『仏も滅びる日』という意味があり、基本的に万事に凶かつ1日中凶という六曜の中では最悪の日に該当します。

特に、祭事や祝事とは相性が悪いと解説されることが多いです。

元々の由来となった中国起源の占いで、六曜の原型は『空』『執』『破』『立』『生』『成』の6つの吉凶を1日ごとに割り当てたものです。

仏滅は『空』にあたる日で、『物事が空しくなる』『何も始まらない』という意味がありました。

日本に来てもその意味は受け継がれたようで、そこから縁起が悪いとされているようです。

また、仏教ではお釈迦様が80歳で亡くなった2月15日が『釈迦入滅の日』というものが存在しており、その考え方とミックスしたという情報もあります。

とにかく終日凶なので、物事を行わずに静かに過ごすのが理想的な日という扱いをされています。

由来でも解説しますが元々『仏滅』はあらゆる物事が滅びる事から『物滅』だったのですが、次第に仏も滅びる大凶日という意味になったために変化したため『仏滅』となったのです。

仏滅の由来

仏滅を含めた六曜は、元々古代中国にあった六壬時課または小六壬という時刻占いが由来となっています。

室町時代頃に日本に輸入されると、日本にあった陰陽道の考え方と混じり合うことになりその名前や意味が変化していったのです。

最初の頃は仏滅ではなく『空』や『空亡(虚亡)』という表記で、仏が滅びる大凶日という意味もありませんでした。

詳しい変遷まではわからなかったのですが、時代と共に『空』⇒『空亡(虚亡)』⇒『物滅』⇒『仏滅』という変化を遂げたようです。

江戸時代になると平和になったことでこの六曜の考え方が一気に広まり、そこで様々な解釈がされたことで今のような扱いをされるようになったようです(六曜などの暦注が広まりすぎた結果、幕府が禁止令を出すことになり、明治政府からも禁止令が出ている)。

仏が滅びるといった意味はおそらく、このいろんな意味を持つことになった江戸時代が関係していると予想しています。

仏滅が縁起が悪いとされている理由

このように、古代中国の六曜の原型が日本に伝わり、そこで仏滅の紀元となる『空』が『物事が空しくなる』『何も始まらない』という意味が日本に伝わったことで、『空』は縁起が悪いものとして扱われるようになったのです。

最初は仏が滅びる大凶日という意味はなかったのですが、時代と共に『空』⇒『空亡(虚亡)』⇒『物滅』⇒『仏滅』という変化を遂げました。

すると『仏も滅びる日』という意味が付随するようになって、とにかく縁起が悪い大凶日という扱いをされるようになりました。

個人的な考察ですが、六曜が爆発的に広まった江戸時代の民衆がそういった意味で広めてしまったことで、縁起が悪いとされたように感じます。

仏滅にやってはいけないことは?

仏滅は『勝負なしの日』や『仏も滅びる日』と言われ、縁起が悪いとされる日です。

そのため、以下のようなことは避けた方が賢明でしょう。

お祝いの品を贈る

相手が六曜を意識している場合、仏滅の日にお祝いの品を贈ると『常識がない』と思われる可能性があります。

良好な関係を維持するためにも、相手がいるときは六曜を意識した方が賢明です。

入籍をする

入籍する日については諸説あり、仏滅は別れる確率が上がるとの説もありますが、科学的根拠はありません。

しかし、一部の人から非常識と見なされる可能性があることは覚えておく必要があります。

結婚式を挙げる

結婚式には様々な考え方を持つ人が集まります。

中には六曜を強く意識している人もいるでしょう。

そのような場で仏滅に結婚式を挙げると、非難の対象となりやすいので注意が必要です。

予約が取りやすいなどのメリットがあっても、目に見えないデメリットが生じる可能性があります。

車を納車する

車は家族や親類を乗せる機会が多いため、彼らの中に六曜を強く意識する人がいれば、仏滅の日に納車すると非難される可能性があります。

一人暮らしならば気にする必要はありませんが、家族がいる場合は注意が必要です。

不動産を契約する

不動産会社は六曜を重視する傾向がありますが、気にしない人は意識せずに契約しても構いません。

ただし、会社の方針として仏滅を避けるよう指示があれば、それに従う必要があります。

総じて、仏滅の日に何かを行う際は、周りの人々が六曜をどの程度意識しているかを考慮する必要があります。

自分が気にしていなくても、相手が気にしていれば、良好な人間関係を維持するためにも配慮が求められるでしょう。

仏滅にしても大丈夫なことは?

次は仏滅にやっても問題ないとされていることをまとめましょう。

通夜やお葬式

仏滅の名称に『仏が入っていますが、仏教とは関係がありません。

したがって、通夜やお葬式の日程を仏滅に合わせる必要はありません。

ただし、一部の人は仏滅をあらゆる行動にNGと考えているため、注意が必要です。

お墓参り

お墓参りは六曜との関係性を気にする必要はありません。

故人を偲び、供養することが最も重要です。たとえ命日が仏滅であっても、故人への思いを最優先するべきでしょう。

引っ越し

仏滅は基本的にあらゆる行動がNGとされていますが、一部の人は『1からやり直す生まれ変わり』の意味があると考え、引っ越しとの相性が良いと言われています。

また、予約が取りやすかったり料金が安くなる可能性があるというメリットもあります。

厄払いやお参り

厄払いやお参りは神道と関係があり、六曜とは無関係です。

したがって、仏滅にこれらを行っても問題ありません。ただし、気になる場合は別の日に変更することも可能です。

総じて、仏滅は縁起が悪いとされる日ですが、個人的な価値観次第で問題ない行動もあります。特に、宗教的な行事や故人への供養など、精神的な部分を優先すべき場合は、六曜よりも心を大切にすることが重要です。

仏滅と吉日が重なった時はどうなの?

仏滅と吉日が重なったと時の考え方は2パターンあります。

①仏滅は最強の凶日だからあらゆる吉日の力を相殺する

②仏滅のマイナスパワーを打ち消す

これは正解はないのでその人の考え方次第でしょう。

具体的に運気といったものは数値として見ることが出来ないので筆者もなんとも言えないと思っています。

考え方次第ではありますが、六曜は占いのような物なので自分にとってプラスになるように考えられた方がお得です。

なので、①の考え方はオススメできません。

仏滅に関するよくある質問

仏滅とは何ですか?

仏滅(ぶつめつ)とは、六曜の一つで、「何事も慎むべき日」とされる日です。

仏滅は六曜の中で最も不吉とされており、結婚式や新しい事業の開始、契約などを避けるのが一般的です。

仏教の「仏」とは関係がなく、もともとは「物滅」と書かれていたものが変化したとされています。

この日は、控えめに過ごすことが良いとされ、重要な決定や大きな行動は避けるのが賢明です。

仏滅に結婚式を挙げるのは避けるべきですか?

一般的には、仏滅に結婚式を挙げるのは避けるべきとされています。

仏滅は六曜の中でも最も不吉とされる日であり、多くの人が結婚式や重要なイベントをこの日に行うことを避けます。

しかし、一方で仏滅は式場やホテルが空いていることが多く、費用も抑えられるというメリットがあります。

仏滅にこだわらないカップルや費用を重視する場合には、仏滅に結婚式を挙げることも選択肢の一つです。

仏滅に引っ越しをするのは良くないですか?

仏滅に引っ越しをすることも、一般的には避けるべきとされています。

仏滅は不吉な日とされるため、新しい生活のスタートを切る日としては適さないと考えられています。

ただし、引っ越しの日程が仏滅しか取れない場合や、あまり気にしない人もいます。

仏滅を気にしない場合は、自分の都合に合わせて引っ越しを行っても問題ありませんが、可能であれば仏滅以外の日を選ぶと良いでしょう。

仏滅に新しい仕事を始めるのは避けるべきですか?

仏滅に新しい仕事を始めることも、一般的には避けるべきとされています。

新しいスタートを切る日としては不吉とされるため、初出勤日や開業日としては避けるのが無難です。

しかし、現代では六曜を気にしない人も増えており、実際には仏滅に仕事を始めても大きな問題が起こるわけではありません。

気にしない場合は、自分のスケジュールに合わせて行動しても良いですが、周囲の意見や風習も考慮することが大切です。

仏滅に行動を控えるべき理由は何ですか?

仏滅に行動を控えるべき理由は、六曜の中で最も不吉な日とされるためです。

古くから、日本の風習では仏滅の日に重要な行事や新しいことを始めるのは避けるべきとされてきました。

これは、仏滅の日に始めたことがうまくいかないという迷信から来ています。

現代では、必ずしも仏滅を避ける必要はありませんが、伝統や風習を重んじる人々にとっては、仏滅の日に重要な決定や行動を避けることが大切とされています。

まとめ

以上、いかがでしたか。

今回は六曜の仏滅と新しいものをおろす行為全般との相性についてまとめました。

総じて仏滅の考え方からすると全部がNGという扱いをされるのですが、ゼロからやり直すという意味で捉えると逆に相性がいいという意見が出てきます。

こういった考え方を持っている人からするとプラスに出来る日でもあるので、こういった考え方も参考にしてください。

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