今回は仏滅における不動産などの契約についてお話します。
六曜の中でも大凶の日とされるのが仏滅であり、この日に不動産契約といった大きなイベントをするのは縁起的に大丈夫なのでしょうか。
そもそも、こういった契約事に関して六曜は意識した方がいいのかについてもまとめて行きます。
これから大きなお買い物をする予定がある方にとって参考になる記事となっておりますので、是非とも最後までご覧下さい。
仏滅に家や不動産の契約をすると縁起が悪い?
仏滅は『勝負なしの日』や『仏も滅びる日』という意味があり、基本的に万事に凶かつ1日中凶という六曜の中では最悪の日に該当します。
終日凶であること、そして六曜の中で最も凶であるという点があまりにも厄介であり、家や不動産契約といったイベントとももちろん相性が悪い日、縁起が悪い日となってくるでしょう。
基本的に仏滅と相性が良い日というのは存在していないので、何をするにしても縁起が悪い存在だと考えておいた方がいいです(お葬式のような例外は存在しますが・・・)。
六曜を気にして契約をした方がいい?
不動産などの契約に六曜の吉凶を気にすべきかについて、個人的にはほとんど気にする必要はないと考えます。
こういう契約というのは動けるときにしっかりと動いて日程調整をすることが大切なので、仏滅だからという理由で大切な契約のタイミングをずらす方が問題だと感じているためです。
契約は相手がいる事柄でもあるので、今時のご時世で六曜による日程変更はほとんど無いと考えた方がいいと思います。
建築現場になると選日の一つである『三隣亡』はは建築関係者の大凶日として避けられますが、契約者に関してはそういった話は聞かないので意識する必要は無いでしょう。
契約をした後に仏滅と気づいた時の対処法
契約関連で仏滅を含めた六曜を気にする必要は無いと記載しましたが、やっぱり「気にするなと言われても、なんとなく気になってしまう!!」という方もいるでしょう。
ここではそういった方向けの対策を2つほど提示します。
①仏滅が気になる場合は、日程を大安に変更する
仏滅が気になりすぎる場合は、日程を大安に変更することで解決できます。
大安は吉日とされているため、六曜が気になりすぎる人はその日に行動することで安心感が得られるでしょうます。
ただし、日程変更は簡単ではない場合もあるため、適切な判断が必要です。
②六曜以外の暦注を確認し、他の吉日と重なっている場合は安心する
仏滅が気になるけれど日程変更が難しい場合は、他の吉日と重なっているかどうかを確認しましょう。
日本の風習では、吉凶は暦注として表されています。
調べればわかるのですが、大安以外にもたくさんの吉日が存在しているのです。
そのため、他の吉日があることで安心感を得ることができます。
ただし、暦注には大量の凶日も含まれているため、吉日だけを意識することが重要です。
これらの対策を取り入れることで、仏滅が気になる場合でも適切に対処できるでしょう。
個人的には六曜そのものを意識しなければ解決だと思っていますので、考え方を変えてみることもオススメします。
契約と相性のいい吉日まとめ
契約日をどうにかして吉日にして、その効果にあやかりたいという方のためにここではいろいろと契約に関わってきそうな吉日について紹介します。
このようにいろんな吉日があるので、この中で気になるものを選ぶといいでしょう。
契約に向いていない凶日まとめ
凶日もいろいろとありますが、そのなかでもそこそこ有名なものだけまとめましょう。
契約をする時の日取りの決め方
不動産や家の契約をする時の日取りは、縁起と実務の両面を考慮する必要があります。
ただし、どちらに比重を置くのかは契約者の考え方次第となってくるので、そこはある程度考慮して動く必要があるでしょう。
●縁起
・六曜を気にすると大安や仏滅のように良い日と悪い日がある
・大安は最も吉とされ、友引、先勝も比較的良い
・仏滅は凶とされ避ける人が多く、赤口もよくはない
・地鎮祭をする日や引っ越しをする日なら三隣亡を避けるという考え方もある
●実務
・双方の都合がつく日を選ぶ
・金融機関の営業時間や手続きに考慮する
・引っ越しの日程との兼ね合いを考える
この2点を考慮した上で、具体的な日取りの決め方を見ていきましょう。
①候補日をリストアップする
・六曜を参考に、縁起の良い日をいくつか選ぶ
・双方の都合がつく日を候補にする
・金融機関の営業時間や手続きに必要な日数を確認
・引っ越しの日程との兼ね合いも考慮する
②リストアップした候補日を絞り込む
・実務的に問題ない日を選ぶ
・縁起の良い日の中で、実務的に問題ない日を選ぶ
③最終決定する
・最終的に、双方にとって最適な日を選ぶ
仏滅に関するよくある質問
仏滅とは何ですか?
仏滅(ぶつめつ)とは、六曜の一つで、「何事も慎むべき日」とされる日です。
仏滅は六曜の中で最も不吉とされており、結婚式や新しい事業の開始、契約などを避けるのが一般的です。
仏教の「仏」とは関係がなく、もともとは「物滅」と書かれていたものが変化したとされています。
この日は、控えめに過ごすことが良いとされ、重要な決定や大きな行動は避けるのが賢明です。
仏滅に結婚式を挙げるのは避けるべきですか?
一般的には、仏滅に結婚式を挙げるのは避けるべきとされています。
仏滅は六曜の中でも最も不吉とされる日であり、多くの人が結婚式や重要なイベントをこの日に行うことを避けます。
しかし、一方で仏滅は式場やホテルが空いていることが多く、費用も抑えられるというメリットがあります。
仏滅にこだわらないカップルや費用を重視する場合には、仏滅に結婚式を挙げることも選択肢の一つです。
仏滅に引っ越しをするのは良くないですか?
仏滅に引っ越しをすることも、一般的には避けるべきとされています。
仏滅は不吉な日とされるため、新しい生活のスタートを切る日としては適さないと考えられています。
ただし、引っ越しの日程が仏滅しか取れない場合や、あまり気にしない人もいます。
仏滅を気にしない場合は、自分の都合に合わせて引っ越しを行っても問題ありませんが、可能であれば仏滅以外の日を選ぶと良いでしょう。
仏滅に新しい仕事を始めるのは避けるべきですか?
仏滅に新しい仕事を始めることも、一般的には避けるべきとされています。
新しいスタートを切る日としては不吉とされるため、初出勤日や開業日としては避けるのが無難です。
しかし、現代では六曜を気にしない人も増えており、実際には仏滅に仕事を始めても大きな問題が起こるわけではありません。
気にしない場合は、自分のスケジュールに合わせて行動しても良いですが、周囲の意見や風習も考慮することが大切です。
仏滅に行動を控えるべき理由は何ですか?
仏滅に行動を控えるべき理由は、六曜の中で最も不吉な日とされるためです。
古くから、日本の風習では仏滅の日に重要な行事や新しいことを始めるのは避けるべきとされてきました。
これは、仏滅の日に始めたことがうまくいかないという迷信から来ています。
現代では、必ずしも仏滅を避ける必要はありませんが、伝統や風習を重んじる人々にとっては、仏滅の日に重要な決定や行動を避けることが大切とされています。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は仏滅に家や不動産の契約をすると縁起が悪いのかどうか、契約事に六曜を気にした方がいいのかをまとめました。
個人的にこういった契約に立ち会ったことはありますが、六曜は一切気にしていませんでした。
それより、お互いに都合の良い日を選ぶことの方が苦労したので、その都合の良い日に六曜などの吉凶が関わってくるとさらに日程調整が困難になると思います。
なので、優先度をしっかりと決めて動けるようにした方がいいでしょう。
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