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仏滅に会社設立をするのは縁起が悪い?いつがオススメなの?

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今回は起業して会社を設立するタイミングについてです。

この会社設立のタイミングが仏滅なのは縁起が悪いのか、いったいいつがオススメなのかを見ていきましょう。

今回は具体的にどういった日がオススメなのかを紹介しながら、その日についてより掘り下げて解説するので、六曜を含めた暦注について知りたいという方は是非とも参考にしてください。

また、会社設立日を避けた方がいい日や会社設立までに準備することについても触れていきましょう。

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仏滅に会社設立をするのは危険?

仏滅は六曜のうち、縁起が最も悪いとされる日です。

会社設立日として仏滅を選ぶことについては、様々な意見があります。

仏滅は避けた方がいいという意見

・仏滅は『仏が滅した』という意味から、全てが終わりを迎える日と解釈されるため縁起が悪いからNG

・新しい事業を始めるのに最も不適切な日とされているため、倒産のリスクが高まるという考え方がある

・従業員のモチベーションが低下し、事業が軌道に乗りにくくなる可能性がある

仏滅は気にしなくてもいいという意見

・あくまでも言い伝えの域を出ず、科学的根拠はないし迷信である

・経営者の実力や事業計画次第で、十分に事業は成功するから気にする必要は無い

・日にちばかりにこだわり過ぎず、実質的な準備が大切だから六曜や暦注などの吉凶はどうでもいい

対策を立てればOKという意見

・仏滅を選ばざるを得ない事情がある場合は、対策を講じることで不運を打ち消せる

・例えば仏壇を設置したり、線香を焚いたりするなどの作法を行えば問題なし

・従業員への説明を十分に行い、モチベーション低下を防げば良い

・そもそも昨今の人達はこういった縁起を気にしていないから対策不要

総じて、仏滅は避けた方が無難とされていますが、実際のリスクは過度に心配する必要はありません。

経営者の資質や準備次第で十分に乗り越えられるはずです。

もし仏滅を選ばざるを得ない場合は、各種の対策を取ることで不安を和らげることができるでしょう。

会社設立日はいつがオススメ?

ここでは会社設立日にオススメとなっている吉日をご紹介します。

一粒万倍日

一粒万倍日は、日本独自の暦注で、何事を始めるのに適した吉日とされています。

その語源は『一粒の籾が万倍の実りある稲穂になる』という意味に由来します。

●一粒万倍日の特徴

・仕事の始まりや店舗のオープン、種まき、金銭の支出など、新しいことを始める日と考えられている

・反対に、借金をする、物を借りる、失言する、浪費するなどは、トラブルが倍増するため避けるべきとされる

・他の暦注(吉凶を示す日)と重なった場合、吉日と重なれば一層吉となり、凶日なら半減するとの説もある

・一粒万倍日は日数が多いため、他の暦注と重複する機会が多い

●一粒万倍日の由来

・本来は中国の『万年暦(農民暦)』には存在しない日本発祥の暦注

・宣明暦(1685~1855年)の時代には記載があったが、地方によっては掲載されていない

・貞享暦(1683~1737年)以降は公暦から外されたものの、民間暦に掲載され続けた

・宝くじ購入日として『何万倍もの当たりが期待できる』ということで知られる

日本人の生活に密着した一粒万倍日は、縁起を担ぐ独自の文化として現代でも残っています。

他の吉日と重なると効果が倍増するので、大安や天赦日と重なった日を選んで新しいことにチャレンジするよい機会になっているようです。

天赦日

天赦日は、暦の中で最も吉祥な日とされています。

この日は『天が万物の罪を赦す日』と解釈されており、暦上では『天しや』または『万(よろづ)よし』と記載されています。

天赦日は百神が天に昇り、罪や許されざるものが全て赦されるという縁起の良い日です。

新しいことを始めたり、重要な行事を行うのに最適な『大吉日』と考えられています。

●天赦日の決まり方

天赦日は、季節と干支(十干十二支)の組み合わせによって決められます。

立春から立夏前日まで: 戊寅(つちのえね)の日

立夏から立秋前日まで: 甲午(きのえうま)の日

立秋から立冬前日まで: 戊申(つちのえさる)の日

立冬から立春前日まで: 甲子(きのえね)の日

1年で天赦日は5回または6回あり、季節の変わり目に近い時期に重なります。

一粒万倍日と天赦日が重なる吉日

先ほど紹介した天赦日は最強の吉日であり、そういった吉日の効果を倍増させる一粒万倍日とセットになると最強の吉が訪れると言われています。

そもそも天赦日の発生回数が1年に5回か6回しかないため、一粒万倍日と重なる日は相当なレア日です。

寅の日

寅の日は、十二支の一つである『寅(とら)』の日のことを指します。

この日は12日に1度巡ってくる吉日とされています。

●寅の日の意味合い

①金運の象徴

・寅(虎)の体の黄金色の縞模様から、金運に恵まれる日と考えられている

・『金運招来日』とも呼ばれる

②活力と行動力の日

・虎の勢いのある姿から、活力に満ちた行動力の象徴とされる

③安全な旅立ちの日

「無事に帰る」ことから、旅行や出張に適した日とみなされる

「千里行って千里帰れる」ことから、旅行の吉日ともいわれる

④商売繁盛・健康長寿の吉日

・金運に恵まれることから、商売繁盛のご利益があるとされる

・また、旅立ちがうまくいく日でもあることから、健康長寿のご利益もあるとされる

このように、寅の日には様々な吉凶が重なり合い、縁起の良い日と考えられています。

金運upや旅行、重要な行事などに適した日と言えるでしょう。

記念日

土日祝日以外だったら会社設立日を自由に決めることができるので、何らかの記念日を選ぶのもいいでしょう。

これはいわゆる縁起が良い日というわけではありませんが、インパクトを残せるタイミングになるため意識して行っている人も多いです。

会社設立日は法務局で登記申請が受理された日となるので、タイミングはばっちりと合わせてください。

六曜で縁起のいい日

六曜が現代日本ではわかりやすいその日の吉凶を表す暦注になっていますが、今回紹介した一粒万倍日や天赦日のように一杯暦注は存在します。

六曜以外はちょっとマイナーになってしまいますが、気になる日があるのならその日を選ぶのもいいでしょう。

会社設立日を避けた方がいい日は?

会社設立には不向きと言える凶日をいくつか紹介します。

赤口:仏滅に次ぐ凶日。何かを始めるのに適さない日
仏滅:1日凶。何をやっても凶とされる日
受死日:一部のカレンダーでは『●』の印で表される凶日。黒日とも呼ばれ、最悪の大凶日とされる。買い物もお出かけも避けるべき日
十死日:受死日に次ぐ凶日で万事に凶とされる
五墓日:五墓とは五つの墓を意味する凶日、動土・地固め・葬式・墓作り・種まき・旅行・祈祷などが特に凶となる
往亡日:『往(ゆ)きて亡ぶ日』という意味があり遠出がとくにNGの日、移転や婚礼もNGとなるため、移転を伴う開業だと要注意
不成就日:何をしてもうまくいかないとされる凶日

会社設立日までに準備すること

本格的に記載するとすさまじい文章量になるので、ここでは簡潔にまとめてお答えします。

会社設立に向けて準備すべき主な事項は以下の通りです。

①事業計画の策定

・事業の概要、販売戦略、資金計画など中長期的な計画を立てる

②資金計画と資金調達

・開業資金や運転資金の額を見積もり、自己資金や借入などで調達する

③会社形態の選択

・株式会社、有限会社など、事業に適した法人形態を選ぶ

④定款の作成

・会社の目的、資本金、役員構成などを定款に定める

⑤設立登記の申請

・法務局に定款など必要書類を提出し、会社設立の登記を行う

⑥会社設立後の手続き

・税務署への開業届出、労務/社会保険手続きなど各種届出が必要

⑦事業許可の取得

・業種によっては事業許可や営業届出が求められる

⑧事務所/店舗の確保

・立地や広さなどを考慮し、適切な物件を選定する

⑨人材の確保と育成

・必要な人員と役割分担を検討し、採用と研修を行う

⑩営業準備

・販売する商品/サービスの企画開発、販路開拓などを進める

このように会社設立には多岐にわたる準備が必須です。しっかりとした事業計画と資金計画の下、着実に手続きを進める必要があります。

仏滅の会社設立まとめ

以上、いかがでしたか。

今回は仏滅に会社設立をするのは縁起が悪いのか、いつがオススメなのかをまとめました。

いろいろと調べて見ると最適と思われる日は一杯あります。

ただし、この会社設立日や開業日というのは一生に一度あるかないかの大事な日なので、吉日かどうかだけでは判断しない方がいいでしょう。

何らかの商品を扱うと思いますが、開業日によってはその商品の売れ行きに大きく関わってくるので、会社のこともしっかりと考えて決めて下さい。

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