ルビーの色や効果は?お手入れ方法は?
7月の誕生石はルビーですが、ルビーとはどのような宝石なのかよくわからない人も多いでしょう。
そこで、今回はルビーの意味や由来、そして宝石言葉はどうなっているのか、お手入れ方法はルビーの色や効果はどうなっているのかを記載いたします。
ルビーを使ったアクセサリーも一つ紹介いたします。
「ルビー」の意味や由来
ルビーという宝石の名前は日本でもおかなり浸透していますが、日本の漢字で表すと紅玉と呼ばれる宝石になるのです。
こちらの方が名前の浸透度は薄いので、ルビーといった方が確実に通じるでしょう。
実はこのルビーは、アジア地域でしか採取できない特殊な宝石でダイヤモンドに次ぐ硬度をもった赤色の宝石になっているのです。
ちなみに、サファイアと同じ鉱物「コランダム」の一種です。
このルビーは特徴的な赤色がインパクトが強かったので、ラテン語で「赤」を意味する「rubeus」という言葉が変化して誕生しました。
それだけ赤色のイメージが強烈だったのでしょう。
つまり、意味は「赤」というストレートな宝石となります。
アジアでしか採取できない宝石ですが、古代ヨーロッパにもたびたび登場するので古代から輸出されてきた宝石なのでしょう。
そしてお守りとして登場することが多い宝石となっており、旧約聖書の中にもおそらくルビーと思われる宝石が登場しています。
古代ギリシャでは戦で勝つためのお守りとして必需品だったようで、病気や呪いや悪運から守ってくれる勝利の石となっていました。
ただし、古代ではルビーという呼び方ではなく古代ギリシャでは「石炭」の意味を持つ「アンスラックス」と呼ばれていたり、ローマでは「カルブンクルス」と呼ばれていたようです。
本格的にルビーという名前が登場するのは中世以降で、世界中で登場する宝石となります。
この頃には病気を治す力があると信じられるようになって、砕いて摂取すると秘薬になるという情報が拡散するようになります。
近代になると王様や王妃の贈り物としてルビーが使われるようにもなり、1902年には人工合成法いわゆる(ベルヌーイ法)が確立されます。
ちなみに、ミャンマー(旧ビルマ)モゴク産の石はルビーの中で最高峰の宝石とされています。
また、ダイヤモンドが近世に入ってブリリアントカット技術が開発されて一番の宝石となりましたが、その前はこのルビーが宝石の女王となっておりました。
宝石言葉について
ルビーの宝石言葉は情熱・活力・仁愛・純愛・人徳・勇気などが該当します。
その中でも有名なのは情熱でこの宝石言葉が一番ぴったりくるでしょう。
ただし、ルビーの情熱というのはなりふり構わず邁進するというものではなくて、優雅さを兼ね備えた貴族的なモノを想像した方が良いでしょう。
また、ルビーには軍神マルスの加護が宿っているという意見もあるので、行動力を高めて戦いに行く人達のお守りにも役立つ代物とされてきたようです。
ルビーはそもそもの硬度が非常に高く壊れにくいという特徴があり、「基盤を固めるモノ」という象徴にもなっているようです。
あとは、カリスマ性や勝負運を高める宝石とも言われていますので、勝負事のお守りにも使われるようになっております。
宝石言葉も昔の逸話によって発生しているようなモノがいくつかありますので、軍人に使われているという歴史からできいるモノもあるでしょう。
ルビーの色や効果
ルビーは基本的に赤色です。
中には小豆色に見えるものがありますが、ほとんどのモノは赤と考えた方が良いでしょう。
中には青みがかったり紫色に近かったり黒色に近いモノもありますが、多少の色合いが異なるだけで赤色がベースです。
このルビーの効果は勇気を持たせてくれる効果があるので、困難な状況にも立ち向かえるようなやる気をもたらしてくれます。
スター性を高める力もありますので、その力でスター性も高めて注目を集める存在になれるでしょう。
昔の軍人が持っていた宝石だけあって、その効果は折り紙付きなのです。
また、感受性は高まりますがメンタル的に落ち込むわけではありませんので、使い勝手の良い宝石となってくれます。
存在感が増す宝石ですので、より前に出て働きたい人や勇気を持って動きたいという人向けの宝石にもなっております。
お手入れ方法について
ルビーは光に長時間照らし続けると退色する可能性はありますが、硬さもあり水や洗剤に接しても問題ありませんので、ちょっとした汚れは温かい石鹸水を活用すれば問題なく落とせるようになっております。
石鹸水に浸してあとはタオルで拭き取ってあげましょう。
超音波洗浄器およびスチームクリーナーがある人はそちらを使っても問題ありません。
しつこい汚れは石鹸水に浸した後に柔らかめの歯ブラシで優しく擦って揚げてください。
また、宝石を洗うときの共通な注意点ですが、万が一のために排水口はふさいでから作業に入りましょう。
落としてしまうと取り戻すのが非常に困難になってしまいます。
また、ルビーはかなりの硬さがあるので保管するときに他の宝石と接触してしまうと、接触された側の宝石が傷つく恐れがあるので注意しましょう。
特に、ちょっと安めの宝石は見た目が綺麗なモノでも外れやすいモノが結構ありますので、洗うときにはかなり意識する必要があります。
ルビーを使ったアクセサリーを紹介!
K18天然ルビーピアス 3mm ルビー ピアス K18 ピアス 18k ピアス 18金 7月誕生石
シンプルで小さめのピアスでどんな服装にも使えるルビーとなっております。
いわゆるシンプルピアスシリーズですが、非常に人気のあるシリーズで楽天でも口コミが100件以上もある人気作品なのです。
レビューを見た限り自分向けに購入した人も多いのですが、母親の誕生日に購入している人もいるので目的も様々なのでしょう。
購入している人達の満足度もかなり高い商品となってはいますが、宝石が外れてしまったというレビューもありますので、扱い方には要注意とも言えるでしょう。
それでも4000円代でこのレベルの宝石を購入できるというのはやはり驚異的と言えるでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
アジアが基本となって誕生して世界中で愛されるようになった7月の誕生石、ルビーについて今回は紹介して参りました。
ルビーは紅玉と呼ばれている非常に人気の宝石だったのですが、日本ではイマイチ見たことがないという人も多いのではないでしょうか。
やはり日本国内でもダイヤモンドと真珠が大人気なので国内では気象になってしまっている宝石なのかもしれません。
それでも「ピジョン・ブラッド」のような超人気になっているルビーも存在しているので、宝石好きにはたまらないものと言えるでしょう。
全宝石中で最も貴重と呼ばれていた輝きは伊達ではありませんので、気に入ったものを見つけたら一度手に持って眺めていただきたいです。
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