卒業式に着る服装を華やかに彩るコサージュ。
黒や紺などの暗めな色合いの服装が多くなるため、コサージュで明るく華やかな雰囲気にすることで喜びの気持ちを相手に伝えるという意味もあるのだそうです!
そこで、気になるのがコサージュの種類や色の選び方。
どんなものでもいいのかな?
どんな色なら場違いにならないかな?など不安に思う方も少なくないはずです。
今日は卒業式でのコサージュのマナーをはじめ、手作りする方法などをご紹介していきたいと思います!
卒業式で使うコサージュの種類
卒業式で付けたいコサージュの種類ですが、大きく分けてコサージュの素材は3つ。
1つ目は生花のコサージュです!
生花は特別感があり、一番フォーマル度が高いフレッシュフラワーのコサージュです。
お花1本1本に丁寧にワイヤーを通し、ラープで巻いてブーケのように合わせて仕上げているものがほとんどです。
生花のコサージュのメリットは、卒業式当日に咲いてくれたお花の香り、そして何よりも自分の好みで作れるところ。
ちなみに値段は3000円からが多く、必ず予約は必要なので忘れないでくださいね!
周りとかぶる心配もないのでオススメです!
2つ目は造花のコサージュです!
造花は、洋服と同じような布地で作られたものでフェルトや毛糸などで作られたお花のコサージュ。
リボンやレースをお花の形にしたコサージュなどもあるようです!
造花のコサージュのメリットは、生花やプリザーブドフラワーよりも丈夫で枯れません!
ちなみに、フェルトや毛糸のコサージュはカジュアルすぎるので卒業式にはNGなので気をつけましょう!
そして3つ目は、プリザーブドフラワーとドライフラワーで作られたコサージュです!
プリザーブドフラワーは生花を枯れないように特殊な溶液で加工し、水分を抜いたものです。
とにかく枯れない!というところが一番のメリットかもしれません!
日本では1~3年くらい持つと言われています。
コサージュにもこんなにも色々な種類があったんですね!
私自身あまりコサージュを付けた経験がないので、今後、子供たちの卒園式や卒業式があるのでぜひ参考にしていきたいと思います!
素材が何であれ、お花のコサージュは素敵ですよね!
パァッと雰囲気が華やかになり、印象も明るくなるので断然コサージュは必要不可欠ですね!
卒業式におすすめのコサージュの色の選び方
コサージュにも色々な種類があるように卒業式にはどんな色のコサージュがいいのか迷うところ。
時期的に春ということもあるので、春色のパステルカラーなんかがおすすめです!
桜をイメージする淡いピンクのコサージュは可愛らしいです。
また、優しいピンク色は和やかで幸せな気持ちになる色と言われています!
サーモンピンクやコーラル系のコサージュは家族や地域社会に調和をもたらす色とされています。
他にも黄色も平和を意味する色で卒業式にはぴったりです!
アイボリー系のアンティークホワイトとやわらかいベージュ系は可愛いパステカラーが苦手な方に!
上品なイメージがある色なのでオススメですよ!
人気のパープル系ミックスは単独では暗い印象になりがちですが、ピンクなどを合わせると大人きれいになります!
色1つ1つが持つ意味や与える印象など、それぞれの意味も忘れずに頭に入れておくと便利ですね!
卒業式に着ていく服装にもよりますが、どうしても暗い雰囲気になってしまう場合は、コサージュを上手く使って明るいイメージを意識しましょう!
コサージュの華やかさがきっと素敵な雰囲気を作ってくれるはずです!
コサージュはどこにつける?
いざどんなコサージュにするか決まっても今度はどこにつけたらいいのか新たな疑問が…。
茎のあるデザインのものはお花が上?下?
茎が上?下?結果はどちらでもOKとのこと!
茎を上にするとよりフォーマルで改まる印象に。
下にすると親しみやすくなると言われています!
また、右側・左側などの決まりは特にありませんが、鎖骨の上あたりがきれいに見えるポイントです!
コサージュに目がいくので、身長が低い方は少し高めの位置につけるとGOOD!
逆に身長が高い方は下の方につけると良いですよ!
自分自身をどんな風に見せたいかで位置を選ぶのがオススメです!
コサージュを付ける位置によってもそれぞれ意味があるなんて初耳ですよね!
なんとなくイメージは左側につけるのが一般的な常識なのかな~なんて思っていましたが、特につける位置に決まりはなさそうです。
私はどちらかというと身長が高めなので、下の方につけるとバランスが良いのかな…!?
2年後の長女の卒園式の参考にさせてもらいます!
卒業式のコサージュのマナー
卒業式の服装も時代とともに変化しています。
昭和の中頃まで着物が多かったスタイルも平成に入るとスーツの着用が一気に増えましたよね。
最近では“コサージュは昭和っぽくてダサい!”
なんて意見もあるくらいなんですよ!
実際にコサージュは本当に必要なのか?
つけなくてもマナー違反にならないのか?
この辺りも気になるところですよね!
結論から言うと、コサージュはつけてもつけなくてもマナー違反にはならないとのこと!
卒業式の定番でスーツの「黒」という色は、先生やお世話になった方に敬意を表す色として着用するようになったと言われています。
確かに黒一色では華やかさに欠けますからね!
コサージュをつけて華やかに!という意図でつけるようになったのが本当のところのようです。
昭和では着物、平成ではスーツ、令和では一体どんなスタイルが定番になっていくのでしょう?
この先、コサージュをつけない世代のスタイルも出てきそうだな~なんて勝手に想像してしまいます。
それも案外近い将来であり得る話かもしれませんね!
時代の流れや変化とともに卒業式スタイルも変わっていくと思うので置いていかれないようにしたいですね!
コサージュは手作りできる?
コサージュの手作り…もちろんOKです!
ただ、卒業式はフォーマルな場所なので、クラフト的なコサージュにならないように気をつけましょう!
自分で材料を買うと間違ったりすることも…。
それでも子供の大切なセレモニーの日にぜひ自分で作ったコサージュをつけたい!という方はフラワーアレンジメントやアクセサリー教室で教えてもらうと良いかもしれません!
たくさんの材料から好きなもの(お花)を選び、1~2時間のレッスン時間でプロの技を教えてもらうとお気に入りの手作りコサージュが作れると思います!
購入したコサージュはもちろん素敵ですが、手作りしたものだとなおさら思い入れも違いますよね!
最初から難しいものではなく簡単なものから挑戦していくと理想のコサージュが完成することでしょう!
まとめ
卒業式でつけたいコサージュについて見てきましたが、いかがでしたか?
種類や色の選び方、つける位置などもとても参考になりましたよね!
実際にデザインが可愛いコサージュはたくさん売られていますが、せっかくなら手作りもオススメです!
服装に合ったコサージュを自分好みのデザインで作ることが出来たら、きっと卒業式ももっと特別なものになるはずです!
きちんとしたマナーをおさえた上でコサージュを選んでくださいね!
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