今回は新しいものをおろすという行動の代表とも言える、新しい靴と仏滅の関係性についてです。
ずばり“仏滅に新しい靴をおろすのはNG？オススメのおろす日はいつ？”と題して仏滅に新しい靴を用意するのはどうなのかを調べて結論を出していきましょう。
また、新しい靴をおろすのに最適な日、オススメな日はいつなのか、その日について解説しつつまとめていきますので、仏滅はあまり気にしていないという方にも参考になる記事に仕上がっています。
仏滅に新しい靴をおろすのはよくない？
新しい靴は幸運を呼び込む力を持つと言われており、良い日に履き始めると良い運を引き寄せられるとされています。
一方で、仏滅は六曜の中で最悪の日と考えられているため、相性が悪いと捉えられがちです。
しかし、実際には以下のように捉えることができます。
まず、新しい靴をおろすという行為自体と六曜には直接的な関係はありません。
靴は地面からの良いエネルギーを取り込む役割があるため、靴自体の力に左右されるわけではないと考えられるのです。
また、一般的には、以下の日に新しい靴を履き始めると良いとされています。
しかし、仏滅でも特に問題はありません。
それは、六曜は占いの一種であり、あくまでも個人的な信念の問題だからです。
新しい靴をおろすことで幸運が訪れると信じているのであれば、仏滅でも構いません。
結論として、新しい靴をおろす際の日取りは、個人の信念や価値観によって異なります。
縁起を気にする場合は大安や先勝、友引などを選びますが、六曜を気にしない場合は仏滅でも問題ありません。
重要なのは、靴自体に宿る力を信じ、前向きな気持ちでスタートすることです。
新しい靴をおろすのにオススメの日は？
次は具体的に新しい靴を下ろすタイミングやオススメの日についてまとめて行きましょう。
ここはいつもとは違って一つ一つのオススメ日を解説しつつ掘り下げていきます。
晴れの日の午前中
一般的に新しい靴をおろすのに縁起が良いとされている時間帯やお日柄というのが存在しています。
それは晴れた日の午前中です。
このような考え方が発生している理由は以下の通りとなっています。
・晴れた日は新しい靴を汚す心配が少なく、美しさを保ちやすいから
・晴れた日に新しい靴を用意することは慶事であり、良い縁を呼び寄せると言われているから
・一日の運気が高まる朝に履くことで、スピリチュアルな力をより効果的に引き寄せられるから
このような理由から、新しい靴を履くという観点だけで考えると、縁起のいい時間帯は午前中の早めな時間帯となっています。
吉日などは意識していないけど、なんとなく幸運にあやかりたいという人は晴れた日の午前中を意識しましょう。
逆に、推奨されていないのは夜です。
大安
大安は六曜における最強の吉日です。
『大いに安し』という意味があり、1日を通して何事にも吉とされています。
また、時間帯問わず終日吉とされているので、とりあえず吉日に新しい靴を下ろしたいという方はこの大安を目安にするといいでしょう。
六曜は今のカレンダーにも記載されていることが多く、最もわかりやすい暦注となっているので、吉日を意識したい人にとっての一つの目安となっています。
先勝
大安を選べなかったという方は戦勝を選んでみるといいでしょう。
六曜の『先勝』は『先んずれば即ち勝つ』という意味で、物事を早く済ませるのが良い日とされており、時間帯としては午前中が吉とされています。
この午前中が吉というのが新しい靴をおろすタイミングとしてもマッチしているので活用しやすいのです。
一粒万倍日
一粒万倍日とは、古くから伝わる日本の選日の一つで、『一粒の籾が万倍にも実り、立派な稲穂になる』という意味があります。
選日とは六曜を含めた暦注上において干支の組合せによってその日の吉凶を占う物の総称です。
一般的に吉日として紹介されますが、良いことがあればその良いことが倍になり、悪いことがあれば悪いことが倍になる日なので要注意な日でもあります。
今回のお話では新しい靴をおろすという吉事とのセットとなるので、そこで発揮される運気がさらに良い方向に働いてくれるようになると言えるでしょう。
また、一粒万倍日は、月に4～6日ほどあるので、日々の生活に取り入れやすいところも嬉しいですね。
この一粒万倍日は、立春や立夏、夏至や冬至などの二十四節気と、干支の循環によって決まります。
12ある干支のうち2つが該当するので概ね6日に1回のペースとなることから、月に5日、年間で60日余が一粒万倍日になるでしょう。
天赦日
天赦日（てんしゃにち／てんしゃび）とは、日本の暦の上で最上の吉日とされる日です。
『天が万物の罪を赦す日』という意味があり、神様が天に昇り、すべてを許す日とされています。
2024年の天赦日は、1月1日（月）・3月15日（金）・7月29日（月）・9月28日（土）・12月26日（木）の6日しか存在せず、大安よりも圧倒的に遭遇率が低い吉日なのです。
そのため、暦注に詳しい人にとっては最強の吉日という扱いをされているのですが、知名度的に六曜よりは劣ってしまうのであまり知られていない吉日とも言えるでしょう。
寅の日
寅の日は、干支を軸に12日ごとに巡ってくる吉日です。
虎の黄金色の模様は金運の象徴とされており、寅の日は『金運招来日』ともいわれています。
また、寅の日は『虎は千里を行って千里を帰る』という故事成語から、『出ていったものがすぐに戻ってくる』という意味があります。
七福神の一神である毘沙門天ののちの遣いとなる虎が『寅の年の寅の月の寅の日の寅の刻』に現れたことが由来とされているようです。
いわゆる外出するためのお供が靴なので、新しい靴をおろすことと必ず帰ってこられるという意味がある寅の日との相性はいいでしょう。
巳の日
巳の日（みのひ）は、12日に1度巡ってくる、芸事や財運を司る弁財天さまの御縁日です。
巳の日は、干支の『巳（へび）』の日であり、弁財天さまの遣いとされる「へび」が結びついていることから、金運や財運に恵まれる日とされています。
この弁財天さまは、芸術・芸能・勝負事・学力・学問・財運といった、様々な運気を上げる神様として信仰されています。
また、巳の日と十干の『己（つちのと）』が重なる日を『己巳（つちのとみ）の日』といいますが、この『己巳の日』は60日に1度しか来ず、『巳の日』の中でも特に縁起が良い日と言われているようです。
仏滅に関するよくある質問
仏滅とは何ですか？
仏滅（ぶつめつ）とは、六曜の一つで、「何事も慎むべき日」とされる日です。
仏滅は六曜の中で最も不吉とされており、結婚式や新しい事業の開始、契約などを避けるのが一般的です。
仏教の「仏」とは関係がなく、もともとは「物滅」と書かれていたものが変化したとされています。
この日は、控えめに過ごすことが良いとされ、重要な決定や大きな行動は避けるのが賢明です。
仏滅に結婚式を挙げるのは避けるべきですか？
一般的には、仏滅に結婚式を挙げるのは避けるべきとされています。
仏滅は六曜の中でも最も不吉とされる日であり、多くの人が結婚式や重要なイベントをこの日に行うことを避けます。
しかし、一方で仏滅は式場やホテルが空いていることが多く、費用も抑えられるというメリットがあります。
仏滅にこだわらないカップルや費用を重視する場合には、仏滅に結婚式を挙げることも選択肢の一つです。
仏滅に引っ越しをするのは良くないですか？
仏滅に引っ越しをすることも、一般的には避けるべきとされています。
仏滅は不吉な日とされるため、新しい生活のスタートを切る日としては適さないと考えられています。
ただし、引っ越しの日程が仏滅しか取れない場合や、あまり気にしない人もいます。
仏滅を気にしない場合は、自分の都合に合わせて引っ越しを行っても問題ありませんが、可能であれば仏滅以外の日を選ぶと良いでしょう。
仏滅に新しい仕事を始めるのは避けるべきですか？
仏滅に新しい仕事を始めることも、一般的には避けるべきとされています。
新しいスタートを切る日としては不吉とされるため、初出勤日や開業日としては避けるのが無難です。
しかし、現代では六曜を気にしない人も増えており、実際には仏滅に仕事を始めても大きな問題が起こるわけではありません。
気にしない場合は、自分のスケジュールに合わせて行動しても良いですが、周囲の意見や風習も考慮することが大切です。
仏滅に行動を控えるべき理由は何ですか？
仏滅に行動を控えるべき理由は、六曜の中で最も不吉な日とされるためです。
古くから、日本の風習では仏滅の日に重要な行事や新しいことを始めるのは避けるべきとされてきました。
これは、仏滅の日に始めたことがうまくいかないという迷信から来ています。
現代では、必ずしも仏滅を避ける必要はありませんが、伝統や風習を重んじる人々にとっては、仏滅の日に重要な決定や行動を避けることが大切とされています。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は仏滅と新しい靴をおろすという行為についていろいろとまとめてきました。
仏滅を意識すると基本的にあらゆる行動がNGとなるので、靴をおろすという行為も避けるべきという結論になってしまいます。
しかし、気にしなければ問題ないという意見も多いので、個人的にそこまで意識しなくてもいいと考えている次第です。
それよりも、新しい靴をおろすのはテンションが上がるので、上がったテンションで行動することの方が大切だと思います。
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