お食い初め（百日祝い）は先勝にしても大丈夫？日取りの仕方は？

今回は赤ちゃんにとって非常に重要なお食い初め（百日祝い）を先勝にしても大丈夫なのか、オススメの日取りの仕方はどうなっているのかを探って行こう。

このお食い初めについていろんな疑問や気になる点についてもまとめて行きます。

具体的には六曜との関係性・縁起の悪い日にしても大丈夫かどうか・そもそもこのお食い初め（百日祝い）の意味と由来はなんなのか・必要な準備は何かについて調べてまとめるので、気になる項目がある方は是非ともチェックお願いします。

お食い初め（百日祝い）は先勝にしても大丈夫？

お食い初め（百日祝い）は、赤ちゃんの生後100日頃に行う行事です。

赤ちゃんの健やかな成長を願って、家族や親族が集まって祝います。

六曜の『先勝』は、午前中が吉で午後が凶とされている六曜の一種です。

そのため、先勝にお食い初め（百日祝い）をする場合は、午前中に行うのが一般的となります。

しかし、六曜を気にする必要ないという意見もかなりあるのです。

午前中を無理に選ぶ必要がある状態なら、先勝であることをそこまで意識せずに家族の予定を優先してお食い初め（百日祝い）を始めてしまっても問題ないでしょう。

ただし、こういった吉凶を意識する人が身内などの身近な人にいると、そういった行いで後にいろいろと揉める可能性があるという点には十分注意してください。

六曜は、古くから日本で用いられてきた暦のひとつです。

吉凶を占うためのもので、お祝いごとや冠婚葬祭などの行事を行う際には、六曜を気にして日取りを決める人も年配の方を中心に現代日本でもそれなりにいます。

そういった背景もあるので、基本的にお食い初め（百日祝い）は、家族や親族が集まって行うので、吉凶を非常に意識した人がその中に1人ぐらいいる可能性が高いのです。

お食い初めの日取りの仕方は？

お食い初めは、赤ちゃんの生後100日頃に行われる行事です。赤ちゃんの健やかな成長を願って、家族や親族が集まって祝います。

ここではお食い初めの日取りをどのようにすればいいのかをまとめていきましょう。

生後100日ぴったりでなくてもOK

生後100日ぴったりにお祝いするのが理想ですが、仕事の都合や招待客の都合などを考えると、理想通りに進まないことも現実です。

お食い初めの日取りは厳しく決められてはいないため、生後100日ぴったりに行う必要はありません。地域によっては110日や120日近辺の吉日に開かれる他、多くの場合は母子の体調を最優先して開催されます。

ご家族と相談して決める

いつお食い初めをお祝いするかは、ご家族と相談して決めることが大切です。

ご家族全員であらかじめ相談してから日程を最終決定したほうがトラブルにもなりにくいでしょう。

仏滅や大安などの六曜を気にしないというママパパも、両親や義両親が気にするケースがあります。

勝手に決めてしまうことは避け、事前にお伺いを立てましょう。

お日柄のいい大安や他の吉日および吉の時間帯に行う

お食い初めは、赤ちゃんの健やかな成長を願う行事です。そのため、お日柄を気にする人も多くいます。

なので、そういった方向けに吉日を狙ったり吉の時間帯を意識して日取りの決定をしましょう。

まず安パイは大安を選ぶことです。

大安は、吉日とされる日です。

そのため、お食い初めなどのお祝い事には最適とされています。

大安にこだわる場合は、日程を決める際には早めに行動しましょう。

お祝い事は大安の日から予約が埋まっていく傾向にあります。

他の吉日に行うのもありです。

具体的には以下のような日が適しているでしょう。

お食い初めと六曜の関係について

お食い初めは、赤ちゃんの生後100日頃に行われる行事です。

赤ちゃんの健やかな成長を願って、家族や親族が集まって祝います。

一方六曜は、古代中国から伝わった暦のひとつです。

吉凶を占うためのもので、お祝いごとや冠婚葬祭などの行事を行う際には、六曜を気にして日取りを決める人が多くいます。

結論をまとめると、お食い初めと六曜は基本的には無関係です。

まず、お食い初めは、平安時代に始まったと考えられています。

一方、六曜は江戸時代に入ってから広まったと考えられているのです。

そのため、お食い初めと六曜は、出自や由来が大きく異なります。

お食い初めが始まったときは、まだ六曜は存在していなかったと考えられるのです。

また、お食い初めは、赤ちゃんの健やかな成長を願う行事です。

一方、六曜は、吉凶を占うためのものとなります。

これらのことから、お食い初めと六曜は、直接的な関係性はないと考えられるのです。

お食い初めを縁起の悪い日にしても大丈夫？

お食い初めを縁起の悪い日に行うかどうかは、家族の考え方次第です。

まずお食い初めは、赤ちゃんの健やかな成長を願う行事です。

そのため、縁起の悪い日に行うと、赤ちゃんの成長に悪い影響を与えるのではないかという考え方があります。

一方、縁起の悪い日だからといって、赤ちゃんの成長に影響を与える科学的根拠はありません。

そのため、縁起を気にしない人もいるのです。

これは若い人達を中心に浸透している考え方でしょう。

なので、お食い初めの日取りを決める際には、家族で話し合って、お互いの考え方を尊重することが大切です。

お食い初めの意味と由来は？

次は意味と由来についてまとめましょう。

お食い初め（百日祝い）の意味

お食い初めの意味は、大きく分けて2つあります。

1つ目は『一生涯、食べることに困らないように』との願いを込めて、食事をする真似をさせる儀式です。

2つ目は、赤ちゃんの離乳食の始まりを祝う儀式になります。

このお祝いで登場する食べ物は主食のご飯に汁物一品とおかず三品を組み合わせた「一汁三菜」が基本だがそれぞれ意味があります。

簡潔にまとめると以下の通りです。

また、煮物も登場するのですがその煮物に使われる食材も基本的にそういった願掛けや縁起がいいとされている物ばかりです。

レンコン穴がたくさん開いているため『将来を見通しやすくなる』とされています。

サトイモは子芋がたくさんできるという性質があるため、将来的に子だくさんになってほしいという願掛けです。

タケノコも用いられていますが、これは成長が非常に早くとにかく天に向かってまっすぐ育つことから古来より『まっすぐ健やかに育つ』という想いが込められて食べられていました。

お食い初め（百日祝い）の由来

お食い初めの由来は、平安時代にさかのぼります。

当時は、赤ちゃんの生後50日を『五十日（いのか）』と呼び、お祝いする風習がありました。

その際に、お餅の入った重湯（おもゆ）を赤ちゃんの口に含ませる儀式が行われていたのが、お食い初めの始まりとされています。

やがて、お餅が魚に変わり『真魚初め（まなはじめ）』と呼ばれるようになりました。

また、初めて箸を使うことから、『箸揃え』『箸初め』『箸立て』とも呼ばれていました。

江戸時代に入ると、現代と同じように、お膳に複数の料理を盛って赤ちゃんに食べさせる真似をするようになったのです。

お食い初めに必要な準備

お食い初めの準備には、大きく分けて以下の3つがあります。

儀式の準備

お食い初めの儀式は、赤ちゃんに食べ物の形をしたものを口に含ませる真似をするものです。

そのため、お祝い膳に使う食器や小物、料理の準備が必要です。

お祝い膳に使う食器は、伝統的には漆器が使われます。

男の子は内側・外側共に朱色のもの、女の子は内側が朱色、外側が黒色のものを使うのです。

近年では、離乳食用の食器や、普段使いできる食器で代用する家庭も増えています。

お祝い膳にのせる料理は、以下の5種類が基本です。

・赤飯

・鯛

・煮物

・吸い物

・歯固め石

衣装の準備

赤ちゃんの衣装は、特に決まりはありません。

ただし、和の要素を取り入れると、伝統的な雰囲気を演出できます。

記念写真撮影の準備

百日祝いは、赤ちゃんの成長を祝う大切な日です。

記念写真撮影をしておくと、いつまでも思い出として残すことができます。

プロに頼む場合には、生後100日前後の赤ちゃんの撮影をするという点も含めて、赤ちゃん撮影に慣れた写真スタジオを選ぶと安心です。

先勝に関するよくある質問まとめ

「先勝」とはどのような日ですか？

「先勝」は、日本の伝統的な暦（六曜）の一つで、その日が始まる時には吉であり、午後になると凶とされる日です。

つまり、午前中に行動を起こすと良い結果が得られやすいとされています。

一日のうちで運勢が変わる特徴を持つ日として知られています。

先勝の日に適した活動は何ですか？

先勝の日は、特に午前中に新しいことを始めるのに適しています。

契約事や大切な会議、新しいプロジェクトのスタートなど、ポジティブな結果を期待したい活動を午前中に行うと良いとされています。

午後は、積極的な新規行動よりも、既存の仕事の整理や計画の見直しに適しているとされています。

先勝の日に避けるべきことはありますか？

先勝の日は、午後に新たな行動を起こすことは避けた方が良いとされています。

午前中に吉とされる運勢が午後には凶に変わるため、重要な決断や大きな買い物、契約の締結などは午前中に済ませることが推奨されます。

先勝の日の過ごし方についてのアドバイスはありますか？

先勝の日には、日の出と共に活動を始め、午前中に重要な仕事や決断を行うことが良いでしょう。

午後は、静かに過ごす時間を持つか、計画の見直しや準備作業に充てると良いとされています。

また、この日は早めに一日を終えることもおすすめされます。

先勝の日はどのようにして計算されますか？

先勝の日は、日本の旧暦に基づいて計算されます。

六曜は、旧暦の月の長さ（大の月は30日、小の月は29日）によって各日に割り当てられ、月の始まりから一定の周期で繰り返されます。

先勝の日はこのサイクルの中で定められており、旧暦や六曜を記載したカレンダーを参照することで知ることができます。

先勝の日は毎月何回ありますか？

先勝の日は毎月の旧暦に基づく六曜のサイクルに従い、月に数回発生します。

正確な回数は月によって異なり、旧暦のカレンダーや六曜を表示するアプリケーションを利用して確認することができます。

一般的には、ほぼ毎週何らかの六曜が訪れるため、先勝の日も同様に数回訪れることになります。

先勝の日に行うべきではない業務や活動は具体的にどのようなものがありますか？

先勝の日には、午後に新たな取り組みや重要な契約を避けるべきとされています。

具体的には、新規プロジェクトの開始、大きな投資の決定、重要な契約の締結など、午後に行うと不利な結果につながる可能性がある活動を控えることが推奨されます。

先勝の日におすすめのリラクゼーションやリフレッシュ方法はありますか？

先勝の日の午後は、積極的な行動よりも静かに過ごすことが推奨されるため、リラクゼーションやリフレッシュに適した時間です。

瞑想、軽い読書、ゆったりとした音楽を聴く、アロマテラピーを楽しむなど、心身ともにリラックスできる活動がおすすめです。

先勝の日に関する情報を確認できる信頼できるソースはどこですか？

先勝の日に関する情報は、旧暦や六曜を掲載しているカレンダー、専門の暦アプリケーション、または天文台や気象関連のウェブサイトで確認することができます。

これらのソースは正確な日付や六曜の情報を提供しており、計画を立てる際の参考になります。

先勝の日を生活やビジネス計画に取り入れるメリットは何ですか？

先勝の日を生活やビジネス計画に取り入れることには、伝統的な暦の知恵を活用し、日々の活動に良いリズムをもたらすメリットがあります。

特に、午前中に重要な活動を行うことで効率よく一日をスタートさせることができ、計画的に行動することが可能になります。

また、季節の変わり目や自然のリズムを意識することで、心身の健康管理にもつながります。

まとめ

以上、いかがでしたか。

今回は『食い初め（百日祝い）は先勝にしても大丈夫？日取りの仕方は？』というタイトルでいろいろと話をまとめてきました。

昨今は六曜を全く気にしない人達が増えているので、先勝の午後でも無視して食い初めをするのはありだと思います。

ただし、この食い初めは親戚や家族など多くの人を呼んで行うケースもあるため、呼んだ人の中にはこういった吉凶意識している人がいてもおかしくはないでしょう。

そういった人達とトラブルになる可能性も含まれているので、日取りは慎重に決めて下さい。