引っ越しの挨拶をうまく出来るとそれだけ相手に与える印象が良くなるので、新生活も良いスタートを切りやすいですし、引っ越しシーズンではうまく挨拶のお返しが出来ればお互いがにっこり出来る関係になれます。
そこで、今回は印象を良くするための引っ越し挨拶のお返しの言葉の例文を中心に引っ越しにまつわるお話をしていきましょう。
不在時に引っ越し挨拶の手紙が入っていた時の対応から引っ越し挨拶のお返しをするタイミングまで色々と調べます。
印象を良くする!引っ越し挨拶のお返しの言葉の例文!
印象を良くするためには言葉で具体的にお礼を言う必要があります。
しかし、こういったお礼になれていない方は言葉に詰まってしまうかもしれません。
なので、いくつかのテンプレートがあるのでそれを口から出せるようにしておきましょう。
口頭での言葉の例文
引っ越しの挨拶ではなくあくまでも引っ越しをしてきた人が行った挨拶に対する返礼です。
それを踏まえた上でチェックしていきます。
相手側から「よろしくお願いします」といった言葉をもらった後に「こちらこそよろしくお願いします」と返すのが一般的です。
これが最もわかりやすい挨拶と言えるでしょう。
ただし、これ以外にも伝えたいことがあるのならばその事もきちんと言うべきです。
たとえば以下のような文章になるでしょう。
こちらこそよろしくお願いします。
家には子供(ペット)がいてそのことでご迷惑をかけてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。
このように伝えたいことをきちんと挨拶がてらに述べるのが理想的です。
また、後日粗品としてもらったことに対しての返礼をしたいのならば「ありがたく使わせていただきました」とか「美味しくいただきました」とか「先日はわざわざありがとうございました」などの言葉を用いてください。
手紙での言葉の例文
手紙での挨拶返しをするのなら以下のような文章にしてみましょう。
○○様
××号室に住んでいる△△と申します。
先日はご丁寧に挨拶をお越しいただいたのに、不在にして申し訳ありませんでした。
ご近所同士仲良くしていただけたらなと思っております。
これからよろしくお願いします
これがテンプレートです。
基本的に返礼を手紙でする時は相手の名前・自分の名前・不在だったことに対する謝罪・伝えるべき事・締めの言葉の5つで構成されているので、そこを守れれば問題ないでしょう。
他には以下のような文例もあります。
○○さん
××号室に住んでいる△△と申します。
先日はご丁寧に挨拶状をくださり、ありがとうございました。
何度も不在にして申し訳ありませんでした。
お隣同士仲良くしていただけたらなと思っております。
これからよろしくお願いします
引っ越し挨拶にお返しは必要なの?
引っ越しの挨拶のお返しについても心配になる方が多いのですが、必須ではありません。
引っ越しの挨拶に言葉でのお礼はした方がいいという意見はありますが、絶対にした方がいいという意見は現代においてほぼ存在していないのです。
ただし、引っ越してきたばかりの人は色々と不安に思っているのは事実なので、その不安な状態を少しでも減らして上げる効果があるためやった方がいいという意見もあります。
個人的にこの意見にも賛成ですが、中には挨拶を義理でして回ったけど実は人付き合いがあまり好きではないから返礼されても困るという意見すらあったのでなんとも言えない部分が多いのは事実です。
お返しをした方がいい場合はある?
お返しをした方がいい場面についても相当議論になっていますが、本当に数少ないと思います。
というのも、こういった引っ越しの挨拶に用いられる粗品には『これからよろしくお願いします』という挨拶の意味以外に『引っ越し作業で色々とご迷惑をおかけしてすいません』という意味と『今後ともご迷惑をおかけするかもしれませんがよろしくお願いします』という意味も込められているのです。
こういった新入りとしての挨拶とお願いをして配っているので、これに返礼をしてもらうとむしろ恐縮してしまい困ってしまうでしょう。
なので、基本はお返しは無しなのです。
本当の例外として、ものすごい高級な物をもらった時は考えた方がいいでしょう。
こういった粗品を使った挨拶回りに使う金額相場はだいたい500円から1,500円
不在時に引っ越し挨拶の手紙が入っていたら?
不在時に引っ越し挨拶をされた場合、手紙と一緒に粗品が自宅ポストに入っているケースがあります。
このときの挨拶も挨拶に伺うのではなくたまたま遭遇した時に「ありがたく使わせていただきました」とか「美味しくいただきました」など言えればいいでしょう。
それでもどうしても気になるという方はお礼の手紙を用意してポストに投函しておくのもいいでしょう。
文章もそこまで複雑なものではなく「丁寧な挨拶ありがとうございます。たびたび不在にして申し訳ありませんでした。これからよろしくお願いします」といった内容で十分です。
色々と複雑に考えると面倒なことになってしまいますので、シンプルな挨拶を心がけましょう。
引っ越し挨拶のお返しをするタイミングは?
引っ越し挨拶のお返しするタイミングに関して推奨されているタイミングは曖昧です。
とりあえず、挨拶をしてもらったのならすぐにでも挨拶をするべきという意見もありますが、手紙で挨拶をもらっている状況ならばそこまで急がなくてもいいという意見もあるのです。
こればかりは自分がどのように思っているのかで変わってくるので自分が正しいと思った行動をとった方がいいでしょう。
出来るだけ速く動いた方がいいと感じた方はすぐに挨拶に行かれるといいですし、引っ越し作業でバタバタしているさなかにいきなり赴くのはちょっと悪い気がするから間を置いてから伺うという方は1日程度間を置いてみるといいと思います。
本当に正解がないので、自分が正しいと思ったことを実行してみてください。
筆者は手紙をもらったのならできるだけ早めに挨拶をすると受け取ったかハラハラしている可能性もあるので親切かなとは思っています。
直接挨拶に伺ってきたというケースならばそのときにきちんと挨拶をしておけばお返しをする必要はないでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は印象を良くするための引っ越し挨拶のお返しの言葉の例文を紹介しました。
口頭での挨拶でテンプレートとなっているのは挨拶をしに回っている側で、挨拶を受ける側はそこまでテンプレートはありません。
できるだけ笑顔で素っ気ない対応にならないように挨拶することが出来れば問題ないのです。
マナーよりはそういった素っ気ない対応をされる方がメンタル的に結構キツイものがあり、そんな態度をされると自分に興味がないと感じてしまっていきなり暗い気持ちになるのでそれだけは止めましょう。
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