エアコンの室外機の騒音や異音はホコリが関係している?対策を教えて!
エアコンの室外機がガタガタとうるさい時はありませんか?
日中は感じなくても寝る前の静かな時間にやたら騒音が気になる、ということもありますよね。
室外機がうるさいとかなりのストレスになります。
またあまりにひどいと近所トラブルに発展することも!?
今回はそんなエアコンの室外機のうるさい音を減らす方法をご紹介します。
エアコンの室外機がうるさい原因
エアコンの室外機は空気を流すものです。
冷房を使用する際、室内機が取り込んだ室内の空気を冷やし、残された熱を室外機によって外に放出します。
また、暖房を使用する時は室外機が空気を取り込み、一部を冷風として吹き出します。
さらに取り込んだ外気の熱アレルギーを室外機内にある圧縮機で圧縮することで熱エネルギーを室内機に放出します。
エアコンというとどうしても室内機のほうが注目されがちですが、実は室外機も大切な役割を持っているのです。
そんな室外機ですが、エアコンを頻繁に使用したり、部屋の外と中の温度差が激しいと稼働率が上がります。
この稼働率が上がった際に音や振動が発生します。
室外機が古くなり、パーツが劣化していると音や振動が大きくなりやすく、騒音になります。
さらにホコリや枯れ葉、ゴミなどがつまっている時も騒音を発生します。
また、室外機を壁の近くに置いていると床と壁の振動によってうるさくなってしまいます。
買い替えを検討しないといけない?
室外機がうるさいと買い替えたほうがよいのかな?と思いますよね。
しかし、室外機は室内機とセットでないと購入することができません。
まれにネット通販などで室外機の実を販売していますが、お手持ちの室内機と合うかどうか調べる必要があり、かなり面倒な手間になります。
また、室内機と室外機、つまりエアコンを買い替えようと思うとお金もかなりかかります。
買い替えを検討するのはエアコンを購入してから10年ほどたっている場合で結構です。
それ以外は修理対応で見積もり依頼をしてみる方が安く済む場合が多いです。
しかし、室外機からガラガラと乾いた音やキューキューと擦るような音が聞こえる場合は要注意です。
どちらにせよ一度業者に修理依頼をしてみることをオススメします。
異音や騒音はホコリが関係している?
修理依頼を出す前に一度室外機の周辺を確認してみてください。
ホコリやゴミ、枯れ葉などが室外機の周りに溜まっていませんか?
室外機と壁の間にも思っている以上にホコリや枯れ葉などが溜まっていることがあります。
ホコリなどが室外機の中のファンに入ってしまうと異音になります。
また、振動が激しくなり騒音の元にもなってしまいます。
室外機の汚れは室内機には影響しません。
そのため、どうしても室内機に比べ掃除をさぼりがちになってしまいますが、冷房や暖房をよく使うシーズンの前には室外機の周辺を掃除しておく方が安心です。
ホコリや枯れ葉などが下に積もっていると風が強い日に巻き上げられて室外機に入り込むことがあります。
ちょっとした掃除で室外機に良い環境を作ることができるので、ぜひシーズン前にはチェックしてみてください。
騒音対策はどうしたらいい?
ではもうすでに鳴り始めてしまった室外機の騒音には何か対策ができるのでしょうか。
答えはYESです。
エアコンの室外機の騒音に対しては
・壁から少し離す
・室外機の下に置く土台を交換する
・室外機の周りを掃除する
などの対策を取ることができます。
防振ゴムは振動を吸収し、室外機そのものの揺れを小さくする働きがあります。
室外機の下に設置する土台のさらに下に防振ゴムを敷くことで騒音を防ぐ効果があります。
また、壁から室外機を少し離すことで壁への振動を防ぐことができます。
さらに室外機の下に置く土台は一般的にコンクリートかプラスチックでできたプラブロックが多いですが、中に穴が開いているタイプは騒音が出やすいです。
そのため、ボルトで固定できるタイプに変えることで騒音を抑える働きがあります。
また、室外機の周りを掃除することでホコリや枯れ葉の巻きこみを防げます。
ご近所とトラブルになる前に対処しよう!
エアコンの室外機の騒音を放置しておくと自分や家族のストレスになるだけでなく、ご近所トラブルの元となります。
自分がうるさいと感じる場合は、たいてい周りの人も同じようにうるさいと感じています。
室外機の騒音で生じるトラブルを避けるためにもしっかりと騒音対策をしておくことが大切です。
騒音対策をする際、気を付けなければならないのが意外と室外機はデリケートなアイテムであるということです。
特に古くなった室外機は想像以上に脆くなっています。
力いっぱい動かしてしまうと破損の原因になるので注意してください。
また、室外機を少しでも動かす場合はつながっている配管パイプに気を付けて下さい。
配管パイプが壊れてしまうとガスが漏れる危険性があります。
自分では難しいと少しでも感じた場合は、業者に依頼して行ったほうが安全です。
まとめ
エアコンの室外機の騒音対策をご紹介してきましたがいかがでしたか?
室外機は意外と見落とされがちな電化製品です。
ケアを怠ってしまうと故障やトラブルの元になるので、程度に様子を見てあげてくださね。
しっかりケアしておけば約10年間は買い替えの必要なく使えるので、ぜひ長く愛用できるようにしてみてくださいね。
コメント