引っ越しの挨拶をされたときにどのようなお言葉を返していますか。
今回は引っ越し挨拶のお返しの言葉について詳しく解説しつつ、粗品にもお返しをした方がいいのかどうかを見ていきます。
慣れていないと色々と戸惑ってしまう事がある引っ越し関連のやりとりですが、ある程度の決まり事がありますのでその決まり事がどうなっているのかを見ていくと楽に対応できるようになるでしょう。
引っ越し挨拶のお返しの言葉を紹介!
引っ越しの挨拶をされた側は理想としてはすぐにでも引っ越してきた人の所に行って挨拶をすることになります。
このときの挨拶をまともにしたことがないという人は言葉に詰まってしまうことでしょう。
しかし、こういった挨拶は特に難しいことはないので『○○号室の××と申します。わざわざ御挨拶していただきありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします』といった挨拶をすれば良いでしょう。
そのときに小さなお子さんがいるという方は『子どもがいるのでご迷惑おかけすることがあるかもしれませんが、よろしくお願いします』といった言葉も追加してください。
他にも、なかなか直接会うことが出来ずに手紙で挨拶するときがありますが、そのときもテンプレート文章があります。
具体的には文章で書くときと一緒で以下のルールを守りましょう。
いただいた粗品にお返しは必要なの?
引っ越し挨拶における粗品はだいたい500円から1500円程度となっており、名前の通り本当に粗品となっています。
こういった粗品は『ご迷惑おかけしてすいません』とか『引っ越し時に色々とご迷惑おかけしてすいません』という意味があるのです。
こういった意味が込められていることからも粗品を配る側はできる限り早めに動くことが大切なのです。
この意味を見るとわかるようにもらった側は迷惑料と考えてもらっておけばいいと考えてください。
わざわざ迷惑料としてもらった物に対しての返礼として品物を用意して配るというやり方は推奨されていないのです。
引っ越し挨拶のお返しをした方がいい場合
引っ越し挨拶のお返しをした方がいい場合は小さなお子さんがいる人達でしょう。
そういった人達はお子さんがいるために騒音などの迷惑をかけるかもしれないという事もお返しを伝えるタイミングで言うことが出来ます。
また、小さなお子さんがなんらかのトラブルに巻き込まれたときでも、事情を話していることで助けて貰える可能性が高まるのもメリットとなります。
こういった状況にある人はできれば引っ越し挨拶を手紙でされたらのならば積極的に赴くべきだと思っているのです。
お返しをするときに注意したいこと
お返しをするときに注意すべき事もいくつかあります。
まず、お互いの生活リズムが全く違うためになかなか直接会うことが出来ないというケースもあるということです。
そのときは手紙を使ってお礼の返事をしておくべきでしょう。
この手紙の内容は出来るだけシンプルな物にしながらも伝えたいことをまとめた内容が理想なので、何度か訪れていなかった人は手紙を用意しておいてください。
ここで用意するべき手紙はルーズリーフやチラシの裏といった紙ではなく、きちんとした物を用意して対応しましょう。
そして手紙を用いるのならば白無地の封筒も用意してください。
直接会うことが出来たという人も、引っ越してきたばかりで疲れている可能性が高いので長話にならないようにシンプルな言葉のやりとりで終わらせるようにしてください。
また、粗品をもらったことでこの粗品に対する返礼品を用意したくなる気持ちもわかりますが、この粗品はある意味迷惑料として渡されている粗品になっているので、返礼は不要なのです。
シンプルにあってお話しするのが理想ですが、無理なら手紙での挨拶に切り替えて円滑にご近所付き合いが出来る環境を整えましょう。
手紙より直接会った方がいい?
やはり引っ越しの挨拶をする側の立場でも直接会って粗品を渡したり伝えたいことを伝えることが理想となっているので、この挨拶に対する返事をする立ち位置にある人も直接会うことがやはり理想となってきます。
もちろん、人によっては直接会うことを拒んでくる人もいますし、夜勤などで生活する時間帯が全然違うので会うことが出来ないというケースもあるでしょう。
そのときは無理に会おうとしないで、手紙を使ったやりとりにするのが理想となってくるのです。
引っ越し挨拶にメリットはある?
引っ越しの挨拶のお返しをした方いい方々はなんと言っても顔見知りになることでメリットが大きい人達でしょう。
顔見知りになっておくと何かあったときに助けてもらいやすくなりますし、家族がいるから迷惑をかけるといったお話をしておくことが出来るのでご近所トラブルは減ります。
このご近所トラブルが減ることに大きなメリットがある環境の人はやるべき行動としてどんどん取り入れるべきなんて紹介のされ方もしているのです。
引っ越したばかりで知り合いがいない状況の人は色々と不安ですが、そんな状況できちんと返礼の挨拶をしてくる人がいるとマナーがある良い人と見られやすく親しくなれる可能性が大幅にアップします。
ご近所付き合いを少しでも円滑なモノにしたい人にとって引っ越しの時の挨拶の対応は重要なのです。
特にこういったご近所付き合いが大きく影響してくるのが大地震といった震災に直面したときで、お互いをしっかりと認識できてお使いもある人達は自然と一緒に行動して助け合うようになります。
ところが近所に住んでいることは知っているけどお付き合いは一切ないという人だらけだと、何かあったときに助けて貰える可能性も低くなるのです。
ただし、女性の一人暮らしのように出来るだけ他の人との接触を避けるために居留守を使うというケースもありますので、無理に会うために何度も訪れるのは止めた方が良いという意見もあります。
こればかりは状況次第なところもありますので、基本的に挨拶のお返しをするとメリットがあるためやった方が良いと考えた方が良いかもしれません。
逆に挨拶をしたくないという人は徹底的に人付き合いを減らしたいという方や、女性の一人暮らしなので近所の人達に色々と情報をバラしたくないという方もいると思います。
こういった人達にとっての挨拶回りの対する返事はメリットがそこまで大きくないので、無理にする必要はないのかもしれません。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は引っ越し挨拶のお返しの言葉を紹介しました。
粗品にもお返しをした方がいいかどうか、挨拶の内容はどうなっているのかなどをまとめました。
基本的にその地域に長く住む予定がある方は人間関係を円滑にしておくことでのメリットも大きくなりますので、挨拶から来るお付き合いも重視した方が良いです。
逆に、短期間しかその地域にいないことが確定している人はご近所付き合いを最小限にしているケースもあるのですが、これは仕方がないことだと思っています。
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