アクアマリンの宝石言葉はなに?お手入れ方法を紹介!
3月の誕生石はアクアマリンです。
今回はこのアクアマリンの意味や由来について詳しく解説し、色や効果についても調べてまいります。
アクアマリンを使った具体的なアクセサリーや手入れの方法など、気になる情報も全て網羅していきましょう。
宝石言葉がどうなっているのかも注目です。
「アクアマリン」の意味や由来
3月の誕生石はアクアマリンです。
アクアマリンはラテン語で「水」を表す「アクア」と「海」を表す「マリン」が」くっついた言葉で、その名前の通り穏やかな海を表すような宝石となっております。
キーワードがこの「水」と「海」になっていますので、意味や由来や宝石言葉もそれに由来したいものが基本となってきます。
鉱物学上ではエメラルドと同じベリル(緑柱石)に属する鉱物で、実は鉱物として産出する原石は青色というよりは緑色になっています。
それを品質改良や色改善のための熱処理を行うことで青色になるのです。
また、ギリシャ神話に登場する宝石の一つであり「荒れた海で、海の精霊の宝物が浜辺に打ち上げられ、その宝物がアクアマリンになった」という言い伝えがあるのです。
荒れた海によって打ち上げられたこの宝石は「海を旅する者たちのお守り」として使われるようになり、過去の船乗りはお守りとして使っていたといわれています。
「沈むことなく浮かび上がる宝石」という力を持っていると人気があったので、海の者たちから愛されるのも納得でしょう。
海にまつわる伝説が多いアクアマリンは「天使の石」や「人魚石」といった愛称もあり、愛される宝石の一つとなっています。
薄い水色の宝石は優しい雰囲気を醸し出すゆえに非常に人気があり、フランス王妃マリーアントワネットが愛した宝石の一つといわれています。
中世ヨーロッパの貴族社会で特に活用された宝石の一つで、夜会での登場回数の多さや活躍の度合いから「夜の女王」との異名をついております。
どうやらアクアマリンは月の女神ディアナを象徴する石でありしかも月の光を受けて美しくきらびやかな宝石をより際立たせることからこのような異名がついたのでしょう。
ロウソクなどの夜の照明の中でも美しく輝くようです。
アクアマリンの色や効果は?
アクアマリンの色は海を連想する青色です。
ただし、原石は緑色のものが多くそこから品質改良が行われて透明度の高い水色になります。
非常に高い温度で熱することで色を整えることになりますが、ブルーの発色要因が足りないと美しい青色にならないため石の質による差がかなりある宝石となります。
低品質のアクアマリンはどうしても緑がかっている部分が残っていたり茶色い濁りが発生してしまうようです。
また、最高品質のアクアマリンが採掘できるといわれていたブラジル・サンタマリア鉱山も枯渇寸前ということで、近年最高品質のアクアマリンの値段がとっても高騰しているようです。
宗教的には中世キリスト教において罪を洗い流してくれる石がこのアクアマリンであると信じられていたようです。
また、青い海や水を表すこの石は平和と安らぎを与えてくれる効果があるので、平穏な心や仲たがい人とのやり直しの機会が得やすくなるでしょう。
心が疲れた人にとってまさに最適な宝石となるのです。
いわゆる海の人たちのお守り効果以外にも、ヒーリング効果や癒し効果をもたらしてくれるのです。
一説には目の不調を改善する効果もあるといわれております。
コミュニケーション能力を高める作用もあるといわれており、恋愛にも使える石と力説する人もいます。
宝石言葉について
アクアマリンの宝石言葉は「健康」「聡明」「富」「自由」「幸福をもたらす」「勇敢」などです。
海の日と立ちのお守りとしても使われるアクアマリンは透明感のある美しさから海を連想させて「自由」などの言葉につながったのでしょう。
魚座の3月がこのアクアマリンというのも繋がりを感じます。
古代エジプト王家のローマ貴族に愛されたアクアマリンはヒーリング効果もあるといわれている石ではありますが、心の安らぎを得られる石という噂もありますので活用している人も多いのではないでしょうか。
お手入れ方法はこちら
アクアマリンは硬度的にアクセサリーとして身に付けたとしても問題ないものとなっていますが、実は紫外線に弱い宝石であり長時間日光にさらし続けると変色してしまう可能性があるのです。
なので、当たり前のように身に着けて活動する石ではないでしょう。
太陽光にあたり続けると美しい青色が白っぽくなるという情報もあります。
しかし、水にはめっぽう強い宝石なので、水による浄化が一般的です。
熱にさらすのもやめたほうがいいといわれているので、冷たい水で洗いましょう。
ぬるま湯の石鹸水と毛先の柔らかい歯ブラシを使って汚れを落としてください。
あとはきれいな布で拭いて終了です。
保管するときもしっかりと黒い布をかぶせて太陽光が当たらないようにしてください。
普段のお手入れは柔らかい布で全体を拭くようにして、特別なお手入れをするときは中性洗剤や石鹸水を溶かしたぬるま湯にアクアマリンを入れて柔らかいブラシでやさしくこすって、真水ですすぎ柔らかい布で水気を飛ばしてください。
振動にも強いので超音波洗浄機も使えるという書き込みもあります。
熱への耐久性はそれなりにありますが高温で放置するのはNGとなっております。
アクアマリンを使ったアクセサリーを紹介!
天然アクアマリン&ホワイトキュービックジルコニアスリーストーンリング
シルバー925を使いプラチナコーティングされて天然アクアマリンを用いた指輪です。
3980円という破格な価格で購入が可能な一品で、購入者レビュー平均点が5点満点の4.8点という恐ろしい数字を出しています。
アクアマリンはお守りとしても使うことができるので、お守りとして購入している人もいるみたいです。
思ったよりもアクアマリンが大きいというレビューもあったので、お値段以上の商品に仕上がっているのでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は3月の誕生石であるアクアマリンについて記載してまいりました。
宝石は男性女性関わらず昔はお守りという意味で持っていた人も多かったのですが、今の日本人でこれらの石をお守りとして持っている人は少ないと思います。
個人的にもお守りといわれると神社でもらえるお守りを連想してしまいますので、宝石をお守りにするという文化そのものが日本ではあんまり浸透していないといえるでしょう。
それでもこのような宝石をお守りとして持っているというのもかなりオシャレに感じますので、今回の誕生石であるアクアマリンの説明を気に入ったという人はお守りとして購入してみてはいかがでしょうか。
Amazonや楽天でかなり安いものが入手できるので、手に取りやすくはなっております。
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