徳島市の名物として非常に有名な阿波踊りの2024年はどういった日程なのか、気になりますよね?
そこで、今回は徳島市阿波おどりの見どころや日程について解説しつつ、阿波踊りの歴史についても紐解いていきます。
そもそも、この踊りはどういった経緯で始まったのか、そういった背景を知ることでお祭りをより楽しめるようになりますよ。
【2024年】徳島市阿波おどりの見どころや日程!
徳島市阿波踊りの概要や見所について簡単に紹介します。
あまりにも内容が濃いので、わかりやすく見所について箇条書きにしました。
見所①伝統と規模
・400年以上の歴史を持つ日本の伝統芸能
・毎年8月12日から15日に開催される日本有数の大規模イベント
・10万人を超える踊り手と100万人以上の観光客が参加
見所②独特の踊りスタイル
・2拍子のリズムに乗った独特の踊り
・女性は優雅にしとやかに、男性は豪快に踊る対照的な踊り方
・約1000組の多様な連(グループ)による多彩な踊りの披露
見所③観客参加型の祭り
・飛び入り参加が可能で、観光客も踊りの輪に加われる
・街中が踊り一色に染まる非日常的な雰囲気
見所④多彩な鑑賞スポット
・有料演舞場:質の高い踊りを間近で鑑賞できる
・無料演舞場:気軽に楽しめる
・輪踊り:路上や広場で自然発生的に行われる踊りを楽しめる
・選抜阿波おどり:昼間にホールで行われる特別公演
見所⑤祭りの雰囲気
・中心部が歩行者天国となり、街全体がお祭り一色に
・夜通し鳴り響く鉦と太鼓の音
このように、徳島市阿波おどりは伝統的な踊りの魅力、大規模な祭りの雰囲気、観客参加型のイベント性など、多面的な魅力を持つ日本を代表する夏祭りとなっています。
一推しとしてはやっぱり街中が阿波踊り一色に染まってしまうことでしょう。
他にも女踊りと男踊りで特徴が違うなど踊りそのものの違いを見るといった楽しみ方もありますが、とにかく阿波踊りを心置きなく楽しめるスポットであることが見所ですよね。
過去の徳島市阿波おどりのSNSの口コミ!
次は過去の徳島市阿波おどりはどのような形でユーザーに受け入れられていたのかを、X(旧twitter)で見ていきましょう。
ただし、2023年は警戒レベル3の避難準備・高齢者等避難開始が出されるレベルの台風がガッツリ来ていたため、まともに開催できていません。
その点は注意して、過去情報を見ていきましょう。
1996年、徳島市元町「阿波おどり」 pic.twitter.com/wa3rdbhPYl
— ちょっと昔の日本の景色bot (@japan80to00) February 13, 2024
こちらは2024年のツイートですが、1996年に徳島市元町で撮影された画像がセットのものです。
当時の画像ですが、どれだけ盛り上がっているのかがこの1枚だけでわかるので、是非とも見てもらいたいですね。
【悲報】内藤市長が中止を要請する中、台風接近下の阿波踊り強行開催 宮迫ら大雨の中、参加
内藤佐和子市長は「徳島市として、阿波おどり実行委員会に対して中止を要請しましたが実行委員会は開催を決定した」などと投稿した。#台風7号 #阿波おどり #徳島 #宮迫 https://t.co/5IDMR87brH pic.twitter.com/r2MYLrQjU2
— 爆サイ.com【公式】ツイッター (@bakusai_com) August 14, 2023
こちらは2023年にツイートで、台風が接近している中で強行開催しているところが動画として紹介されています。
いろいろと世の中を騒がせたあの宮迫もいますね。
感染爆発を起こした昨年の開催を、ろくに検証せず「英断」だと言い放った内藤佐和子徳島市長。「反省なき2023年徳島市阿波おどり」起こるべくして起こった数々のトラブル。
あなたのやりたかった阿波踊りってコレですか?#違法建築 #阿波おどり継承クラファン#馬鹿な大将敵より怖い※選挙公約 pic.twitter.com/mgHVKDoz9Z
— viva (@viva03990583) August 26, 2023
こちらは2022年の阿波踊りで新型コロナトラブルがあったことに触れていますね。
2022年の阿波踊りイベントでは3密回避など対策徹底出来ていなかったため、感染爆発が起きたと当時の新聞記事などで書かれていました。
具体的にそういったニュースが今でも残っています。
具体的にはこちらの『阿波踊り、819人コロナ感染報告 3密回避など対策徹底できず [徳島県]:朝日新聞デジタル』ですね。
こういった問題を抱えて2022年は失敗と見なされ、2023年も揉めてしまったのでしょう。
2024年はこういった問題は解決した状態で開催してくれることを切に願います。
徳島市阿波おどりへのアクセス方法
参照URL:https://www.awaodorimirai.com/niwakaren
徳島駅南側の商店街がほとんど歩行者天国になるので、車での移動は推奨されていません。
基本的に徳島市の阿波踊りは徳島駅から歩いて行ける距離にあるので、どうやって徳島駅に向かうのかを考えましょう。
具体的にアクセスは以下の通りとなっています。
東京から飛行機
飛行機で徳島県阿波おどり空港へ移動⇒リムジンバスでJR徳島駅へ⇒徒歩で目的地到着
東京から夜行バス
約10時間かけてJR徳島駅へ⇒そこから徒歩で目的地へ移動
大阪から車で
阪神高速で『垂水JCT』へ⇒神戸淡路鳴門自動車道で『鳴門JCT』へ⇒徳島自動車道で『徳島IC』へ⇒国道11号で徳島市内へ
徳島市阿波おどりの駐車場情報
参照URL:https://www.city.tokushima.tokushima.jp/kankou/awaodori/index.html
阿波踊りの演舞場は全部で4か所ありどこに行くのかで駐車したい場所も変わってきますが、お祭り期間は演舞場付近は通行規制があってそもそも車移動が出来ません。
それを踏まえた上で車移動を考えている方は、徳島駅周辺の駐車場を使ってください。
駅周辺なら駐車できる可能性があります。
徳島市阿波おどりの歴史は?
参照URL:https://www.city.tokushima.tokushima.jp/kankou/awaodori/index.html
徳島市阿波踊りの歴史は非常に長いので、ある程度要約してまとめていきます。
①起源
・主な起源説としては徳島城築城祝賀説 (1586年頃)、風流踊り起源説 (1578年の記録あり)、盆踊り起源説がある
・どれも起源としては約400年前に遡るため、歴史的価値がある
②発展の経緯
・江戸時代では禁止令が出されるほど人気になる
・文化・文政期 (1804-1830頃)に藍商人の台頭により全国との文化交流が進み、現在の形に近い踊りが確立する
・明治〜大正期に西洋楽器の導入などモダン化する
・昭和初期に「阿波おどり」の名称が定着する
・戦後は全国的に普及して流行する
③特徴的な要素
・ぞめき踊り: 基本となる賑やかな踊り
・組踊り: 大規模で華麗な踊り
・俄踊り: 即興的な寸劇や芸能
④藩の規制と町人文化
・藩は秩序維持のため度々規制を強化
・町人たちは規制をかいくぐりながら踊りを発展させた
このように、阿波おどりは400年以上の歴史の中で、藩の規制と町人文化の相互作用、経済的背景などの影響を受けながら発展し、現在の形に至ったことがわかります。
お祭りへ行くときによくある質問
お祭りに行く際のおすすめの服装は何ですか?
お祭りに行く際のおすすめの服装として、まず動きやすく快適な服装を選ぶことが大切です。
特に浴衣は、お祭りの雰囲気を楽しむための定番の服装であり、涼しくて動きやすいです。
浴衣を着る際は、下駄や草履を合わせるとより一層お祭り気分を楽しめます。
カジュアルな服装でも問題ありませんが、混雑する場合が多いため、動きやすく、汚れても良い服装を選ぶと良いでしょう。
また、夜は冷えることもあるので、羽織るものを持って行くと安心です。
お祭りで楽しむための持ち物は何ですか?
お祭りで楽しむための持ち物として、まず現金を持参することが重要です。
屋台や出店では現金のみの取り扱いが多いため、小銭や千円札を用意しておくと便利です。
また、スマートフォンは連絡手段やカメラとして役立つため、充電器やモバイルバッテリーも忘れずに持って行きましょう。
さらに、ハンカチやウェットティッシュは、食事の際やトイレの後に役立ちます。
日中の屋外イベントでは、日焼け止めや帽子、飲み物も持参すると良いでしょう。
お祭りでの食べ物や飲み物のおすすめは何ですか?
お祭りでの食べ物や飲み物のおすすめとして、まず定番の屋台グルメを楽しむことが挙げられます。
たこ焼き、焼きそば、綿菓子、金魚すくいなどは、多くのお祭りで見かける人気のメニューです。
また、地域ごとの特産品やご当地グルメも見逃せません。
例えば、北海道ではジャガバターやジンギスカン、大阪では串カツやイカ焼きが楽しめます。
飲み物では、ラムネやビールが定番ですが、暑い日には冷たいかき氷もおすすめです。
お祭りの雰囲気を楽しみながら、様々な食べ物や飲み物を試してみてください。
お祭りの混雑を避けるためのコツはありますか?
お祭りの混雑を避けるためのコツとして、まず早い時間帯に訪れることが効果的です。
多くの人は夕方から夜にかけて訪れるため、午前中やお昼過ぎに行くと比較的空いています。
また、平日に開催されるお祭りは、週末よりも人が少ないことが多いです。
さらに、メインのイベントや花火大会が始まる前に、屋台を回ったり観光スポットを見ておくと、混雑を避けることができます。
事前にお祭りのスケジュールを確認し、計画的に動くことがポイントです。
お祭りで気をつけるべきマナーやルールはありますか?
お祭りで気をつけるべきマナーやルールとして、まずゴミは必ず持ち帰るか、指定のゴミ箱に捨てることが重要です。
多くの人が集まる場所では、清潔を保つために協力が必要です。
また、混雑している場所では、周囲の人々に配慮しながら移動することが大切です。
特に子供連れやお年寄りには、優先的に通路を譲るよう心がけましょう。
さらに、大きな音や声で騒がないようにし、他の参加者や地元の人々に迷惑をかけないように注意します。
これらのマナーを守ることで、みんなが楽しくお祭りを楽しむことができます。
徳島市阿波おどりのまとめ
以上、いかがでしたか。
今回は2024年の徳島市阿波おどりの見どころや日程を解説しつつ、歴史についても触れてきました。
●開催日は8月11日(日)から15日(木)
●大会期間中は各地でイベントが発生
●400年以上の歴史がある重要なイベント、しかし2022年と2023年は新型コロナや台風などトラブルが続いた
2022年の新型コロナによる集団感染は大分問題になって、全国レベルで騒ぎとなりました。
あの頃は自粛する人と自粛から解き放たれようとする人の対立が著しく激しかったと思います。
2023年も台風の影響でまともに開催できていないので、ある意味でまともに開催するのは久しぶりな2024年となるでしょう。
いろいろと心配なので、今年はトラブルなくイベントが進んでほしいですね。
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