宮城県の夏のイベントの一つ早馬神社夏詣、2024年夏が近づいてきたので気になる方は多いでしょう。
そこで、今回は2024年の早馬神社夏詣の見どころや詳しい日程を紹介しつつ、アクセス方法や駐車場情報などほしい情報満載でお届けします。
軽くどういったお祭りなのか、どのような歴史があるのかもご紹介するので、名前を聞いたことはあるけど、どういったイベントなのかわからないという方も是非見ていってください。
【2024年】早馬神社夏詣の見どころや詳しい日程!
参照URL:https://hayama.jinja.jp/html/schedule.html
早馬神社夏詣は宮城県気仙沼市唐桑町宿地区にある神社で行われるイベントです。
鹿児島県姶良市にも早馬神社が存在しているので、間違えないようにしましょう。
こちらの神社は鎌倉幕府御家人梶原景時という時の人の兄である、梶原景実が創建した神社で、祭祀を司るのは梶原氏となっています。
源頼朝の死後に没落していく梶原一族を見て鎌倉を離れた梶原景実が、源頼朝・梶原景時・梶原景季の御影を安置した場所でもあります。
そんな場所なので、あの時代の英雄が好きな人にとってはたまらない隠れスポットのような扱いを受けていました。
さて、そんな鎌倉時代からの逸話がある早馬神社で夏場に行われるイベントが『早馬神社夏詣』で『夏詣』は『なつもうで』と読みます。
このイベントは初詣から半年が経過したことで発生した罪や汚れを祓い清めるという意味が込められており、その後の半年間の平穏無事を祈るものとなっています。
昔ながらの神事というやつです。
見所としては境内にある涼やかな風鈴でしょう。
あれは『厄除風鈴』といった厄払いや罪を清めるという意味を込めて作られた風鈴です。
手水舎に花手水(はなてみず)の設置もあり、夏詣限定の『馬九行久守(うまくいく守)』の授与など細かいイベントもぎっしりと詰まっています。
神社で涼みながら『日本の夏』をこれでもかと感じたい方にはかなりオススメしたいイベントですよ!
過去の早馬神社夏詣に対する皆の反応!
それでは過去の早馬神社夏詣に対する反応をX(旧twitter)から見ていきたいと思います。
宮城県気仙沼市唐桑町宿浦鎮座の
早馬神社です。
大河ドラマ鎌倉殿の十三人のひとり
梶原景時の兄の直系子孫が宮司を勤めております。夏詣御朱印いただきました。
昨日の大河ドラマは梶原景時没落でかわいそうでした。 pic.twitter.com/ttlaIobKpF— 菊地博之 (@23H8cPMf1BmBEHf) July 24, 2022
こちらは2022年のツイートですが、大河ドラマの影響がよくわかるものです。
梶原景時ゆかりの地ってバッチリ画像で写っていますね。
夏詣も今までの時期より忙しかったことでしょう。
#早馬神社 さんの #夏詣 をして #御朱印 を拝受しました。直書きと配布の2種類がありましたが、私は直書きを選択…先日の竹駒神社に続き2社目の夏詣御朱印です。この時間には徐々に日が傾いてきて、暑さも和らいできたのですが、風鈴の涼やかな音色がとても心地よかったです。
夏詣、良いと思います! pic.twitter.com/rAnPQbs8dN— 佐藤非常口@仙台(2期) (@ExitSendai) August 19, 2023
こちらは2023年のツイートです。
このツイートでは夏詣御朱印について紹介していますね。
直筆のものと配布の物があるとのことですが、やはり直筆の物がほしいと思ってしまいます。
私を今守ってくれているもの
早馬神社へ行った時の”馬九行久守”(うまくいくまもり)🐎
ダジャレ?良いんだよ!
夏詣限定の水色のお守りじゃなくて黒にしちゃった…金色の字…カッコいい… pic.twitter.com/8y5ZqTfLcX— ポメ…… (@_weakcrab) August 20, 2023
こちらのツイートは2023年にものですが、ちょっとした面白いお守りを紹介しています。
馬九行久守(うまくいくまもり)はメッチャクチャ当て字になっていますが面白いのでありだと思います。
早馬神社夏詣へのアクセス方法
参照URL:https://hayama.jinja.jp/html/schedule.html
早馬神社夏詣がある『宮城県気仙沼市唐桑町宿浦75』へのアクセスについてお話します。
場所が場所なのでタクシーや車といった交通手段がないとキツイですね。
まずは、地図を貼ります。
地図を見るとわかるように、そばに駅がありません。
推奨されるルートは車か電車の2択ですが、電車でもタクシーやバスを使うのが基本となっているのでご注意ください。
車で向かう時のルート
一関→唐桑:国道284号線・国道45号線で約55km、そのインターから車で約20分
仙台→唐桑:国道45号線で約140km、そのインターから車で約20分
宮古→唐桑:国道45号線で約130km、そのインターから車で約20分
【最寄インター】
三陸自動車道 陸前高田長部IC(岩手県陸前高田市・大船渡市・釜石市よりお越しの場合)
三陸自動車道 唐桑半島IC(宮城県南三陸町・登米市・石巻市・仙台市よりお越しの場合)
東北自動車道 一関IC(岩手県一関市・平泉町・奥州市・盛岡市よりお越しの場合)
東北自動車道 若柳金成IC(宮城県栗原市・大崎市よりお越しの場合)
電車を使う時のルート
『仙台駅』から新幹線などで『一ノ関駅』へ⇒『一ノ関駅』で大船渡線気仙沼行に乗り換え『気仙沼駅』へ⇒『気仙沼駅』から大船渡線BRT盛行で『八幡大橋駅』へ⇒『八幡大橋駅』下車⇒そこからバスで宿停留所下車徒歩5分かタクシーで移動
このように、仙台駅から目標とする気仙沼駅に電車で行くにはいくつか乗り換えが発生するので、個人的には仙台駅から向かう人はレンタカーを借りて車で移動した方が良いと思います。
早馬神社夏詣の駐車場情報
参照URL:https://hayama.jinja.jp/html/schedule.html
早馬神社夏詣は開催期間が約2ヶ月間もあるので、駐車場が毎日ぎっしりと埋まるというパターンが少ないです。
できれば用意されている駐車場を使いましょう。
早馬神社には専用駐車場が50台設けており、臨時駐車場もイベント中は200台が用意されるので、こちらを利用すると良いでしょう。
早馬神社夏詣の歴史は?
参照URL:https://hayama.jinja.jp/html/schedule.html
早馬神社に関する歴史は梶原景実の創建からスタートと、濃厚な物がありますが『早馬神社夏詣』の歴史となると一気にトーンダウンします。
大河ドラマであの時代の英雄達が脚光を浴びたことで、梶原景実にもスポットが当たり有名になった早馬神社ですが、夏詣の歴史に関してはわからないことだらけでした。
言えることは日本各地で行われている『夏詣』と同じ意味を持ち、鎌倉時代から受け継いだ神事の色が濃いイベントであるということでしょう。
そもそも、夏詣は7月1日以降に神社仏閣に詣でるという日本の風習であり、夏詣そのものに罪穢れを祓い清めて来る半年の平穏を願う『夏越しの大祓』の意味が込められています。
意味を見てみると、改めてこの『早馬神社夏詣』もその一種と言えるでしょう。
また、早馬神社の御祭神は倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)なので、そこでのお祈りは五穀豊穣・殖産興業・開運招福・商売繁盛といった効果をもたらしてくれそうです。
鎌倉時代が1180年から1333年まで続いたこと、そして創建 が1217年であることを考えれば鎌倉時代の名残が明確に残っていてもおかしくありません。
鎌倉時代には源頼朝が始めたと伝えられる『除魔神事』のように、鬼や厄や邪を祓う意味を込められた行事がいろいろとあったので、この夏詣にもこういった意味が込められていたと推測しております。
お祭りへ行くときによくある質問
お祭りに行く際のおすすめの服装は何ですか?
お祭りに行く際のおすすめの服装として、まず動きやすく快適な服装を選ぶことが大切です。
特に浴衣は、お祭りの雰囲気を楽しむための定番の服装であり、涼しくて動きやすいです。
浴衣を着る際は、下駄や草履を合わせるとより一層お祭り気分を楽しめます。
カジュアルな服装でも問題ありませんが、混雑する場合が多いため、動きやすく、汚れても良い服装を選ぶと良いでしょう。
また、夜は冷えることもあるので、羽織るものを持って行くと安心です。
お祭りで楽しむための持ち物は何ですか?
お祭りで楽しむための持ち物として、まず現金を持参することが重要です。
屋台や出店では現金のみの取り扱いが多いため、小銭や千円札を用意しておくと便利です。
また、スマートフォンは連絡手段やカメラとして役立つため、充電器やモバイルバッテリーも忘れずに持って行きましょう。
さらに、ハンカチやウェットティッシュは、食事の際やトイレの後に役立ちます。
日中の屋外イベントでは、日焼け止めや帽子、飲み物も持参すると良いでしょう。
お祭りでの食べ物や飲み物のおすすめは何ですか?
お祭りでの食べ物や飲み物のおすすめとして、まず定番の屋台グルメを楽しむことが挙げられます。
たこ焼き、焼きそば、綿菓子、金魚すくいなどは、多くのお祭りで見かける人気のメニューです。
また、地域ごとの特産品やご当地グルメも見逃せません。
例えば、北海道ではジャガバターやジンギスカン、大阪では串カツやイカ焼きが楽しめます。
飲み物では、ラムネやビールが定番ですが、暑い日には冷たいかき氷もおすすめです。
お祭りの雰囲気を楽しみながら、様々な食べ物や飲み物を試してみてください。
お祭りの混雑を避けるためのコツはありますか?
お祭りの混雑を避けるためのコツとして、まず早い時間帯に訪れることが効果的です。
多くの人は夕方から夜にかけて訪れるため、午前中やお昼過ぎに行くと比較的空いています。
また、平日に開催されるお祭りは、週末よりも人が少ないことが多いです。
さらに、メインのイベントや花火大会が始まる前に、屋台を回ったり観光スポットを見ておくと、混雑を避けることができます。
事前にお祭りのスケジュールを確認し、計画的に動くことがポイントです。
お祭りで気をつけるべきマナーやルールはありますか?
お祭りで気をつけるべきマナーやルールとして、まずゴミは必ず持ち帰るか、指定のゴミ箱に捨てることが重要です。
多くの人が集まる場所では、清潔を保つために協力が必要です。
また、混雑している場所では、周囲の人々に配慮しながら移動することが大切です。
特に子供連れやお年寄りには、優先的に通路を譲るよう心がけましょう。
さらに、大きな音や声で騒がないようにし、他の参加者や地元の人々に迷惑をかけないように注意します。
これらのマナーを守ることで、みんなが楽しくお祭りを楽しむことができます。
早馬神社夏詣のまとめ
以上、いかがでしたか。
今回は宮城県の早馬神社で行われる夏詣イベントについて紹介しました。
●宮城県の早馬神社で行われる夏詣の開催日は7月1日から8月31日
●駐車場は用意しており、イベント期間も長いため駐められる可能性は高い
●アクセスは車やバスがないとキツイので要注意
各地で行われている夏詣でイベントと同じ行事の一つですね。
ただし、鎌倉時代の英雄である梶原景時ゆかりのちで 行われるイベントなのでそういった意味での注目度は高めです。
2022年がピークだったと思うので、2024年がどうなるかまでは読めませんがそれでも混み合う可能性は高めなので気をつけましょう。
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