今回は“大安にしてはいけないことまとめ!逆にするといいとされていることは?”と題して大安にしてはいけないことと、大安にすると縁起の良いことをひたすらまとめていきます。
何かと大安は吉なのであらゆる活動が推奨されますが、逆にやってはいけないことというのは存在しているのでしょうか。
してはいけないことについて、いろいろと調べて掘り下げていきましょう。
大安にしてはいけないこと一覧!
大安は新しいことを始めるのに最適な吉日とされていますが、避けた方が賢明な行事もあります。
1. 葬儀・通夜
大安は慶事に適していますが、弔事となる葬儀や通夜は避けた方がよいでしょう。
参列者の中には「めでたい日に不謹慎だ」と感じる人もいるかもしれません。
故人に対する冥福を最優先する必要があります。
2. 法事・仏事
同様に、法事や仏事についても大安は避けられがちです。
大安はおめでたい日という印象があり、弔事行事との相性が悪いためです。
3. 手術・入院
病気や怪我に関わることも、大安の新しい始まりという意味合いと合わないため避ける傾向にあります。
これはお見舞いに関しても同じで、大安にお見舞いされることを嫌う人もごく少数ですがいるようです。
4. 訴訟・係争の開始
トラブルの始まりとなる行為も、縁起の良い大安には適さないとされています。
5. 破損・解体作業
物事の終わりを意味するような作業も、新しい始まりの日とはなじまないため避けられます。
このように、大安は人生の節目の行事や新しいことを始めるのに適していますが、終わりや別れ、トラブルなどと関連する行事は避ける方が無難だと考えられています。
ただし、これらは伝統的な習わしに過ぎず、合理的な理由ではありません。
最終的には個人の判断になります。
個人的には相性が悪いものは存在しないと考えているので、大安ならば何をしてもいいと感じているぐらいです。
大安にすると縁起のいいこと一覧!
大安は一日を通して縁起が良い日とされ、新しいことを始めたり人生の節目を祝うのに適した日です。
では、具体的にどのようなことが大安に向いているでしょうか。
1. 人生の節目を祝う行事
結婚式や七五三、お宮参りなど、人生の大きな節目を祝う行事は大安に行うとよいとされています。
長時間に渡る行事で吉日が継続するメリットがあります。
2. 新しいスタートを切ること
新居への引っ越しや新車の納車、新しい仕事や趣味の始まりなど、新しい一歩を踏み出すのに適しています。
3. 開運・金運アップの機会
宝くじの購入や新しい財布の使用、金融機関での契約締結など、金運や開運を願うこともおすすめです。
4. 店舗のオープンや建築の儀式
開店・開業、地鎮祭や上棟式など、新たな事業の幕開けとなる行事は大安がよいとされています。
5. 健康運アップ
入院や手術、健康診断の日取りを大安に設定すると、その後の健康運がアップするかもしれません。
6. 縁結びやお見合いの機会
婚活パーティーや合コンなど、新しい出会いのきっかけを大安に設けると良いでしょう。
このように、大安は新しい始まりや人生の節目、金運・健康運アップ、出会いの場面で選ばれがちです。
ただし、伝統的な考え方であり、合理的根拠はありません。
最終的には個人の判断で大安を活用するかどうかを決めましょう。
大安の意味と由来は?
最後に大安の意味と由来についてまとめましょう。
大安の意味
大安は一日を通して吉とされ、何事も良いとされる日になります。
終日吉であるため、そのどの時間帯でも吉の恩恵を受けられるでしょう。
新しいことを始めたり人生の節目の行事に適した日、そして結婚式や開店・入学・引っ越しなどの慶事に良い日とされています。
辞書などで調べても『吉日で、万事によしという日』といった書かれ方をされるのが一般的です。
ただし、一部の方々からは『大安は何もしないのが最もよい日』という解釈をされており、ゆったりすることが一番の最適行動という考え方が発生しています。
大安の由来
大安の語源は中国の「六壬時課」にさかのぼります。
これは時間の吉凶を占う占術で、後に「小六壬」と呼ばれる日の吉凶占いが派生しました。
小六壬が日本に伝わり、昔の日本で流行した陰陽道との考え方とミックスされて室町時代に「六曜」として定着していったのです。
当初の六曜には大安の語はなく、元禄年間(1688~1704年)に現在の六曜の形が確立されたとされています。
大安という言葉の初見は1696年頃の文献にあります。
ただし、六曜自体は神道や仏教とは無関係に、中国の占術が日本で独自の展開を遂げたものです。
しかし仏教の影響を一部を受けたり、民間の習わしと混ざり合って現在の形になったと考えられています。
明治時代に迷信排除の一環で六曜は一時公的には排除されましたが、民間で根強く残り、戦後は再び一般に広まりました。
現代でも冠婚葬祭などの重要な節目では、大安を選ぶ人が多くいます。
ただし合理的根拠があるわけではなく、伝統的な習わしの一つと捉えられています。
大安の吉とされる時間帯について
大安は六曜の中で最も縁起が良いとされる吉日です。
一般的な見方としては、大安の日は終日が吉とされています。
つまり、午前中や午後などの時間帯を選ぶ必要はありません。
一方で、一部の人々の間では、六曜の吉凶は一日の中で徐々に変動すると考えられています。
この考え方に従えば、大安の日でも時間帯によって運気の良し悪しが変わってくるということになるでしょう。
具体的には、以下の2つの考え方があります。
①日の切り替わり(0時)で運気がガラリと変わる
この場合、0時になって大安になると運気が一気に上がり、24時を過ぎて次の日になると運気が急落します。
②日の切り替わりから徐々に運気が変動する
この場合、0時の大安になってからしばらくは運気が徐々に上がり、正午過ぎにピークを迎え、夕方から次第に運気が下がっていきます。
つまり、2つ目の考え方に基づけば、大安の吉運が最も高まるのは正午前後の時間帯ということになります。
一方で、0時前後や夜遅くなるにつれて吉運は低下していくと言えます。
ただし、これらはあくまで一部の人々の考え方に過ぎず、一般的には大安の日は終日が吉とされています。
最終的には個人の考え方次第ですが、伝統的な見方では時間帯を選ぶ必要はないとされています。
大安に関するよくある質問
大安とは何ですか?
大安とは、六曜の一つで、最も縁起が良いとされる日です。
六曜は、日本や中国の伝統的な暦の一部で、大安、仏滅、赤口、先勝、友引、先負の6種類があります。
大安は「大いに安し」という意味があり、何事も成功しやすいとされています。
そのため、結婚式や開業、新車の納車など、重要なイベントや祝い事を行うのに最適な日とされています。
大安の日に結婚式を挙げるのはなぜ良いとされているのですか?
大安の日に結婚式を挙げるのが良いとされているのは、大安が六曜の中で最も縁起の良い日だからです。
大安は「大いに安し」という意味があり、何事も成功すると信じられています。
結婚は一生に一度の大切なイベントであり、幸せなスタートを切るために縁起の良い日を選びたいという願いから、大安の日が好まれます。
多くのカップルや家族が、大安の日に結婚式を挙げることで、末永い幸せを祈ります。
大安に適している他のイベントや行事は何ですか?
大安に適している他のイベントや行事としては、開業や新車の納車、引っ越し、契約の締結、入籍などがあります。
これらの重要なイベントを大安の日に行うことで、順調に進み、良い結果が得られると信じられています。
特にビジネスの新しいスタートや重要な契約の締結など、成功を願う場面で大安の日を選ぶことが多いです。
大安の日に行うことで、縁起を担ぎ、成功を祈ることができます。
大安の日に避けるべきことはありますか?
大安の日に避けるべきことは特にありません。
むしろ、大安は六曜の中で最も縁起が良い日とされており、どのようなイベントや行事にも適しています。
結婚式、開業、引っ越し、新車の納車など、様々な祝い事や新しいスタートを切るのに最適な日です。
ただし、人気の日であるため、予約が集中しやすいという点に注意が必要です。
事前に計画を立て、早めに予約をすることで、大安の日に希望のイベントを行うことができます。
大安の日を見つける方法は何ですか?
大安の日を見つける方法として、まず六曜のカレンダーや暦を確認するのが一般的です。
多くのカレンダーには、六曜の日付が記載されており、大安の日が一目でわかります。
また、インターネットやスマートフォンのアプリでも六曜を確認できるツールがあります。
これらを利用して、簡単に大安の日を見つけることができます。
大安の日に重要なイベントを計画する際は、事前にチェックしておくと安心です。
大安のまとめ
以上、いかがでしたか。
今回は“大安にしてはいけないことまとめ!逆にするといいとされていることは?”と題して、大安にすべきことや大安にあまりやらない方が良いことをまとめました。
大安は基本的に終日吉なので慶事全般とは好相性です。
ただし、凶事になると大安とは相性悪いという考え方が発生するので、なんとも言えなくなります。
また、大安の意味や由来についてもまとめたので、大安について掘り下げたいという方は参考にしてください。
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