今回は“七五三は大安がオススメ？11月15日なのはなぜ？日取りの決め方を紹介！”と題して、七五三と大安の関係についてまとめていきます。
七五三はそもそも大安を意識すべきなのか、六曜を意識して七五三を実行するのならいつが良いのか、七五三はそもそもなぜ11月15日なのか、七五三の日取りの決め方はどうなっているのか、七五三と相性の悪い日はあるのかといった情報もまとめていきましょう。
七五三は大安にした方がいい？
七五三は子供の健やかな成長を祝う大切な行事です。
伝統的には、縁起の良い大安の日に行うことが望ましいとされてきました。
大安は六曜(古来の暦の一種)における最も吉祥な日と考えられ、新しいことを始めるのに適しているからです。
また、六曜では大安に次いで友引も良い日とされています。
しかし近年、特に若い世代を中心に、六曜をあまり気にしない傾向が見られます。
七五三は家庭の都合の良い日に行えばよいという考え方が広まっているのです。
もちろん、大安を選ぶことができれば縁起が良いでしょう。
しかし、大安が難しい場合は友引を狙うなど、柔軟に対応するのが賢明です。
最終的には、六曜という伝統的な考え方を大切にするか、家庭の事情を優先するかは、ご家族で判断されることになります。
七五三が子供の健やかな成長を願う良き機会となることが何より重要です。
六曜を意識して七五三をするならいつがいい？
大安とうまく七五三が重なったらラッキーですが、他の六曜だとどうなのでしょうか。
大安以外の六曜における七五三との相性について、まとめて行きましょう。
友引
友引は大安に次ぐ吉日であり、11時から13時が凶でそれ以外が吉の日です。
意味は「何事も勝負がつかない日」で、結婚式などのお祝い事に適しています。
なんといっても幸せのお裾分けができるという考え方があるので、結婚式などの慶事とは好相性という見方があるのです。
とりあえず、大安に次ぐ吉日な六曜なので大安がダメならこちらでしょう。
先勝
先勝は「急ぎ事、願掛け、訴訟などに吉」とされる日で、午前中が吉で午後が凶な日です。
七五三との相性は良くも悪くもないといった感じだと思います。
先負
先負は「静かなる事に用いて吉」と言われ、物事を始めるよりも平穏に過ごすのが良い日です。
そして午前中が凶で午後が吉という日でもあります。
午後に動く予定ならば七五三と相性的には良いと言えるかもしれません。
赤口
赤口は仏滅に次ぐ凶日で、11時から13時の時間帯だけは吉とされています。
基本的に慶事全般がNGという扱いをされている日なので、七五三にも向いていないでしょう。
仏滅
多くの方が知っているように六曜における最大の凶日です。
一日中が凶日とされ、結婚式などの慶事とはNGとされています。
七五三との相性も良いとは言えません。
七五三が11月15日なのはなぜ？
七五三とは、子供の健やかな成長を祝う日本の伝統行事です。
長らく11月15日にこの行事が行われてきた理由には、いくつかの説があります。
最も有力な説は、江戸時代の徳川将軍家に由来するものです。
当主・徳川綱吉の息子・徳松が病弱だったため、11月15日に健康祈願の儀式を行ったところ、5歳までは無事に育ったと伝えられています。
この経緯から、11月15日が七五三を行う吉日となったと考えられています。
また、旧暦の11月15日は満月の日であり、陰陽道で「一陽来復」と呼ばれる縁起の良い月でもありました。
さらに、この日は「二十七宿の鬼宿日」とされ、鬼が出歩かないと信じられていました。
つまり、婚礼以外の祝い事に適した日だったのです。
一方で、かつて11月15日は収穫祭が行われた時期にもあたり、その年の実りに対する感謝と、子供の成長への祈りが重なったことから、七五三の日となった説もあります。
このように、七五三が11月15日に定着した背景には、江戸時代の出来事や、旧暦の満月、収穫祭など、様々な理由が指摘されています。
伝統的な行事には、昔から数多くの意味合いが込められていたことがうかがえます。
七五三の日取りの決め方は？
七五三は3歳、5歳、7歳の子供の成長を祝う大切な行事です。
日取りを決める際は、以下のポイントを押さえましょう。
1. 子供の年齢確認
対象年齢(3歳、5歳、7歳)の子供がいることを確認します。
2. 神社の混雑状況の予測
人気の高い神社は七五三の時期に混雑が予想されます。
事前に混雑状況を確認し、落ち着いた日を選びましょう。
3. 家族の予定とスケジュール調整
家族全員が参加できる日を選ぶことが大切です。
仕事や用事と重ならない日を調整しましょう。
4. 天気と季節
晴れた日が望ましく、寒暖の調節がしやすい季節がおすすめです。
11月中旬前後が一般的ですが、地域差があります。
5. 神社のイベントや特典の有無
七五三に合わせたイベントや特典を実施している神社もあり、家族で楽しめる機会となります。
子供の年齢や家族の予定、天気、神社の状況などを総合的に判断し、ゆとりを持って七五三の日程を決めましょう。
思い出に残る素敵な行事となることを願っています。
七五三と相性の悪い凶日は？
七五三は子供の健やかな成長を祝う大切な行事です。
伝統的に縁起を担ぐため、日取りには気を付ける必要があるでしょうか。
まず七五三の由来は神道にあり、土地の神様に子供の無事な育ちを祈る儀式です。
その日の吉凶を表す六曜は古代中国から伝わった占星術と日本の陰陽道がミックスした考え方で、神道や仏教とは直接的な関係はありません。
それ以外にもその日の吉凶を表すものはいろいろとありますが、基本的には七五三との考え方との繋がりはほとんど無いのです。
したがって、七五三を祝う上で六曜のようなその日の吉凶を表すものは気にする必要はないとの見解が一般的です。
しかし一方で、六曜の中で仏滅(最も縁起が悪い日)や赤口(次に縁起が悪い日)は避けた方が良いとの意見も存在します。
実際、多くの神社や寺院のQ&Aでは「七五三の日取りで六曜を気にする必要はない」と回答しつつ、「仏滅や赤口は避けた方が無難」と付記されているケースがあります。
つまり、六曜自体は七五三と直接の関係はありませんが、素晴らしい行事を迎えるために、縁起の悪い日は避けた方が賢明だと言えるでしょう。
六曜を気にされる方は、仏滅や赤口以外の日程を選ぶことをおすすめします。
最終的には、七五三の日取りで何を重視するかは個人や家族の価値観次第です。
大切なのは家族みんなが楽しく、良い思い出を作ることができることです。
大安に関するよくある質問
大安とは何ですか？
大安とは、六曜の一つで、最も縁起が良いとされる日です。
六曜は、日本や中国の伝統的な暦の一部で、大安、仏滅、赤口、先勝、友引、先負の6種類があります。
大安は「大いに安し」という意味があり、何事も成功しやすいとされています。
そのため、結婚式や開業、新車の納車など、重要なイベントや祝い事を行うのに最適な日とされています。
大安の日に結婚式を挙げるのはなぜ良いとされているのですか？
大安の日に結婚式を挙げるのが良いとされているのは、大安が六曜の中で最も縁起の良い日だからです。
大安は「大いに安し」という意味があり、何事も成功すると信じられています。
結婚は一生に一度の大切なイベントであり、幸せなスタートを切るために縁起の良い日を選びたいという願いから、大安の日が好まれます。
多くのカップルや家族が、大安の日に結婚式を挙げることで、末永い幸せを祈ります。
大安に適している他のイベントや行事は何ですか？
大安に適している他のイベントや行事としては、開業や新車の納車、引っ越し、契約の締結、入籍などがあります。
これらの重要なイベントを大安の日に行うことで、順調に進み、良い結果が得られると信じられています。
特にビジネスの新しいスタートや重要な契約の締結など、成功を願う場面で大安の日を選ぶことが多いです。
大安の日に行うことで、縁起を担ぎ、成功を祈ることができます。
大安の日に避けるべきことはありますか？
大安の日に避けるべきことは特にありません。
むしろ、大安は六曜の中で最も縁起が良い日とされており、どのようなイベントや行事にも適しています。
結婚式、開業、引っ越し、新車の納車など、様々な祝い事や新しいスタートを切るのに最適な日です。
ただし、人気の日であるため、予約が集中しやすいという点に注意が必要です。
事前に計画を立て、早めに予約をすることで、大安の日に希望のイベントを行うことができます。
大安の日を見つける方法は何ですか？
大安の日を見つける方法として、まず六曜のカレンダーや暦を確認するのが一般的です。
多くのカレンダーには、六曜の日付が記載されており、大安の日が一目でわかります。
また、インターネットやスマートフォンのアプリでも六曜を確認できるツールがあります。
これらを利用して、簡単に大安の日を見つけることができます。
大安の日に重要なイベントを計画する際は、事前にチェックしておくと安心です。
大安の七五三まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は“七五三は大安がオススメ？11月15日なのはなぜ？日取りの決め方を紹介！”と題して、七五三と大安の関係についていろいろとまとめてきました。
○七五三の日が大安だとラッキーだが、そこまで気にしなくてもOK
○七五三が11月15日になった理由は諸説ありどれが正しいのかは不明
○日取りの決め方は子供の年齢や神社の混雑状況などを踏まえて決めること
いろいろと情報がありましたが、正直七五三はその日の吉凶をそこまで意識しなくても良いと思います。
意識すると行動することができなくなるというパターンが発生するので、家族の体調や混雑具合のほうを意識して行動しましょう。
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