三河一色諏訪神社を中心に行われる愛知県の大規模イベント三河一色大提灯まつりは今年もどうなるのか気になりますよね?
そこで、今回は愛知県西尾市一色町で行われる三河一色大提灯まつりの2024年はどうなるのか、開催日や開催場所などの情報を交えつつ、過去の三河一色大提灯まつりがどういった雰囲気だったのかもお伝えします。
また、お祭りに関する歴史的史料があれば、そちらの情報もまとめつつ、三河一色大提灯まつりとはどういったものなのかもお伝えしましょう。
【2024年】三河一色大提灯まつりの見どころを開催日時
参照URL:https://nishiokanko.com/list/special/lantern/
三河一色大提灯まつりもかなりの歴史と伝統があるお祭りなので、簡単にお祭りの概要と見どころについてまとめて紹介しますね。
●概要
起源:約480年前、海魔退散のために始まった神事
発展:かがり火から提灯へ、そして大提灯へと変化
開催時期:毎年8月第4土曜日・翌日曜日開催
場所:愛知県西尾市一色町の三河一色諏訪神社
文化財指定:昭和44年に愛知県の民俗資料(有形民俗)文化財に指定
●見どころ
①巨大な提灯
・6組12張の大提灯(最大:長さ10m、直径5.6m)
・各提灯に神話や歴史の一コマが描かれている
②伝統的な工程
・柱立て
・屋根形覆揚げ
・大提灯揚げ
・神楽の奉納
・献燈祭(火入れ式)
③独特の技術
・『地輪』と呼ばれる地下の仕組みで大柱を支える
・大のぼり(縦20m、横2.9m)の設置
④文化的価値
・『一色のばかぢょうちん』として知られる伝統行事
・260年以上の歴史を持つ
⑤自然の光を楽しむ
・電飾ではなく、蝋燭の灯りを使用
・神前に献灯する本来の意味を大切にしている
⑥地域の結束
・6つの氏子組による運営
・世代を超えて受け継がれる伝統技術と精神
この祭りは、その規模と歴史的価値、そして地域の人々の献身的な努力によって維持されている点が大きな見どころとなっています。
また、現代の明るさに負けない自然の灯りの美しさを体験できる貴重な機会でもあります。
過去の三河一色大提灯まつりはどうだったのかを紹介!
次は過去に行われた三河一色大提灯まつりがどのような様子だったのかを見ていきましょう。
具体的に祭りの様子がわかるものを、Xの投稿からいくつかピックアップして紹介いたします。
#三河一色大提灯まつり
間浜組の提灯 火入れの様子です! pic.twitter.com/F4lH0uD9MA— 三河一色大提灯まつり【公式】ガイドの会 (@BigLanternFes) August 26, 2023
こちらは2023年の投稿で、火入れの様子が撮影されています。
スゴイ人混みで熱気を感じさせてくれますね!
圧巻🥹
三河一色大提灯まつり🎐⸝⸝꙳
提灯の中と中に入れるろうそくも🕯 pic.twitter.com/FtbNRKb17R— ふうた (@Futan_T) August 26, 2023
こちらも2023年の投稿で、三河一色大提灯まつりを紹介してくれています。
スゴイアングルからの画像もあるのでこれは一見の価値があるツイートですね。
やっぱり大きい物がたくさんある光景は祭りならではですし、テンションがグッと上がります。
地元の祭り🏮✨
みよ!この提灯祭りだ わっしょい⤴︎
🍎りんご飴✨️⚡️青いイナズマが僕を青める
🔥炎 カラダ灼き尽くす
♡ Get you 冷たい君の素肌が
🫀いつもココロ狂わせる
🍑惑わせて You’re my girl愛知県 三河一色町大提灯まつり pic.twitter.com/BRbasClL6M
— 四国八十八ケ所お遍路 (@sikoku88tera) August 26, 2023
こちらも2023年の投稿です。
りんご飴おいしそうですね・・・
屋台が出ているところも写真で撮られて投稿されているのですが、かなり人がいますね・・・
これは混み具合も相当な物になると考えた方が良さそうです。
#三河一色大提灯まつり
提灯を降ろし、屋根形覆いを降ろして覆いの解体に入っています。
今年も無事に終わりそうです。 pic.twitter.com/OZ2QEIemEU— 三河一色大提灯まつり【公式】ガイドの会 (@BigLanternFes) August 27, 2023
こちらも2023年の投稿でお祭り後のお話ですね。
お祭り後に後片付けをしているところが画像で収められているのですが、ものすごい大きな物が作られていたことがよくわかります・・・
三河一色大提灯まつりへのアクセス方法
参照URL:https://www.katch.ne.jp/~suwa-jinja/ojouchin.html
三河一色大提灯まつりへのアクセス方法は基本的に主催となっている愛知県の諏訪神社に向けて移動すればOKです。
具体的な方法は以下の通りになっています。
【公共交通機関】
①名鉄西尾線『西尾駅』下車⇒名鉄東部交通バスにて『一色大宝橋』下車⇒徒歩5分
②名鉄西尾線『吉良吉田駅』下車⇒ふれんどバスにて『大宝橋』下車⇒徒歩5分
【自動車】
①国道23号線『西尾東インター』より20分
②知多半島道路『阿久比インター』より50分
三河一色大提灯まつりの駐車場情報
参照URL:https://www.katch.ne.jp/~suwa-jinja/
駐車場は南部小学校200台・中部小学校200台・さかな広場400台・老人福祉センター50台・一色町公民館若干台とある程度確保はされているようです(参考:https://www.katch.ne.jp/~suwa-jinja/chiutin.html)。
他情報では1200台分はあると言われていますが、あの混み具合だと駐車できない可能性があるため注意してください。
三河一色大提灯まつりの歴史は?
参照URL:https://nishiokanko.com/list/special/lantern/
三河一色大提灯まつりの歴史がしっかりと残っているお祭りなので、掘り下げることも可能です。
ここではある程度深くお話しましょう。
こちらもただ長文で綴るとわかりにくいので、簡潔に箇条書きでまとめますね。
①起源(約480年前、1540年代頃)
・海魔退散のための大かがり火の神事が始まりこれが起源とされる
・三河一色諏訪神社の設立(1558~69年)
②初期の発展(1661~1672年頃)
・かがり火から提灯への変更
・当初は竹ざおに吊るす高張提灯形式
③江戸時代中期の変化
・竹ざおから丸太柱へ
・提灯の大型化と屋根形の覆いの追加
・仏壇提灯の登場(彫刻や金色、朱色の装飾)
④二本柱時代(1736~1743年頃)
・提灯の大型化に対応
・全長4.6m、直径2.6mの提灯が登場
⑤三本柱時代への移行(1804~1829年頃)
・『地輪』という地下の仕組みの考案
・提灯の骨材が竹からひのきへ変更(諏訪組以外)
・大提灯の最大サイズが長さ10m、直径5.60mに
⑥幕末期の規制と反発(1856~1857年)
・西尾藩による大きさ制限の布告
・間浜組による規制違反と処罰
⑦近代以降
・昭和44年(1969年)に愛知県の民俗資料文化財に指定
・平成6~13年(1994~2001年)に約130年ぶりの全面修復
・現在も毎年1本ずつ大柱を新調
⑧現在の状況
・6組(上組・中組・大宝組・宮前組・諏訪組・間浜組)による12張の大提灯の奉納
・最大の提灯(間浜組)は長さ10m、直径5.6m
・8月第4土曜日・日曜日に開催
この祭りは、海魔退散の神事から始まり、時代とともに形を変えながら、地域の人々によって約480年にわたって守り継がれてきた伝統行事です。
提灯の大型化や技術の進化、そして幕府の規制への対応など、様々な歴史的変遷を経て現在の姿に至っています。
お祭りへ行くときによくある質問
お祭りに行く際のおすすめの服装は何ですか?
お祭りに行く際のおすすめの服装として、まず動きやすく快適な服装を選ぶことが大切です。
特に浴衣は、お祭りの雰囲気を楽しむための定番の服装であり、涼しくて動きやすいです。
浴衣を着る際は、下駄や草履を合わせるとより一層お祭り気分を楽しめます。
カジュアルな服装でも問題ありませんが、混雑する場合が多いため、動きやすく、汚れても良い服装を選ぶと良いでしょう。
また、夜は冷えることもあるので、羽織るものを持って行くと安心です。
お祭りで楽しむための持ち物は何ですか?
お祭りで楽しむための持ち物として、まず現金を持参することが重要です。
屋台や出店では現金のみの取り扱いが多いため、小銭や千円札を用意しておくと便利です。
また、スマートフォンは連絡手段やカメラとして役立つため、充電器やモバイルバッテリーも忘れずに持って行きましょう。
さらに、ハンカチやウェットティッシュは、食事の際やトイレの後に役立ちます。
日中の屋外イベントでは、日焼け止めや帽子、飲み物も持参すると良いでしょう。
お祭りでの食べ物や飲み物のおすすめは何ですか?
お祭りでの食べ物や飲み物のおすすめとして、まず定番の屋台グルメを楽しむことが挙げられます。
たこ焼き、焼きそば、綿菓子、金魚すくいなどは、多くのお祭りで見かける人気のメニューです。
また、地域ごとの特産品やご当地グルメも見逃せません。
例えば、北海道ではジャガバターやジンギスカン、大阪では串カツやイカ焼きが楽しめます。
飲み物では、ラムネやビールが定番ですが、暑い日には冷たいかき氷もおすすめです。
お祭りの雰囲気を楽しみながら、様々な食べ物や飲み物を試してみてください。
お祭りの混雑を避けるためのコツはありますか?
お祭りの混雑を避けるためのコツとして、まず早い時間帯に訪れることが効果的です。
多くの人は夕方から夜にかけて訪れるため、午前中やお昼過ぎに行くと比較的空いています。
また、平日に開催されるお祭りは、週末よりも人が少ないことが多いです。
さらに、メインのイベントや花火大会が始まる前に、屋台を回ったり観光スポットを見ておくと、混雑を避けることができます。
事前にお祭りのスケジュールを確認し、計画的に動くことがポイントです。
お祭りで気をつけるべきマナーやルールはありますか?
お祭りで気をつけるべきマナーやルールとして、まずゴミは必ず持ち帰るか、指定のゴミ箱に捨てることが重要です。
多くの人が集まる場所では、清潔を保つために協力が必要です。
また、混雑している場所では、周囲の人々に配慮しながら移動することが大切です。
特に子供連れやお年寄りには、優先的に通路を譲るよう心がけましょう。
さらに、大きな音や声で騒がないようにし、他の参加者や地元の人々に迷惑をかけないように注意します。
これらのマナーを守ることで、みんなが楽しくお祭りを楽しむことができます。
三河一色大提灯まつりのまとめ
以上、いかがでしたか。
今回は三河一色大提灯まつりの見どころや詳しい日程について解説しました。
●2024年の開催日は8月24日(土)と25日(日)と例年通りの2日間
●駐車場も1000台ぐらいはありそうだが、混み具合が読めないので要注意
●でかい提灯の迫力がすさまじい!
とにかく、でかい提灯のインパクトが何よりもスゴイので、いったんXでお祭りに行った方々の画像を見てもらいたいです。
その画像を見て、どれだけ自分が惹かれるのかで訪れるかどうかを考えましょう。
個人的には近くで開催していたのなら、是非とも訪れたいお祭りでしたね。
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