大阪の住吉祭は非常に賑わう大イベントなので、参加予定の方は2024年の最新情報が気になりますよね?
そこで、今回は住吉祭の見どころを開催日時・場所・アクセス・駐車場等の情報をセットにしてお届けしつつ、そもそもこのお祭りはどういった歴史があるのかもまとめて提供します。
非常に歴史あるイベントなので、どういった背景があるのかを知ることでより楽しめること間違いなしですよ。
お祭りが行われる住吉大社の歴史とセットで覚えてもらうことを強く推奨します。
【2024年】住吉祭の見どころや詳しい日程!
参照URL:https://www.sumiyoshitaisha.net/events/special.html#anchor02
歴史については後で深~く考察するので、こちらは住吉祭の概要について簡単にまとめますね。
●大まかな概要
・大阪三大夏祭りの1つ(愛染まつり、天神祭と並ぶ)
・毎年7月30日から8月1日にかけて開催されている
・別名「お祓」または「おはらい」と呼ばれる
●目的と意義
・疫病や災いを防ぐ清めの神事
・大阪中をお祓いする意味を持つ
●主な行事
a. 神輿洗神事(7月海の日)
・住吉公園で神輿を海水で清める
b. 宵宮祭(7月30日)
c. 夏越祓神事・例大祭(7月31日)
・無形文化財指定
・熊野舞や住吉踊りの披露
d. 神輿渡御(8月1日)
・700貫(約2トン)の大神輿を1,200人で担ぐ
・住吉大社から堺市の宿院頓宮まで巡行
・大和川を渡る様子が見どころ
●歴史
・奈良時代から行われていたとされる
・現在の形式は近年になって確立
●その他
・期間中は露店も出店し賑わう
・2005年から徒歩での神輿渡御が復活
このようなお祭りです。
大阪の夏を締めくくる重要な行事として、地域の伝統と文化を色濃く反映しています。
見所はいくつかありますが、やはり一番の見所は大阪でも屈指の大神輿が見られることでしょう。
重さが約2トンの巨大な神輿を担いで1000人を超える行列で堺の宿院頓宮まで練り歩くその姿は圧倒的です!
過去の住吉祭の反応まとめ!
ここでは、2024年以前に行われた過去の住吉祭はX(旧twitter)でどのようなつぶやきをされていたのかを見ていく場所です。
早速見ていきましょう。
主に2023年の物を使っていきます。
令和5年8月1日 住吉祭 神輿渡御
今年は川渡りなく大和橋上で終了#住吉祭 pic.twitter.com/CgecV2JUuY— 宮庵〽 (@zluKJiPGH4PVCwb) August 1, 2023
こちらは2023年に行われた住吉祭の神輿渡御の様子です。
川渡りなく終了とのことですが、その様子が動画にされています。
どういった神輿が運ばれるのかがわかるので、一度は見てもらいたい動画ですね。
祭りの音が聞こえてきて、
住吉祭の神輿少し見た!コロナ前は神輿は川を渡ってたんだよって外国人のお姉さんが教えてくれた。 pic.twitter.com/hHF3euLgH5
— るんぱ (@yrunpa2) August 1, 2023
こちらも、2023年の住吉祭にまつわるツイートですね。
コロナ前は川を渡っていたという重要な情報もありました。
今年は神輿がどこまで回るのか、そちらにも注目して行きましょう。
無形民俗文化財指定の「夏越祓神事」が7月31日に住吉大社で行われました✨
華やかに着飾った夏越女たちが茅の輪をくぐり無病息災を願います👏
愛染祭、天神祭に続き大阪三大夏祭りを締めくくる住吉祭は大阪中のお払いをする意味もあるんだとか❗️ pic.twitter.com/Yn3nTxtXQy— クロスホテル大阪 / CROSS HOTEL OSAKA (@CrossHotelOsaka) August 1, 2023
こちらも2023年のツイートですが、住吉祭の意味についても触れていますね。
このお祭りは大阪中のお祓いを意味すると記載がありますが、元々が神事として行われてきたイベントだったので、そういった意味があるのも納得でしょう。
住吉祭へのアクセス情報
次は住吉祭りが行われる住吉大社へのアクセス情報をまとめましょう。
地図はこのようになっています。
こちらの地図を見るとわかるように駅からも近いです。
より詳細に記載すると以下のようになります。
・JR『天王寺駅』から阪堺電気軌道阪堺線『住吉駅』もしくは『住吉鳥居前駅』下車徒歩5分
・南海本線『住吉大社駅』から徒歩5分
お祭り当日はひたすらに混み合うので、こういった公共交通機関を使ってお祭りに向かってください。
住吉祭の駐車場について
住吉大社は参拝者専用の駐車場が北と南にそれぞれ用意されており、2箇所合わせて400台程度駐車できます。
ただし、年末年始や住吉祭の際は交通規制によってそもそも住吉大社への車でのアクセスが出来なくなるので、この駐車場は使えません。
そのため、車で向かう予定の方は交通規制対象外エリアにある駐車場を見つけないと行けません。
闇雲の駐車場を下がるのもキツイものがあるので、『akippa(あきっぱ)』という駐車場予約サービスを使って、住吉大社最寄りの空いている駐車場を予約して使うようにするのが正解でしょう。
住吉祭の歴史は?
住吉祭が行われる住吉大社はとんでもない歴史のある場所です。
お祭りの歴史をたどるには、どういった形でお寺が出来たのか、そしてどのようなお祭りがあったのかを振り返っていく必要があるため、住吉大社の歴史を振り返りつつ、住吉祭の歴史はどうなっているのかを見ていきましょう。
211年:神功皇后、住吉大神を住吉の地に鎮斎し住吉大社の歴史がここから始まった。神功皇后は、住吉三神という3人の海の神を祀ったが、最終的に神功皇后も祭神になる
850年:文徳天皇八十嶋祭を行う、これ以降歴代天皇が八十嶋祭を行って行く
1561年:ルイスフロイスが『日本史』にて住吉祭について記載する
1874年:太陽暦移行後は7月31日に開催日をずらす
1951年:御鎮座1750年祭を行う
2005年:住吉祭にて人力による神輿奉舁が四十五年ぶりに復活する
2006年:住吉祭にて大和川における神輿の川渡り再興する
住吉祭はもともと、大阪を祓い清める祭りとして開催されたものです。
名称こそ『住吉祭』となっていますが、このお祭りも根幹にあるのは『神事』です。
例えば、住吉祭において先立って行われる海の日の『神輿洗神事』なんかは海水で神輿を祓い清める神事となります。
7月31日の『夏越祓神事』は神楽『熊野舞』・住吉踊が奉納されるような神事です。
8月1日の渡御も最後は『荒和大祓神事』を行う神事となっています。
どれもこれも神事なのです。
その発祥が、850年に文徳天皇が行ったお祭り、『八十嶋祭』にあると言われております。
奈良時代には、六月の『御解除』として住吉大社で夏祭りが行われていたという情報もあり、その頃からの一大神事として代々受け継がれてきたのが住吉祭となります。
奈良時代から受け継がれるお祭りとして考えると、約1300年の歴史がある非常に重要な行事と言えるでしょう。
お祭りへ行くときによくある質問
お祭りに行く際のおすすめの服装は何ですか?
お祭りに行く際のおすすめの服装として、まず動きやすく快適な服装を選ぶことが大切です。
特に浴衣は、お祭りの雰囲気を楽しむための定番の服装であり、涼しくて動きやすいです。
浴衣を着る際は、下駄や草履を合わせるとより一層お祭り気分を楽しめます。
カジュアルな服装でも問題ありませんが、混雑する場合が多いため、動きやすく、汚れても良い服装を選ぶと良いでしょう。
また、夜は冷えることもあるので、羽織るものを持って行くと安心です。
お祭りで楽しむための持ち物は何ですか?
お祭りで楽しむための持ち物として、まず現金を持参することが重要です。
屋台や出店では現金のみの取り扱いが多いため、小銭や千円札を用意しておくと便利です。
また、スマートフォンは連絡手段やカメラとして役立つため、充電器やモバイルバッテリーも忘れずに持って行きましょう。
さらに、ハンカチやウェットティッシュは、食事の際やトイレの後に役立ちます。
日中の屋外イベントでは、日焼け止めや帽子、飲み物も持参すると良いでしょう。
お祭りでの食べ物や飲み物のおすすめは何ですか?
お祭りでの食べ物や飲み物のおすすめとして、まず定番の屋台グルメを楽しむことが挙げられます。
たこ焼き、焼きそば、綿菓子、金魚すくいなどは、多くのお祭りで見かける人気のメニューです。
また、地域ごとの特産品やご当地グルメも見逃せません。
例えば、北海道ではジャガバターやジンギスカン、大阪では串カツやイカ焼きが楽しめます。
飲み物では、ラムネやビールが定番ですが、暑い日には冷たいかき氷もおすすめです。
お祭りの雰囲気を楽しみながら、様々な食べ物や飲み物を試してみてください。
お祭りの混雑を避けるためのコツはありますか?
お祭りの混雑を避けるためのコツとして、まず早い時間帯に訪れることが効果的です。
多くの人は夕方から夜にかけて訪れるため、午前中やお昼過ぎに行くと比較的空いています。
また、平日に開催されるお祭りは、週末よりも人が少ないことが多いです。
さらに、メインのイベントや花火大会が始まる前に、屋台を回ったり観光スポットを見ておくと、混雑を避けることができます。
事前にお祭りのスケジュールを確認し、計画的に動くことがポイントです。
お祭りで気をつけるべきマナーやルールはありますか?
お祭りで気をつけるべきマナーやルールとして、まずゴミは必ず持ち帰るか、指定のゴミ箱に捨てることが重要です。
多くの人が集まる場所では、清潔を保つために協力が必要です。
また、混雑している場所では、周囲の人々に配慮しながら移動することが大切です。
特に子供連れやお年寄りには、優先的に通路を譲るよう心がけましょう。
さらに、大きな音や声で騒がないようにし、他の参加者や地元の人々に迷惑をかけないように注意します。
これらのマナーを守ることで、みんなが楽しくお祭りを楽しむことができます。
住吉祭のまとめ
以上、いかがでしたか。
今回は2024年に住吉大社で行われる住吉祭についての情報を簡単にまとめました。
●住吉祭は7月30日から8月1日にかけて今年も開催予定
●住吉大社へは『住吉駅』『住吉鳥居前駅』『住吉大社駅』あたりが近いので、ここら辺の駅に着く電車を活用すること
●駐車場はあるけど、住吉祭当日は交通規制でつけなくなるので、車移動を考えている方は要注意
今年も盛大に開催される住吉祭ですが、元をたどると非常に歴史が長い住吉大社の神事にたどり着くことがわかります。
この神事がいつから行われていたのかは定かではありませんが、奈良時代からは何らかの祭事があったとされていましたね。
その系譜をいくらか継いだお祭りと考えると、とんでもない歴史あるお祭りと言えると思います。
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