今回はIHにこびりついた油汚れを簡単に落とす掃除方法について紹介します。
IHコンロ周りはどうしても油汚れが発生するので、油汚れ対策は必須です。
しかし、汚れ具合によってやり方が異なってくるので、段階を分けて掃除方法を紹介していきましょう。
いろいろと方法はありますので、ほとんど掃除したことがないという方は簡単なやり方から試してください。
IHに油汚れがこびりつく原因や掃除頻度についてもまとめていきます。
IHにこびりついた油汚れを簡単に落とす掃除方法!
それではIHにこびりついてしまった油汚れを簡単に落とす方法を紹介します。
最初に紹介したように、段階に分けて行きましょう。
準備するもの
毎日の簡単油汚れ掃除向け道具
・『Ba水の激落ちシート IH&ガスコンロ』
・食器洗い用洗剤
・スポンジ
・マイクロファイバークロス
頑固な油汚れが発生したときの掃除向け道具
・ゴム手袋(ニトリル手袋)
・『Ba水の激落ちシート IH&ガスコンロ』
・『茂木和哉 水垢洗剤』
・『マジックリン』
・スポンジ
・『IHクッキングヒータークリーナー』
・マイクロファイバークロス
・ラップ
・アルミホイル
・レジ袋
・内部が見られるライト
・無印良品『隙間掃除シリーズヘラ』×3
・『水の激落ちくん』
・スリーエム『7447』
・ドライバーなどの工具(グリルの扉を外すのに必要なら)
・取扱説明書
やり方
こちらの動画のタイトルは『【超ラク】IHクッキングヒーターのコゲつきと排気口パーツの油汚れをラクに落とす掃除術!』で油汚れの掃除方法を紹介してくれています。
わかりやすいので是非とも見てもらいたいです。
ここでの掃除方法解説も、動画にある程度準拠しているのでかなり参考になります。
使う洗剤についてもわかりやすいので本当に1回見てください。
毎日の簡単油汚れ掃除
①『Ba水の激落ちシート IH&ガスコンロ』を使ってガラストップ部分を丁寧に拭き取る
②魚焼きグリルを取り出して、食器洗い用洗剤とスポンジで丸洗いする
③流水で洗い流して乾いたマイクロファイバークロスで拭き取る
④魚焼きグリルを元に戻して終了
頑固な油汚れが発生したときの掃除
⓪初めて掃除をするのなら『取扱説明書』をよく読んで、魚焼きグリルの扉はどうやって外せるのか、そもそも外せるタイプなのかを必ず確認すること。外せるのなら外し方や必要工具を確認すること
①IHコンロの電源を落とす
②グリルの扉を外す、外し方はメーカーや機種ごとによって異なるので注意
③扉が外せたのならグリルプレートも取り外す
④明かりがつけられるもので、魚焼きグリルの中がどうなっているのかを確認する
⑤アルカリ電解水の激落ちくんをIHの魚焼きグリルの内部全体にひたすら噴射する
⑥魚焼きグリルの内部は15分程度放置する、その間に取り外したプレートや扉を桶などに入れてマジックリンを噴射し浸け置きしておく
⑥ガラストップのしつこい焦げ汚れはまず『Ba水の激落ちシート IH&ガスコンロ』で拭いて予洗いする
⑦表面の汚れが落ちたら、油汚れや焦げ汚れによって固まった部分に『茂木和哉 水垢洗剤』を噴射し、丸めたアルミホイルでこすり洗いする
⑧汚れが落ちたらキッチンペーパー等で拭き取り、水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取る
⑨乾いたマイクロファイバークロスで拭き取ってガラストップは終了
⑩排気口周りの油汚れ掃除をするために、まずは排気口周りの外せるパーツをできるだけ外してレジ袋に投入する
⑪取り外したパーツ全体にマジックリンを浸透するように噴射する
⑫レジ袋ごしにマジックリンが浸透するようにもみ洗いして、10分程度放置する
⑬その間に放置していた魚焼きグリルの内部をチェックし、ゴム手袋を着用しつつさらに肘ぐらいまでカバーできるようにラップなどを腕に巻き付ける
⑭キッチンペーパーを用意して、魚焼きグリルの内部全体を拭き取る。汚れがひどい時は一瞬でボロボロになるので、キッチンペーパーを何枚も用意する
⑮無印良品のヘラを何本か用意して、ひたすら焦げが発生している場所を根性でこすり洗いしていく
⑯ひたすら擦って明かりで確認し、落ちていなければ擦るを本当にひたすら繰り返す
⑰焦げが落ちたらもう一度アルカリ電解水を噴射してから、キッチンペーパーで拭き取る
⑱スリーエム『7447』を使って、魚焼きグリルの内部を擦って仕上げる
⑲水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取る
⑳乾いたマイクロファイバークロスで拭き取る
㉑取り外ししていた扉やプレートを元に戻す
㉒排気口周りのパーツ放置が終わったら、パーツそれぞれを流水で洗い流しながらスポンジでこすり洗いする
㉓乾いたマイクロファイバークロスで拭き取る
㉔排気口の内側を『Ba水の激落ちシート IH&ガスコンロ』で拭き取る
㉕取り外したパーツを元に戻し、電源を入れたら作業終了
注意点
IHに油汚れがこびりつく原因は?
IHに発生する油汚れの原因は以下の通りです。
食材のこぼれや飛び散り
料理中に調理した食材がヒーターの表面にこぼれたり、飛び散ったりすることがあります。
これにより、ヒーターの表面に汚れや焼き付きが生じるのです。
誤ってこぼれた調味料
調味料や調理油がヒーターにこぼれることがあります。
これらの液体が加熱され、焦げついて汚れを形成するのです。
焦げ付き
高温で調理を行う際、食材や調理油がヒーターの表面に焦げ付くことがあります。
これが焼き付きの原因となるのです。
これは魚焼きグリルの内部では魚のたんぱく質などと混じってかなり多発します。
誤ったお手入れ
適切なお手入れが行われない場合、汚れが蓄積しやすくなります。
定期的なお手入れが重要です。
鍋やフライパンの底面に付着した汚れが移る
鍋やフライパンを温めるために使うIHですが、その鍋やフライパンの底面が汚れているとその汚れが移ってしまいます。
鍋やフライパンの裏面に油汚れが発生していたのならそれが移る可能性があるでしょう。
また、鍋やフライパンの裏面が濡れている状態でIHコンロで温めると水垢汚れがそこに発生し、その水垢汚れに油汚れが混じって茶色くてしつこい汚れになってしまうのです。
IHの掃除頻度はどのくらい?
IHグリルの掃除頻度は使うたびに簡単な掃除をするのが理想的となっています。
洗剤を使った簡単な掃除も1週間に1回程度の頻度で行うといいでしょう。
魚焼きグリルによっては『お手入れモード』が搭載されているので、そちらを1週間に1回使うと考えておけば簡単だと思います。
油汚れを放置していると?
油汚れを放置していると起こる問題は以下の通りでしょう。
効率の低下
IHコンロの加熱効率が低下する可能性があります。
汚れや食材のこびりつきがヒーターの表面を覆うと、熱伝導が阻害され、調理に時間がかかったり、温度のコントロールが難しくなるでしょう。
火災の危険
IHコンロのヒーターが汚れていると、食材や油がこぼれた際に煙や火花が発生しやすくなり、火災の危険性が高まります。
匂いと風味
IHコンロのヒーター上にこびりついた食材や汚れは加熱する際に焦げ臭いを発生させ、料理の風味に影響を与える可能性があります。
清潔さ
IHコンロが汚れていると、キッチン全体の清潔さに影響を与えます。
汚れたコンロは見た目に不衛生に見え、料理を楽しむ雰囲気を損なうことがあります。
ヒーターの寿命
汚れやこびりつきが長期間放置されると、IHコンロのヒーターの寿命が短縮される可能性があります。適切なお手入れを怠ることで、修理や交換が必要になるかもしれません。
誤作動の発生
魚焼きグリルの内部で油汚れが原因の焦げ付きが多発すると一部のIHコンロで漏電センサーエラーが発生するという情報がありました。
IHの掃除でしてはいけないこと
IHコンロでやっていけない基本的な掃除方法は以下の通りです。
濡らしすぎない
IHコンロの電子部品やコントロールパネルは湿気に弱いため、湿度の高い状態で掃除することは避けてください。
水分がこれらの部分に浸透すると故障の原因となる可能性があるため要注意です。
硬い金属ブラシの使用
金属のブラシやスクラッパーを使用してIHコンロをこすり過ぎないでください。
これらの硬いツールはガラス面を傷つける可能性があります。
強い酸性洗剤の使用
酸性洗剤はIHコンロのガラス面を傷つけるおそれがあるため、使用しないでください。
強力な薬品の使用
強酸性または強アルカリ性の洗剤はIHコンロの表面を傷つけることがあるため、避けてください。
ヒーターの移動
IHコンロのヒーターを掃除のために取り外すことは通常は推奨されません。
ヒーターを正確に取り付けないと、調理効果が損なわれたり、安全性が低下する可能性があります。
ヒーターを取り外す必要がある場合は、メーカーの指示に従って作業を行ってください。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回はIHにこびりついた油汚れを簡単に落とす掃除方法について解説しました。
○簡単な油汚れ掃除は本当に簡単だが、本格的になると焦げ掃除につながるので大変!
○本格的な油汚れ掃除は結構疲れるので要注意!
○汚れが溜まる前にしっかりと洗うことを意識しよう!
簡単な油汚れの掃除は本当に簡単です。
市販されているシートを使ってササッと拭き取れば終わります。
ただし、これが焦げが発生しているような油汚れとなると一気に大変になるので、そうならないように日頃からのケアを意識しましょう。
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