引っ越しでは多くの段ボールを使いますが、具体的にどれだけ用意したらいいのか個数を聞かれると悩んでしまう人も多いでしょう。
そこで、今回は引っ越しで使う段ボールの個数はどのくらいがベストなのかをわかりやすく解説します。
そもそも、使う段ボールのサイズはどれぐらいなのか、どこで用意するべきなのか、足りなくなったらどうすべきなのか、詰め方は何を意識したらいいのか、段ボールに荷物を詰めるために必要な情報も敷き詰めてお送りします。
引っ越しで使う段ボールの個数はどのくらいがベスト?
引っ越しで使う段ボールの個数はある程度決まっています。
ただし、荷物量には差がありますので推奨されている段ボールの量にも差があるのです。
いくつかのサイトで段ボールの数について触れていますが、ここでは引っ越しまつわる情報として筆者もかなり参考にしているSUUMOさんのところの数を参考にしましょう。
参照URL:https://hikkoshi.suumo.jp/oyakudachi/2704.html
もちろん、これ以外に家具や家電など段ボールに入らない荷物もありますので、荷物を数えるときは注意してください。
使う段ボールのサイズはどのくらい?
これはちょっとした段ボールの知識が必要になるので、段ボールのサイズの考え方について簡単に解説します。
段ボールを用いた表記はSやMやLとか小や大や宅配60サイズなど色んな表記がありますが、ルールがあるのです。
それは『段ボールの長さ+幅+深さをサイズ基準とする』ということです。
つまり、段ボールにおける60サイズや80サイズとは辺の合計がそれぞれ60cmと80cmになっているということです。
厳密には60サイズの場合は60cm以下となるのでぴったりそのサイズではないケースもあります。
そこで、引っ越し業界で用いられる段ボールサイズを表す表現のSMLや大中小とこのサイズが結びつきます。
基本的に引っ越し業者が用いる段ボールは特殊サイズ出ない限りは100サイズと120サイズと140サイズの3択です。
2種類のサイズしか扱っていないのなら100サイズと120サイズが基本となります。
この情報から用意された段ボールが3段階あるうちのSサイズ10枚とMサイズ5枚だったのなら100サイズの段ボールが10枚と120サイズの段ボールが5枚貰えたという事になります。
ここで注意しなければいけないのは、辺の合計が段ボールのサイズルールに則していれば問題ないという点で、同じ100サイズであっても業者によって辺の長さが別々というケースがあるのです。
たとえば、120サイズなら40+40+40でも120サイズですし、60+30+30でも120サイズになります。
ここまで極端に違うことは少ないのですが、段ボールが足りなくなって他の所から段ボールを用意したら微妙に形が違うというケースは発生しやすいので注意してください。
段ボールはどこで用意したらいい?
段ボールを用意する方法はいくつかあります。
具体的にそのやり方を見ていきましょう。
おもにこの5つとなります。
最もシンプルなのが業者からもらう事でしょう。
ただし、コースによっては無料で購入できずに梱包材をセット購入しなければいけないケースがあるので、そのときは有料で購入してください。
筆者が色々と調べた限りだと、単身者向け引越サービスはとっても安いのですがこの梱包資材に関しては有料で5,000円程度でセットで売られているというパターンが多かったです。
しかし、業者が用意した梱包資材は用意したトラックやコンテナにちょうど入るサイズとなっているので、多少高いと感じたとしても業者から購入したほうがいいでしょう。
荷造りしている時に段ボールがなくなったら?
荷造りしているときに段ボールが足りなくなるというケースはいくつかあります。
それは引っ越し業者の見積もりが甘かったというパターンと荷物が追加で発生したことで足りなくなったというパターンが多いです。
どちらにしろ、業者側で用意した段ボールが足りなくなってしまったので新たに段ボールを追加する必要があります。
そこで、絶対にやってはいけない事が『勝手に段ボールを用意して追加する』ということです。
というのも、引っ越し業者は見積もりの段階でどれだけの荷物を運ぶのかを概算しており、必要になる人員やトラックやコンテナも決めています。
しかし、段ボールが追加されると人員の追加が必要になったり、トラックやコンテナに入らなくなるといった問題が発生する可能性があるのです。
なので、荷物量が増えてしまい報告しないでいると最悪のケースで引っ越しが拒否される可能性すらあります。
なので、足りなくなったら必ず業者に連絡して足りなくなったことを伝えてください。
荷物を段ボールに入れるときの詰め方
荷物を段ボールに入れる時のコツは、重い物から先に詰めて軽いもので隙間を埋めるというやり方です。
そうすることで荷物同士のぶつかり合いによる破損を防げるようになります。
また、荷物を入れる順番としては使う予定がない荷物を先に入れるようにすると引っ越し前日に大慌てするということもなくなるでしょう。
また、段ボールは小さいサイズにできれば重い荷物を入れて、かさばる荷物ほど小さいサイズに入れると運びやすいので覚えて置いてください。
段ボールの処分はどこでどうしたらいい?
段ボールを処分する方法は大きく分けて4つです。
それは以下のとおりです。
個人的に最もお勧めしたいのが引っ越し業者に回収してもらう事なのですが、業者によって条件があったり時期によっては回収を断っているというケースもあるので注意してください。
特に、繁忙期となる3月下旬~4月上旬は回収拒否をしている業者が多いので、段ボール回収をしているかどうかは引っ越し前に確認した方がいいでしょう。
業者に回収してもらえないのなら、そのエリアのごみ出しルールにしっかりと則って資源ごみとして出すのもありです。
ただし、資源ごみのルールはエリア事にかなり異なっているので、ごみ出しをする前に必ずそのルールを守ってください。
ここを破るといきなりそのエリアの人達から嫌われてしまい、色々と大変な状況になってしまいます。
他には、廃品回収業者に依頼するというやり方やスーパーなどに設置してあるリサイクルステーションを使うというやり方もあります。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は引っ越しで使う段ボールの個数はどのくらいがベストなのかを紹介しました。
必要な段ボールの個数はその人の荷物量によって変わってきますが、基本的には業者が見積もりを終えた段階で段ボールを用意してくれるのでそこまで意識する必要は無いでしょう。
問題なのが荷物が追加されることでダンボールの数が足りなくなるケースです。
これは引っ越し費用にもかかってきますので、必ず連絡をしておく必要があります。
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