今回は汚れたステンレス鍋をピカピカにする掃除するお手入れ方法についてまとめます。
ステンレス鍋は重いけど汚れにくいといった長所がたくさんある便利な鍋ですが、ちょっと特殊な汚れが発生する鍋でもあるのです。
ここではあえてステンレス鍋に限定して、最適な掃除方法は何なのかを探っていきましょう。
重曹を使うのか、クエン酸を使うのか、どういったやり方が最適となるのでしょうか。
ステンレス鍋をピカピカにする掃除するお手入れ方法!
ステンレス鍋をピカピカに掃除する簡単なお手入れ方法を紹介しましょう。
準備するもの
・ゴム手袋
・クエン酸
・重曹
・スポンジ
・マイクロファイバークロス
やり方
こちらの動画は『ステンレスのお鍋を重曹クエン酸でピカピカに!焦げつき・やけを簡単に落とす方法』というタイトルで、ステンレス製の鍋を綺麗に掃除する回答の一つを提示してくれています。
ステンレス製の鍋特有の汚れを落とすにはクエン酸が必要ですし、通常の焦げを落とすには重曹の方が効率的なため両方使うというやり方になっているとお考えください。
ステンレス鍋をピカピカにする掃除するお手入れ方法!
①鍋に水を張り、水500mlに対してクエン酸大さじ1杯の割合で入れていく
②クエン酸水をそのまま温める
③沸騰したら弱火にして10分程度煮立てる
④10分経過したら、火を止めて数時間放置する
⑤放置が終わったら、クエン酸水を捨てて洗剤とスポンジで洗い流す
⑥汚れの落ち具合を確認、汚れが落ちていたらマイクロファイバークロスで拭いて終了だが終わっていないのなら作業を続ける
⑦鍋に再度水をはって、今度は水500mlに対して重曹大さじ1杯の割合で入れていく
⑧重曹水をそのまま温める
⑨沸騰したら弱火にして10分程度煮立てる
⑩10分経過したら、火を止めて数時間放置する
⑪放置が終わったら、重曹水を捨てて洗剤とスポンジで洗い流す
⑫乾いたマイクロファイバークロスで拭き取って水気を飛ばしたら終了
注意点
ステンレス鍋の特徴について
それではステンレス鍋の特徴についてまとめていきます。
いろいろとポイントがありますので、一つ一つ見ていきましょう。
耐久性に優れている
ステンレス鋼は非常に耐久性があり、鍋が頻繁に使用されても劣化しにくい素材です。
錆びにくい特性も持っているため、長い期間使いたい方には愛用されるでしょう。
高温調理に適している
ステンレス鋼は高温に耐えられるため、煮沸、沸騰、焼き物などの高温調理に適しています。
できるだけ高温調理をするという方にとってはありがたい鍋となるでしょう。
食材の風味を保持できる
ステンレス鋼は食材の風味を変えずに調理できるため、料理の素材を生かすことができます。
耐蝕性が高い
ステンレス鋼は錆びにくい素材で、食材との接触や水に対して耐久性があります。
簡単なお手入れでOK
ステンレス鋼の鍋は比較的簡単にお手入れできます。
食材がくっついたり焦げついたりしても、重曹もクエン酸もメラミンスポンジもクリームクレンザーも使えるので対処はかなり簡単です。
見た目が美しい
ステンレス鋼は美しい光沢を持っており、キッチンに高級感をもたらすことができます。
外観が美しいため、テーブルサービスにも適していると言えるでしょう。
食材の酸性やアルカリに強い
ステンレス鋼は酸性やアルカリに対して比較的耐性があり、さまざまな料理に使用できましお手入れも簡単です。
変形しにくい
ステンレス製の食器や鍋は変形しにくく硬くて頑丈です。
錆びにくさに加え、変形しにくいという特徴から長い期間使うことができます。
重い
ステンレスはアルミや銅などの別の金属と比べると重いです。
この重さは持ち運びするときに結構キツくなるので、大きいものは選びにくくなるかもしれません。
焦げが発生しやすい
ステンレス金属は高温に耐えられるのですが、他の金属と比べて熱伝導率が低いです。
そのため、熱ムラが出やすいという問題を抱えており、他の鍋よりも焦げ付きトラブルが発生しやすいでしょう。
変色する可能性あり
ステンレス鍋は酸化皮膜が張られているのですが、その酸化皮膜に水道水に含まれるミネラル分が付着することにより虹色の汚れが発生する可能性があります。
ステンレス鍋にはどんな汚れがつく?
ステンレス鍋の内側には先ほど解説した酸化皮膜に水道水に含まれるミネラル分が付着することにより虹色の汚れと、焦げが発生しやすいです。
外側には、調理ではねた油汚れとその油汚れとその汚れから焦げ汚れに変質していきます。
普段からできるステンレス鍋のお手入れ方法
汚れが目立ってきたら、今回紹介したクエン酸と重曹を使った掃除をすればOKです。
外側の汚れは食器洗い用の洗剤とスポンジでこすり洗いし、しつこい汚れは重曹ペーストを使ったりメラミンスポンジやクリームクレンザーを使えばいいでしょう。
そういった目立つ汚れが無いときは食器用洗剤を付けてスポンジ等でこすり洗いして、洗い終わったらマイクロファイバークロスなどで丁寧に拭き取ればOKとなります。
ステンレス鍋の汚れを防ぐ方法は?
ステンレス鍋で汚れを防ぐ方法をまとめましょう。
焼いたり炒めたりする料理に使わない
ステンレスは熱伝導率が低めなので、じっくりと焼いたり炒めたりする調理はちょっと苦手です。
そういった調理をすると空焚きと同じ状態になりやすいため、油が焦げ付いてしまい汚れる確率がアップします。
また、鍋底が変色・変形する可能性もあるでしょう。
そういった調理をしたいときは、フライパンで炒めるといった対応をするのが理想となります。
調理したまま放置しない
調理したものを鍋に入れっぱなしにすると、それだけサビが発生する確率がアップします。
なので、調理後に保存する予定のものはできるだけ早めにタッパーなどに移して冷蔵庫に入れてください。
他の金属に接した状態を作らない
キッチンはいろいろと金属が並ぶ場所です。
そのため、鍋やフライパンなどの調理器具が他の金属と接してしまうことも多々あります。
その状態だと、いかに腐食性に優れている鍋でももらい錆が発生してしまうので要注意です。
ステンレス鍋の掃除に関するよくある質問
ステンレス鍋に付いた水垢を取り除く方法は何ですか?
ステンレス鍋に付いた水垢を取り除くには、酢やレモン汁を使う方法が効果的です。
鍋に水と酢を等量入れて沸騰させ、冷めたらスポンジで優しくこすります。
酢の酸性が水垢を分解し、除去しやすくします。
ステンレス鍋の焦げ付きを掃除するにはどうすれば良いですか?
ステンレス鍋の焦げ付きを掃除するためには、重曹を使用する方法が一般的です。
鍋に水を入れ、重曹を加えて沸騰させます。
その後、温度が下がってからスポンジでこすり、通常の洗剤で洗い流します。
ステンレス鍋の白い斑点は何で、どうやって取り除けますか?
ステンレス鍋の白い斑点は、主に塩分や鉱物質が原因で発生します。
これらを取り除くには、鍋に水と酢を入れて煮沸するか、酢を直接斑点に塗ってから柔らかい布で拭き取る方法が有効です。
ステンレス鍋のくすみや曇りを取り除くにはどうしたら良いですか?
ステンレス鍋のくすみや曇りを取り除くには、重曹または専用のステンレスクリーナーを使用します。
重曹を少量の水でペースト状にし、鍋に塗り、その後スポンジで優しくこすって洗い流します。
市販のステンレスクリーナーも効果的です。
ステンレス鍋の掃除に金属製のスクラブを使っても大丈夫ですか?
ステンレス鍋の掃除に金属製のスクラブを使用することはお勧めしません。
金属製のスクラブは鍋の表面を傷つけ、見た目を損ねる可能性があります。
柔らかいスポンジや布を使用し、傷を防ぎながら優しく掃除することが重要です。
ステンレス鍋にこびりついた油を効果的に取り除く方法は何ですか?
ステンレス鍋にこびりついた油を取り除くには、まず鍋を温めてから洗剤を使用し、柔らかいスポンジや布でこすり洗いする方法が効果的です。
固形状の洗剤や液体洗剤を直接鍋に塗り、適度な圧力をかけながらこすると、油が落ちやすくなります。
錆びたステンレス鍋を綺麗にするにはどうしたら良いですか?
錆びたステンレス鍋を綺麗にするためには、酢や重曹を使用すると良いでしょう。
酢を直接錆びた部分に塗り、しばらく放置した後、柔らかいスポンジでこすります。
また、重曹と水を混ぜたペーストを作り、同様に錆びに塗ってこするのも有効です。
ステンレス鍋の掃除で使うべき洗剤の種類は何ですか?
ステンレス鍋の掃除には、中性洗剤が最も適しています。
アルカリ性や酸性の強い洗剤は、ステンレスの表面を傷つける可能性があるため避けるべきです。
日常の汚れであれば、中性洗剤で十分に綺麗にすることができます。
ステンレス鍋を長持ちさせるための保管方法は何ですか?
ステンレス鍋を長持ちさせるためには、使用後はしっかりと乾燥させてから保管することが重要です。
また、他の鍋や調理器具と重ねる際は、傷を防ぐために鍋同士が直接触れないように布などを挟むと良いでしょう。
一度焦げ付いたステンレス鍋は元の状態に戻せますか?
一度焦げ付いたステンレス鍋も適切な掃除方法を用いれば、ほぼ元の状態に戻すことが可能です。
焦げ付きには重曹や酢を使用した方法が効果的です。
ただし、焦げ付きが非常にひどい場合や鍋が変形している場合は、完全に元通りにするのが難しい場合もあります。
まとめ
以上、いかがでしたか。
今回は汚れたステンレス鍋をピカピカにする掃除するお手入れ方法についてまとめました。
○ステンレス鍋はクエン酸と重曹を使ってスッキリさせる!
○ステンレス鍋は虹色の汚れが発生する可能性があるので要注意!
ステンレス製のフライパンも鍋も使い勝手はいいのですが、重いなどのデメリットもありますし熱伝導の問題もあります。
その特性をきちんと理解して、鍋に焦げが発生しないように対応していきましょう。
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