結婚は人生の大きな転機であり門出でもあります。
そのため、今まで暮らしていた場所を離れて心機一転新居でクラスという方も多いでしょう。
そこで、今回は結婚するときに引っ越しをするという人向けにやることをまとめて紹介して参ります。
やることは本当に多いので、きちんと順序立てて行動していきましょう。
結婚する時の引っ越しのやることリスト!
それでは一つずつ具体的に何をしていったらいいのかを紹介します。
これらをしっかりと理解した上で引っ越しの日程を立てていきましょう。
転入届や転出届の提出する
まず引っ越しの基本であり100%やらないといけない役所手続きの1つに、転入届や転居届の提出があります。
結婚を転機に引っ越すという方は後述する婚姻届の提出も行うことになりますので、必ず役所には立ち寄ることになります。
婚姻届では2人分の印鑑や戸籍抄本や身分証明書が必要で、転入届や転居届の提出には同じく印鑑と身分証明書と転出届を提出するときにもらう事になる転出証明書が必要になるのです。
ちなみに、今まで住んでいたエリアを管轄する役所の管轄エリア内での引っ越しだと転居届の提出が必要になり、転出証明書は不要となります。
役所関連の手続きの中でもこの転入届及び転居届の提出は必須になりますので、引っ越しを何度もすることになる方は必ず覚えておいてください。
ちなみに、この転入届や転出届は新居に住み始めてから14日以内に提出する義務がありますので注意してください。
印鑑登録をする
印鑑登録も管轄する役所から離れるエリアに引っ越しをすると印鑑登録の情報も失効してしまいます。
ただし、役所の管轄エリア内での引っ越しだったとしても結婚して名字が変わってしまうと印鑑登録情報が自動的に失効となるので注意が必要です。
ついつい今まで通り同じエリア内での引っ越しだったから印鑑登録の申請はしない人もいると思いますが、結婚というファクターが加わることで状況が変わってくることを意識してください。
やり方は新住所を管轄する市区町村役場におもむき印鑑登録申請書を受け取って記入し、本人確認書類と登録してもらう印鑑を提出して終了です。
代理人にしてもらうのなら代理人の印鑑や代理人の本人確認書類と委任状が必要になります。
住民票を取得する
住民票は住所変更による手続き全般で何度も使うことになりますので必ず取得してください。
具体的には銀行の名義変更や免許証の住所変更などに使うことになります。
住民票の取得は難しいことがほとんど無く、引っ越し後に管轄となっている役所に赴いて住民票請求用紙に必要事項を記入して申請してください。
何枚か使うことになるので1枚ではなく複数枚用意しておくといいでしょう。
窓口に来た人の本人確認書類は必要になるので、本人確認書類は持ち歩くようにしてください。
婚姻届受理証明書を取得する
こちらは単身での引っ越しではまず用意されない書類の1つです。
婚姻届受理証明書は婚姻届が受理されればすぐにでも取得できる書類であるため、結婚報告を会社にするためにこちらの書類を用意して提出する方が多くなっています。
取得方法は婚姻届を提出した市区町村役場に申請を行うだけととっても簡単なものとなっています。
年金や保険の手続きを行う
こちらは色々と役所でしないといけない手続きの一部で、新住所を管轄する市町村役場を訪れたら転入届の提出とセットで行いたい項目となります。
まず、国民健康保険に加入している方は入籍から14日以内に住所や氏名の変更申請をしなければいけません。
退職して国民健康保険に切り替わるという人は明確な期限はありませんが、できるだけ早めに加入するための申請が必要でしょう。
すでに加入している方は今まで使っていた国民健康保険証と認印を用意してください。
これから加入する人は認印と退職日が明確にわかる書類を持参して手続きをしましょう。
共済年金や厚生年金に加入している人は会社側で手続きをしてくれるので、氏名や住所地変更申請を会社にすぐに出すようにしてください。
国民年金に関する手続きは住所や苗字を変更してから14日以内に、印鑑と年金手帳と健康保険証を持参して手続きを行いましょう。
また、保険に関しては国民健康保険以外にも生命保険など色んな保険がありますので、そちらの手続きはそれぞれの保険会社に連絡して手続きを行ってください。
基本的には印鑑や身分証明書や保険証券があれば対応できます。
今ではインターネットのマイページから変更することも出来る会社が多いので、そちらも利用するといいでしょう。
自動車関係の手続きを行う
住所が変更になったのなら自動車関連の手続きも色々とやらないといけません。
ここでは運転免許証については後述するのでそれ以外のことをまとめます。
車関係でやらなければいけない事は以下のとおりです。
車庫証明の変更手続き・車検証の変更手続き・自動車納税通知書の送付先変更手続き・自動車保険の変更手続き
このように免許証の手続き以外にもやるべき事は色々とありますので、これらも順序立てて対応していきましょう。
車庫証明は最寄りの警察署に『自動車保管場所証明申請書』か『保管場所標章交付申請書』や、『保管場所使用権原疎明書面』か『保管場所使用承諾証明書』を用意して行うことになるので注意してください。
車検証は軽自動車なら軽自動車検査協会に移動し、普通自動車なら運輸支局や自動車検査登録事務所で車検証の原本や『自動車保管場所証明書』を用意して対応しましょう。
運転免許証の氏名や住所を変更する
運転免許証の手続きは警察署か運転免許試験場や更新センターに移動して変更手続きを行ってください。
こちらの変更手続きでも新しい住民票が必要になりますので必ず用意してください。
運転免許証は運転をほとんどしない方でも身分証明書の代わりになりますので、持っておくと便利です。
その他の手続き
それ以外の手続きは色々とありますがその中でも絶対にやるべきなのが、パスポートやマイナンバーカードの住所変更です。
これは必須となる作業なので覚えておきましょう。
あとは銀行の名義変更、クレジットカードの名義変更、携帯電話の住所や名義変更、ネット配信サービスの住所変更、郵便局での転送サービスなど色々と住所や名字が変わることでやることが色々とあります。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は結婚をして引っ越しもする人向けにやるべき事を色々と紹介してきました。
結婚は名字が変わりますので、役所の管轄エリア内での住居変更でもやらなければいけない手続きが多いのです。
とくに引っ越し慣れしている人だと忘れてしまいがちな部分がありますので、名字が変わるということをきちんと理解した上で役所手続きを進めてください。
一部の契約変更手続きはインターネット上でもできるようになっていますので、婚姻届を出して引っ越しが完了した人は次々と変更手続きをこなしていきましょう。
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