引っ越しには色んな作業があるので慌ただしくなり事前準備を怠ってしまうこともありますが、その結果後悔することになってしまうというケースもとっても多いです。
そこで、今回は引っ越しにおける入居前にやっておくべき事をキッチンやトイレやお風呂場など場所の一つ一つに注目しつつ解説します。
以外と入居前チェックなどを含めたやった方が良い子とは多いので、ここでしっかりと確認していってください。
引っ越しで入居前にキッチン周りでやること
引っ越し前の各部屋において最もやるべきことが多いのがキッチンです。
人によって紹介する項目は多少上下しますが、その数は常に一位となるでしょう。
まず絶対にやっておくべき事はコーティング剤を使ってシンクそのものを保護することです。
特に、シンクが人工大理石だと使い続けた結果黄ばんで色が変わるなどのトラブルが発生してしまい真寸土柄、そうなる前にコーティング剤を使って保護してください。
コーティング剤をつけると水がよくはじけるようになって水垢汚れなどの汚れが付きにくくなるので、結果として掃除しやすくなるのも○です。
シンクにコーティング剤を塗ったら、キッチンやコンロの境目などにかならずある樹脂で埋められたコーキング剤を保護しましょう。
このコーティング剤は掃除が行き届いていないとカビが発生してしまう場所でもあるので、マスキングテープをして保護することが推奨されています。
これだけでカビの発生確率はグッと抑えられるのです。
マスキング以外にもこういった隙間をカバーするものが売られているので、そちらを活用するのもいいでしょう。
次は換気扇回りの対応をしてください。
必ずフィルターを設置しましょう。
いわゆる後付けで設置できるカバーするフィルターは換気扇の油汚れや埃の蓄積を防いでくれるので必須アイテムです。
こういった後付けのフィルターを取り付けると換気扇の吸引力がわずかに低下してしまいますが、汚れるスピードがかなり緩やかになるのでつけた方がいいです。
そしてIHやコンロの奥に設置されている排気口にも排気口カバーを取り付けることで汚れ防止に一役買ってくれます。
後は、冷蔵庫を設置する前に専用のマットを用意しておく設置しておくと床の凹みや傷付きを予防できるのでおすすめです。
このようにキッチンでやっておくべき事はとっても多いので、色々と事前準備をしてから作業を開始してください。
特に、コーキング用のマスキングテープはあちこちで使うことになりますので、大量に用意しておくといいでしょう。
引っ越しで入居前にトイレ周りでやること
水回りは引っ越し前に色々とやることがあるのでトイレでもやるべき事はあります。
まず、水回りなのでコーティング剤でコーティングしてください。
コーティング剤の効果も無限ではありますが、現代におけるコーティング剤なら3年は効果が持続するレベルの商品が多いので確実に役立ちます。
また、キッチンでしたときと同じように便器と床の隙間などにあるコーキングをマスキングテープを使って保護するといいでしょう。
これでカビの発生をかなり抑えられるようになります。
あとは、キッチンにある換気扇と同様に後付けのフィルターを設置すればOKです。
引っ越しで入居前にお風呂周りでやること
お風呂でもやることはキッチンの時と大きく変わりません。
ただし、カビが発生しやすい環境にあるのでカビへの対策はより重視する必要があります。
まず、汚れにくくなるためのコーティングをしておきましょう。
これで風呂掃除もかなり楽になるので必須作業です。
また、お風呂場にも多くのコーキングがされているので、カビ防止のためにもマスキングテープを使って保護するようにしてください。
お風呂場のマスキングテープは良く濡れる箇所でもあるので、ボロボロになりやすく交換頻度も多くしておくといいでしょう。
また、カビが発生する確率がとても高いのがお風呂場なので入居前に防カビ剤を使っておくことを推奨します。
効果は2ヶ月程度が多く長持ちはできませんが、それでもカビの発生を防げるのは大きいので使った方がいいです。
そしてお風呂場には良く汚れる排水口といつも曇って機能しなくなる鏡もあります。
なので、排水口にゴミ受けを設置し、鏡には曇り止めをしっかりと塗っておきましょう。
これでお風呂場での準備は万端です。
引っ越しで入居前に洗面台周りでやること
洗面台でもやることはキッチンやお風呂場とほぼ一緒です。
まずは鏡があるので、曇り止めをして置きましょう。
お風呂から上がった後に湯煙が入り込むと簡単に曇ってしまうので、曇り止めは出来るだけしておいた方がいいです。
そして洗面台にもコーキングがありますので、コーキングを保護するためにマスキングテープを使ってカビ防止をしてください。
他に注意すべき事は洗面台は色々と小物が設置されることが多いという点です。
男性の一人暮らしならば洗面台には最小限の物しか置かれていないケースも多々ありますが、女性ではそうはいきません。
なので、それらを設置する前に汚れを防止するためのタオルなどを敷いておくといいでしょう。
たとえば、開けることが出来るタイプの鏡の中身は棚のようになっているので、そこに汚れ防止のタオルを敷いておき、大掃除のタイミングなどで取り替えるといったやり方が推奨されます。
あとは地震対策として、洗濯機に防振効果などがある台を設置し、その上に洗濯機を置けるようにするといった対応も求められます。
そのタイミングで、排水口の位置や洗濯機を設置できる奥行きや幅がどうなっているのかを確認したり、洗濯機ラックなどを使う方はそれらのラックが設置できるスペースがあるのかも確認しておくといいでしょう。
引っ越しで入居前に害虫対策でやること
引っ越し前にあとやって置くべき事は害虫対策です。
これは人が住んでいる状態では出来ない行動も含まれているので必ず実施してください。
まずは燻煙タイプの防虫剤をガッツリ使って撃退してください。
これは人がいる状態だと使いにくいのですが、入居前なら遠慮なく使えます。
あとは、エアコンの排水管が害虫の侵入経路になる確率がかなり高いので、排水管専用の防虫キャップを取り付けて虫が来ないようにしてください。
この2つをやるだけでも害虫対策としてはかなりの効果を発揮してくれます。
新居を綺麗に保ち続けるコツ!
新居を綺麗に保つためのコツは如何にして掃除しやすい環境をキープするかです。
まず、いつでも気になったら掃除が出来るように掃除用具が使いやすい場所に設置することからスタートしてください。
あとは、余計な荷物が出しっぱなしだとそれだけ掃除をするのが困難になり掃除をしたくないという気持ちが湧き出てしまうので、使い終わったら片付けるというスタイルをキープするだけでも綺麗な状態を保ちやすくなります。
あとは、入居前に実行した色んな対策品を定期的に交換してあげることも大切です。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は引っ越しの入居前にやるべき事を場所別にまとめていきました。
キッチンがとにかくやることが多く、虫除けなども含めると忙しい場所なのでやるべき事を忘れないようにしながら挑んでください。
特に、水回りの対策と換気扇の対策は必須となりますので、きちんと対処して汚れにくい状態をキープしましょう。
コメント