引っ越しが必要になったら、心機一転頑張ると気持ちも新たになるのですがその前に大量の手続きが必要になるのでそこで萎えてしまう人もいます。
今回はきちんと整理してやることリストがまとまるように、引っ越しの手続きで忘れてはいけないやることを簡単に紹介していきます。
忘れてはいけない内容ばかりなので、覚えるのが無理という方でもブックマークしていつでも見られるようにしておくといいでしょう。
役所の手続きでやること!
役所でやるべき手続きは非常に多いです。
ただし、同じ市区町村内での引っ越しになると一部の作業が簡略化されることが多くなります。
これが別の役所でお世話になるような引っ越しになると作業量がかなりあるので注意しましょう。
まず、必須となるのが転居届けや転出及び転入届です。
同じ市内に引っ越す人は転居届けが必須となり、別の自治体に引っ越す方は転出届と転入届をしてください。
また、マイナンバーカードの手続きも必要になっているので注意しましょう。
こちらはいわゆる登録情報の更新となっているので、引っ越し後の役所で印鑑や本人確認書類や転出証明書を持って手続きしましょう。
そして子供がいる方は母子手帳とセットで貰える検診補助券の交換手続きを行い、児童手当を貰っている方はそちらの手続きも必要です。
保育園や幼稚園の転園は市区町村によっては役所で行うこともあるので、これは引っ越す前に確認しましょう。
他には車の購入や不動産購入で必要になる実印を新たに作ること、国民健康保険に加入している方は国民健康保険の資格喪失手続きを行った後に転居後に加入手続きをすること、国民年金第1号被保険者の方はそちらの手続きも必要になります。
あとは介護者がいて介護保険をもらっている方も資格喪失手続きを行った後に介護保険被保険者証をもらって転居後に新たに手続きをしてください。
ペットがいる方は登録事項変更届を提出し、必要ならば注射済票も用意しないといけません。
このようにやることは多いので注意しましょう。
公共料金やライフラインの手続きでやること!
引っ越しをするのなら公共料金やライフラインでの手続きも必須です。
それは電気の使用停止及び開始・ガスの使用停止及び開始・水道の使用停止及び開始などのライフラインがまず該当します。
それ以外には、郵便物がきちんと届くようになるための郵便局での住所変更手続きと、固定電話を利用している方なら固定電話の変更手続きも必要でしょう。
請求書の類いもきちんと引っ越し先に届くように、そちらの手続きも行ってください。
電気の使用停止や開始の手続きはまず引っ越し前に使っていた電力会社で手続きを行って利用料金の支払い手続きも行いましょう。
今では電話以外にWebでも手続きが出来ますのでかなり簡単ですが、お金に関しての振込方はWebでは解決できないことがほとんどなので注意してください。
ガスも電気と同じ対応でOKです。
水道は基本的に水道局が対応することになりますが、管轄がありますので引っ越し前に管轄している水道局に連絡して対応してもらい、利用料金は立ち会いのタイミングか後日振り込みで支払いましょう。
保険関係の手続きでやること!
保険関係の手続きも色々とあります。
特に要注意なのが火災保険や地震保険です。
火災保険や地震保険は住居によって手続きの仕方などが変わりますし、状況次第で手続きが長引くこともあるので、引っ越しの1ヶ月前くらいには動いておいた方がいいでしょう。
引っ越し先で火災保険や地震保険に加入しないという人は引っ越し後の対応でもOKです。
火災保険の手続きを先に行ったら、国民健康保険に加入している方は役所で国民健康保険証に関する手続きを行ってください。
会社の健康保険に入っているという方は引っ越し後に勤め先で住所変更を行えばOKです。
車やバイクの手続きでやること!
車やバイクの手続きでやらないといけない事は、駐車場にまつわる契約と自動車保険にまつわる契約です。
まず、月極駐車場を利用している方は引っ越しをする前に管理人と相談して解約する日の調整をしましょう。
引っ越し先でも月極駐車場を使うのなら、そちらの契約も必要になります。
また、バイクの場合は住所変更手続きをして転居前に市区町村役場にナンバープレートの返却が必要になります。
同一市区町村内ならば不要ですが、他県のような違う役所でお世話になるバイク乗りの方は必須の作業です。
また、この手続きで『廃車証明書』をもらう事になりますが、こちらは転居先でも使うのでなくさないようにしてください。
他には車やバイクを持っている人は車庫証明の住所変更も必要になります。
自動車なら住所変更手続きも必要になるので、登録する車を用意して自動車検査証などを用意して陸運局などに行ってください。
子供関係の手続きでやること!
子供がいるという家庭では役所で『検診補助券』の交換だったり児童手当の手続きをまず行ってください。
必要ならば役所で保育園や幼稚園の転園手続きも行いましょう。
中学校や高等学校での転校になると在学証明書や教科書給与証明書などが必要になるので、そちらも用意してもらってください。
この幼稚園・保育園・小学校・中学校・高等学校における引っ越しの手続きは地域や学校によって異なるので、引っ越し前にどのような対応をするべきなのか確認が必須です。
また、学校によっては編入試験が必須な学校もありますので、試験対策も別途行う必要があるでしょう。
これは私立の学校や高等学校でよくあることなので注意してください。
その他の手続きでやること!
手続きではありませんが、絶対に必須となるのがゴミ処理関係です。
特に引っ越しでは大量のゴミが出るのでそのゴミをどのように対処するべきなのかも考えておきましょう。
まず、売れる物は中古ショップを利用して買取りしてもらってください。
そして粗大ゴミとして処分する必要があるものは地方自治体で申し込みを行って処分手続きを進めましょう。
そしてアマゾンなどのネット通販サイトを活用している人は、それらに登録している住所変更を行いましょう。
ここを怠ると買った物が届きません。
また、インターネットに関する手続きも行ってください。
特に、忙しい時期にインターネット回線工事を行うと予約が取れないことが非常に多く、1ヶ月待ちもざらにあるので要注意です。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は引っ越しにまつわる色んな手続きについてまとめました。
今ではインターネットを使ってネット上で情報を更新することも可能となっているので、必要な手続きはネット上でこなせることもかなりあります。
しかし、料金の支払いや役所での手続きなどはネット上でどうにかなる時代は当分来そうにないので、こればかりは自分で動いて対応するようにしましょう。
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