出産祝いを贈るときの熨斗(のし)の書き方やマナーは皆さん、ご存知でしょうか?
「出産」というこんなに喜ばしい出来事をお祝いしたいけど正しい書き方がわからない…。
表書きはどうやって書いたらいいのかわからない…。
そもそも表書きってなんなの…。
ここら辺をしっかり把握せずに出産祝いを渡すとマナー違反になりかねないので、今回は出産祝いの熨斗の正しい書き方や表書きなどについて詳しく見ていきましょう!
記事の後半には「外のし」と「内のし」についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは早速見ていきましょう!
出産祝いののしの書き方
出産祝いを渡す際にいつも頭を悩ませるのが、この熨斗(のし)の存在です…。
あれ?名前は名字だけ?表書きは何?と毎回1人でパタパタしてしまいます(笑)
出産祝いには、蝶結びの水引を使用します!
「何度あっても喜ばしい」という意味が込められており、何度も結び直せる紅白の5本のものを選びましょう。
ちなみに、紅白でも結びきりの水引は、結婚など一度だけで良いお祝いごとに用いられます。
ここがちょっと間違いやすいので、注意が必要です!
とはいえ、今の時代は結婚も一度だけで良いという風潮は古い!
と若者たちに言われてしまいそうですが(笑)
出産と結婚の“何度あっても”というのは、またちょっと意味合いが変わってきますよね。
個人的な意見ですみません…(笑)
表書きの名前の書き方
のしには書き方にもマナーがあります。
蝶結びの水引を選ぶのは分かったけど…
名前・表書きの書き方が分からないケースも多いです。
また、普段から書き慣れているからといって、ボールペンや万年筆で書くこともNGマナーです!
では、実際にどのように書いていくのかをご紹介していきますね!
まずは、名前の書き方ですが、ここでは一人の場合と夫婦連名で書くときの二つを見ていきましょう!
一人の場合
まず、一人の名前を書く時ですが、贈り主の名前はすっきり・はっきり見せるため、名字のみ書くようにしましょう!
もし、家族で同じ名字が多くなってしまう場合は、フルネームで書きましょう!
親戚が多かったりする場合は、同じ名字がたくさん並んでしまいそうなので注意しましょう!
また、字を書く際は筆や筆ペンを使いましょう!
間違ってもボールペンは使ってはいけません!
意外にも万年筆もNGとされているので、しっかり筆や筆ペンで濃く鮮やかに書きましょう。
名前を書くときは、表書きよりもやや小さく書くように心がけるとバランスが綺麗ですよ!
こういう一発勝負みたいな大事な時に緊張して字を間違えたりしがちな私(笑)
普段から筆ペンを使って綺麗に書けるように練習しておくのも良いかもしれませんよね!
文字はその人の性格を現すってよく言いますからね(笑)
夫婦連名の場合
結婚して名字も変わり、冠婚葬祭があるときはもうすっかり夫婦連名が当たり前になりますね。
出産祝いののしを書く際にも夫婦でお祝いを渡す場合は、連名で書くようにしましょう!
その際の書き方ですが、まず夫のフルネームを中央に書きます。
名字ではありませんので気をつけましょう!
その左側に妻の名前のみを書きます。
名字を2回書く必要はないので、ここも間違いやすいポイントの一つですね。
我が家の旦那さんはめちゃめちゃ字が上手で…
私も負けじと頑張ってはいるのですが、こういう大事な場面ではいつもお願いしています。
結婚式の招待状の住所も、毎年の年賀状の住所も(笑)
個人的には、ボールペンなら私の方が上手い自信はあるのですが、筆ペンで書くとなるともう力及ばない…(笑)
何がともあれ、得意な方がやる我が家のスタンス。
マナーを見ている人は意外にも結構いるので、連名で書く際のマナーもしっかり気をつけたいところです。
出産祝いの表書きって何?
次に、出産祝いの表書きについてですが、よく見かけるのは「御出産御祝」でしょう。
ここで気をつけたいのが四文字というもの。
「死文字」を連想させ、縁起が悪いとされています。
「御出産御祝」や「御祝」というのが代表的で、広く受け入れられているのもこの表書きです。
しかし、最近は四文字を気にしない人も多くなり、「御出産祝」や「御誕生祝」というものも、少しずつ浸透してきているのだとか。
また、表書きを書く際ですが薄い墨はNGです!
行書や崩し字もマナー違反なので気をつけましょう!
名前を書くときと同じで、ここでもボールペンや万年筆は使わないようにしてくださいね!
実際に出産祝いを頂いた時に多く見かけるのは、「御出産祝」の方かもしれないです。
「御祝」というのも割りとお目にかかりますが、出産のお祝いなら「出産」の文字を入れた方が、なんとなく良い気がする、個人的に(笑)
それにしても、四文字がNGだったことも今回初めて分かったので今後に役立てたいと思います!
内のし、外のしの違い
のしはのしでも「内」と「外」があることに私自身、多少なりとも驚きました!
ちなみに「内のし」とは…
外側から、包装紙→のし→品物の順のこと。
「外のし」の場合だと…
外側から、のし→包装紙→品物の順のことをいいます。
たとえば、出産祝いを郵送する際は、「内のし」の方が適しているのだとか。
配送中にのしがよれたり、破れないようにする為、また、控えめな表現をしたいときに用いられるようです。
一方、「外のし」が良いとされている場合だと、出産祝いを手渡しで渡す場合です。
出産祝いの贈り物ということのアピールにもなり、のしが傷つかないよう注意して持ち運ぶ為だといいます。
どちらののしを使って出産祝いを贈ればいいのか悩んだ時は、お店の人に遠慮せず聞いてしまいましょう!
なかなか素人判断では難しい場合もありますし、品物によってはどちらののしの方が良いというのももしかしたらあるかもしれませんので、ここは相談して慎重に決めてくださいね!
出産祝いにオススメのプレゼント一覧!
それでは出産祝いには欠かせないプレゼントを紹介していきます!
男の子と女の子別で紹介しているので、どんなプレゼントが喜ばれるのかぜひ参考にしてくださいね!
男の子の出産祝いプレゼント
女の子の出産祝いプレゼント
あまり高価なものを渡してしまうとお返しが大変になってしまうので、渡されても困らないくらいのプレゼントをあげるようにしましょう!
まとめ
たかが、のし。されど、のし。
自分のマナーが試されるのしの書き方。
出産祝いや冠婚葬祭の時など、覚えておくととても便利な情報ばかりでしたよね!
私自身も、年内に友達の出産を控えているので、今回のことを頭に入れ、正しくのしを書きたいと思います!
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